MAZDA MODEL SCRUM VAN / WAGON 2018 取扱説明書 (スクラムバン/ワゴン) (in Japanese)

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運転する前に/シートの調節
3-53
3
一体式シートの格納のしかた
後席シートを格納すると、荷室が広く使
えます。
■ 格納のしかた
格納のさまたげにならないよう、前
席を前方へ動かします。
→ 3-45ページ(前席シート)
※ ラバー仕様などの厚手のフロアマット
を後席足元に敷いていると、シート格
納のさまたげになる場合があります。
格納前にフロアマットを荷室に収納す
るか、次の から までの手順を
行なってください。後席の右側床下にあるふた(1)を
外します。
レバー(2)を車の後ろ方向へ押
しながら、ふたを手前に引きます。
64P0069
外したふたを取り付けるときは、
つめ(3)を車体の凹部(4)にあ
わせてから、ふたを押し付けます。
64P0070
倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ
ないでください。ブレーキや加速、衝
突のときなどに、投げ出されてけがの
おそれがあります。
シートを動かすときは、手足をはさん
だり、身体に当てたりしないように気
をつけてください。
格納前に、シートの下にものが落ちて
いないか確認してください。
タイプ別装備
1
23
2
(2)
(1)
(3)
(4)
000-取扱説明書.book 53 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転する前に/シートの調節
3-54
3
フロアマット(5)を後席の右側床
下に収納します。
64P30680
シートベルトのバックル(6)を次
の図のようにします。
64P30690
シート左側にあるストラップ(7)
を引き上げ、そのまま背もたれを前
方へ倒します。
64P30700
シート裏側にあるロック解除レバー
(8)を引き上げ、シートのロック
を解除します。
64P30710
シート全体を両手でささえて、前方
へ約180度回転させます。
64P1004
お車のタイプやフロアマットの形状に
より、この場所には入らない場合があ
ります。
バックルは上図のようにしてくださ
い。
シートを動かすときに破損するおそれ
があります。
3
(5)
4
(6)
5
(7)
6
(8)
7
000-取扱説明書.book 54 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転する前に/シートの調節
3-55
3
ロック解除レバー(9)を押し下げ
て、リヤシートロック(10)を前
方へ倒します。
64P1019
シート裏のロック部品(11)に指な
どを入れないでください。けがのお
それがあります。
荷物の固定などに、シート裏のロッ
ク部品やシート固定用フック(12)
を使用しないでください。また、
ロック部品やフックに砂などの異物
を付着させないでください。ロック
部品が損傷したりフックが曲がった
りして、シートが固定できなくなる
おそれがあります。
リヤシートロックの上に荷物を載せた
り、足で踏んだりしないでください。
リヤシートロックが損傷するおそれが
あります。
8
(9)
(12)
(10)
(11)
シートを格納するときは、下図のよう
に手を添え、背もたれ(13)を開か
ないようにすると、床との当たりなく
格納しやすくなります。
64P1006
(13)
000-取扱説明書.book 55 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転する前に/シートの調節
3-56
3
■ もとにもどすときは
3-53 ページの「格納のしかた」と逆の
手順で行ないます。
シートをもとにもどしたとき、リヤ
シートロック(1)のインジケー
ター(2)が赤色のときはシートが
固定されていません。
シートをもどす手順をはじめからや
り直してください。
64P1020
シートをもどす前に次のことを確認
してください。シートが適切に固定
できなくなり、けがにつながるおそ
れがあります。
・シートをもどす場所に、ものが落
ちていないか確認してください。
また、荷室床のシート固定用フッ
クに砂などの異物が付着していた
ら取り除いてください。そのまま
シートをもどすと、フックやシー
ト裏のロック部品が損傷するおそ
れがあります。
(2)
(1)
シートをもどしたあとは、背もたれを
ゆすったり、座面を押したりして、
シートが確実に固定されているか確
認してください。固定が不確実な場
合、走行中に突然シートのロックが外
れ、思わぬけがのおそれがあります。
シートをもとにもどすときは、シート
固定用フック周辺に荷物を置かないで
ください。
000-取扱説明書.book 56 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転する前に/シートの調節
3-57
3
長い荷物を積むとき
(助手席シート)
後席シートの格納のあとに、助手席の背
もたれを前方へ倒すと、より長い荷物が
積めます。
→ 3-49ページ
(分離式シートの格納のしかた)
→ 3-53ページ
(一体式シートの格納のしかた)
■ 背もたれの前方への倒しかた
スライドレバー(1)を引き上げ、
助手席シートを後方へいっぱいまで
スライドさせます。また、ヘッドレ
ストを一番低い位置に調節します。
→ 3-46ページ(ヘッドレストの高
さ調節と 取り外し・取り付け)
64P30200
前図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。
リクライニングレバー(2)を引き
上げ、背もたれを前方へいっぱいま
で倒します。
64P30210
■ もとにもどすときは
「背もたれの前方への倒しかた」と逆の
手順で行ないます。
背もたれを前後にゆすって、確実に固
定されているか確認してください。
前方へ倒した背もたれの上に、人を
乗せないでください。ブレーキや加
速、衝突のときなどに投げ出されて
けがのおそれがあります。また、シー
トが破損する原因となります。
背もたれを前方へ倒したときは、荷
物を確実に固定してください。ブ
レーキや加速、衝突のときなどに、
荷物が飛び出して身体に当たるおそ
れがあります。
1
(1)
手順 を行なわずに背もたれを前方
へ倒すと、助手席前方にある装備の操
作ができなくなる場合があります。
2
(2)
1
000-取扱説明書.book 57 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転する前に/シートの調節
3-58
3
フルフラットシート
前席と後席の背もたれを後方へ倒すと、
室内に連続的な空間が作れます。
■ フルフラットにするときは
前席のアームレスト(1)を持ち上
げ収納します。
前席のヘッドレスト(2)を外し、
前席を前方へいっぱいまでスライド
させます。
64P30600
スライド機構付後席の場合、後席を
後方へいっぱいまでスライドさせま
す。
後席の背もたれを、後方へいっぱい
まで倒します。
スライド機構付後席の場合、後席
の背もたれをお好みの角度に調節
してください。
64P30610
フルフラットにしたシートに、人や荷
物を乗せて走行しないでください。
ブレーキや加速、衝突のときなどに、
投げ出されたり、荷物が身体に当たっ
たりして重大な傷害を受けるおそれが
あります。
フルフラットにしたシートの上を歩
きまわらないでください。シートか
ら足を踏み外すと、けがのおそれが
あります。
シートをもとにもどしたときは、クッ