MAZDA MODEL CARROL 2013 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)

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必読! 安全なドライブのために
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植込み型心臓ペースメーカーなどをご使用の方へ
64L20162
植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)を使用している方
は、アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュボタンスタートシステ
ム装備車の各発信機(下図参照)から約 22 cm 以内の範囲に、植込み型心臓
ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)が近づかないようにしてくださ
い。電波が植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)の作動
に影響をあたえるおそれがあります。
植込み型心臓ペースメーカーおよび植込み型除細動器(ICD)以外の医療用電気
機器を使用している方は、アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュ
ボタンスタートシステム装備車の電波が医療用電気機器の作動に影響をあたえる
場合があるため、医療用電気機器製造業者などへ影響を確認してください。
詳しくは、マツダ販売店にお問い合わせください。
(1) 前席ドア車外発信機 (※イラストは運転席ドア側) (3) 荷室発信機
(2) 車室内発信機 (4) バックドア車外発信機
アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュボタンスタートシステム装備車
(2)
(1)(3)
(4)
000- 取扱説明書 .book 27 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
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不正改造はしない
64L20170
部品の取り付け、取り外し、
修理をするときは
アクセサリーの取り付けに気
をつけて
80J069
この車に適さない部品を取り付けた
り、自己流のエンジン調整や配線を
したりしないでください。思いがけ
ない火災や事故を起こしたり、不正
改造になったりすることがありま
す。
無線機、オーディオ、ETC車載器
などの電気製品の取り付け、取り外
しをするときは、マツダ販売店にご
相談ください。また、バッテリー端
子から電気製品の電源をとったり、
アース線を直接つなげたりしないで
ください。電子部品のはたらきをさ
またげたり、火災、故障、バッテ
リーあがりなどを起こしたりするお
それがあります。
ホイール、ホイールナットは指定の
マツダ純正品以外を使用しないでく
ださい。走行中にナットがゆるんで
ホイールが外れるなど、思わぬ事故
につながるおそれがあります。ま
た、燃費や走行安定性が悪化した
り、故障の原因となったりします。
SRS エアバッグ、シートベルトプリ
テンショナーは、その機能に影響を
あたえる部品に手を加えると、思い
がけないときに作動したり、必要な
ときに正常に作動しなかったりする
ことがあります。
次のような場合は、システムに悪影
響をおよぼします。事前にマツダ販
売店にご相談ください。
ハンドルの取り外し、ハンドルま
わりの修理など
インパネまわり、センターコンソー
ル付近の修理および電気配線の修

オーディオ用品などの取り付け
ダッシュボード周辺の板金塗装お
よび修理
前席シートの交換およびシートま
わりの修理
センターピラーまわりの修理
000- 取扱説明書 .book 28 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
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飲み物などをこぼしたときは
エンジンオイルを交換すると
きは
■ 定期的に交換する
標準的な使用方法では、エンジンオイ
ルは 10,000 km ごと、または 6か月
ごとのどちらか早い方で交換し、エン
ジンオイルフィルターは 10,000 km
ごとに交換してください。
厳しい条件(シビアコンディショ
ン)で使用した場合は、標準的な場
合より早めの交換が必要です。
→ メンテナンスノート
64L20190
窓ガラスにアクセサリーを取り付け
ないでください。アクセサリーや吸
盤が視界をさまたげたり、吸盤がレ
ンズのはたらきをして火災を起こし
たりするおそれがあります。また、
SRSエアバッグが作動したときに、
アクセサリーが飛んでけがのおそれ
があります。
車内に水などをかけたり、飲み物な
どをこぼしたりしないでください。
次のような部品が故障したり、火災
の原因になったりするおそれがあり
ます。万一、飲み物などをこぼした
場合は、すみやかにマツダ販売店で
点検を受けてください。
SRSエアバッグシステム
ナビゲーションまたはオーディオ
スイッチ、配線などの電気部品
セレクトレバー、シートベルト
バックルなどの可動部分
交換時期を守ってください。劣化し
たオイルや目詰まりしたフィルター
は、エンジン故障や異音の原因とな
ります。交換については、マツダ販
売店へお申し付けください。
000- 取扱説明書 .book 29 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
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■ エンジンオイルの規格/粘度
使用するエンジンオイルにより燃費な
どの性能は左右されるため、次の表 1、
表 2 をそれぞれ満たすオイルを使用し
てください。オイルは、マツダ純正オイ
ルのご使用をおすすめします。
→ 8-1ページ(サービスデータ)
※1 API 規格とは、アメリカ石油協会が定めた規格でエンジンオイルの
品質グレードを表しています。
※2 ILSAC 規格とは、国際潤滑油標準 化認証委員会が定めた自動車用エ
ンジンオイルの規格で、API 規格
をベースに省燃費・耐久性などの
性能がさらに優れたオイルである
ことを示します。
※3 SAE 粘度とは、潤滑油の粘度を定 めた規格です。
左側の数字 (W の付く数字 ) は低温
時の粘度を意味し、この数字が小
さいほど寒さに強くエンジンの始
動性が良いことを示します。右側
の数字は高温時の粘度を意味し、
この数字が大きいほど熱に強く、
エンジンの保護性能に優れていま
す。 → 3-78ページ
(エコドライブインジケーター)
→ 3-60ページ (エコドライブアシスト照明)
→ 4-37ページ(エコ運転表示機能)
タイヤの空気圧を適正に
タイヤの空気圧が低いとガソリンを
多く消費します。適正な空気圧にし
てください。
この車の指定空気圧は、運転席ドア
の開口部に貼付してある「 空気圧ラ
ベル 」(1)で 確 認 の う え、調 整 し
てください。
64L20010
規格 全車共通
SAE粘度 (※3) 0W-20
表1
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表2
0W-20 は新車時に充填されている燃
費性能に優れたオイルです。
エコドライブをしましょう
(1)
000- 取扱説明書 .book 30 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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必読! 安全なドライブのために
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不要な荷物は積まない
燃費が悪化したりタイヤが早く摩耗し
たりするなど、車に悪影響があります。
暖機運転は適切に
次のような場合は、数十秒から数分程
度の暖機運転を行なってから、走行を
開始してください。
長期間お車を使用しなかったとき
寒冷地などで極低温(- 10 ℃以下を
目安)にあるとき
上記以外の場合はエコドライブのた
め、エンジンを始動したらすみやかに
走行を開始してください。
急発進、急加速、急ブレーキ
など「急」のつく運転はしない
80J259
空ぶかしをしない
80J064
燃料を消費するだけで、何の効果もあ
りません。
車速に応じたギヤで走行する
低速ギヤを使って高いエンジン回転で
走行すると燃費が悪くなります。走行
速度に応じた正しいギヤをお使いくだ
さい。
エンジン始動直後は暖まっていない
ので、空ぶかしや急発進、急加速を
すると、エンジン故障の原因となり
ます。
状況によって異なりますが、一般的
に暖機運転によって、5 分間で 160
mL程度の燃料を消費するといわれて
います。
000- 取扱説明書 .book 31 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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3. 運転する前に
● ドアの開閉
キー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-2
ドア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-4
キーレスエントリー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-8
携帯リモコン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-11
● 警報装置
セキュリティアラーム(警報装置) ・・・・・・・・・・・3-16
● ウインドーの開閉
パワーウインドー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-19
● 各部の調節
ルームミラー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-23
ドアミラー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-23
● シートの調節
前席シート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-26
後席シート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-30
● シートベルト
シートベルトについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-36
シートベルトの着用のしかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-39
シートベルトの取扱いとお手入れ ・・・・・・・・・・・・・ 3-40
シートベルトプリテンショナー(前席のみ) ・・・ 3-41
シートベルトの衝撃低減機構(前席のみ) ・・・・・ 3-42
お子さま用シートのシートベルトによる固定 ・・・ 3-43
お子さま用シートの選択について ・・・・・・・・・・・・・ 3-44
000- 取扱説明書 .book 0 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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3
運転する前に
3-1
● SRSエアバッグ
SRSエアバッグ車を運転するときは ・・・・・・・・・・・3-50
SRSエアバッグシステムの取扱い ・・・・・・・・・・・・・ 3-52
SRSエアバッグシステムの作動 ・・・・・・・・・・・・・・・ 3-54
SRSエアバッグ警告灯 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-57
廃棄と廃車 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-58
イベントデータレコーダー(EDR)とは ・・・・・・・・ 3-58
● メーター
メーターの見かた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-59
マルチインフォメーションディスプレイ ・・・・・・・ 3-64
警告灯・表示灯の見かた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-68
● スイッチの使いかた
ライトスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3-78
光軸調整ダイヤル ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-80
方向指示器スイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-81
非常点滅表示灯スイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-81
ワイパー/ウォッシャースイッチ ・・・・・・・・・・・・・ 3-82
ホーンスイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-83
リヤデフォッガースイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3-84
安全運転が第一
お車に装備されているシートベルト、SRSエアバッグ
システム、ABS(アンチロックブレーキシステム)
などの安全装備も、乗員の安全確保には限界がありま
す。法定速度を厳守するとともに、スピードを控えめ
にして安全運転に心がけてください。
000- 取扱説明書 .book 1 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/ドアの開閉
3-2
3
キーを紛失したり、車内に閉じ込めたり
しないように注意してください。
アドバンストキーレスエント
リー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム非装備車
キーが2本ついています。
キーは、エンジンの始動・停止のほか
に、ドアの施錠・解錠に使用します。
64L30010
リモコンキーを航空機内へ持ち込む場
合は、機内で操作ボタンを押さないで
ください。また、バッグなどに入れる
ときは、簡単に操作ボタンが押されな
いように収納してください。操作ボタ
ンが押されると、電波が発信され、航
空機の運航に支障をきたすおそれがあ
ります。
※リモコンキーは、航空機内での使用が制限される電子機器に該当しま
す。
盗難などを防ぐため、キーを紛失し
たときは、すみやかにマツダ販売店
にご相談ください。
キーのご購入については、マツダ販
売店にご相談ください。
ドアの開閉
キー
キーホルダーのアクセサリーなどは必
要最小限にしてください。アクセサ
リーを多数付けたり、重いものを付け
たりすると、走行中の振動などでエン
ジンスイッチに差したキーがまわるお
それがあります。
また、大きなアクセサリーを付けてい
ると、ひざや手などが当たってキーを
まわしてしまうおそれがあります。
→ 4-2 ページ(エンジンスイッチの 各位置のはたらき)
000- 取扱説明書 .book 2 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/ドアの開閉
3-3
3
アドバンストキーレスエント
リー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム装備車
キーはドアの施錠・解錠に使えます
が、エンジンの始動・停止には使えま
せん。エンジンの始動・停止には携帯
リモコンをご使用ください。
→ 4-8ページ(エンジンのかけかた)
携帯リモコン(1)が 2 個、リモコンに格納可能なキー(2)が 2 本付いて
います。
→ 3-11ページ(携帯リモコン)
70K006
リモコンに格納されているキー(2)
は、ロック解除レバー(4)を 方向
に引きながら取り出します。
82K283
キーナンバープレート
キーナンバープレート(2)には、キー
作成時に必要なキーナンバー(1)が打
刻されています。
80J1008
(3) 作動表示灯
(5) 適合証明マーク
(2) (1)
(3)
(2)(5)
(4)
携帯リモコンには、キーを格納してく
ださい。リモコンの電池が消耗してい
るときや故障したときなどに、ドアの
施錠・解錠ができなくなるおそれがあ ります。
お客様以外の方にキーナンバーを知
られないよう、キーナンバープレー
トは車両以外の場所に、大切に保管
してください。万一、キーを紛失し
たときは、マツダ販売店にキーナン
バーを伝えてご相談ください。
お車をおゆずりになるときは、次に
所有される方のために、キーナン
バープレートをお車のキーとともに
お渡しください。
(1)
(2)
000- 取扱説明書 .book 3 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/ドアの開閉
3-4
3
キー操作による車外からの
施錠・解錠
→ 3-8ページ(キーレスエントリー)
→ 3-11ページ(携帯リモコン)
■ 運転席ドア
キーを差し込んで車の前方向にまわすと
施錠、後ろ方向にまわすと解錠できま す。
64L30031
■ バックドア
運転席ドアにキーを差し込んで、車の前
方向にまわすと施錠、後ろ方向にまわすと解錠できます。
バックドアを開けるときは、解錠後、
ドアハンドル(1)を手前に引きなが
らドアを持ち上げます。
ドアを閉めるときは、シートベルト
や荷物などをはさまないようにして
ください。半ドア状態になって、走行
中にドアが開くおそれがあります。
エンジンをかけた状態で、バックド
アを開けたままにしないでくださ
い。排気ガスが車内に侵入して、一
酸化炭素中毒のおそれがあります。
火災や盗難などの事故防止のため、
車から離れるときは、エンジンを止
めドアを施錠してください。
ドアの開閉は、お子さまではなく大
人 が 行 な い、手、足、頭 な ど を は さ
まないように気をつけてください。
ドアを開けるときは、後ろからの車
に注意してください。とくに風が強
い日は注意してください。
バックドアを開けるときは、完全に
開けてください。開けかたが不十分
な場合、思わぬときに閉まって、け
がのおそれがあります。
エンジンがかかっているときは、排
気管の真後ろでバックドアを開閉し
ないでください。やけどなどのおそ
れがあります。
セキュリティアラームのセット状態お
よびドアの開けかたによっては、警報
が作動する場合があります。
→ 3-16ページ (セキュリティアラーム)
ドア
Ē
í
000- 取扱説明書 .book 4 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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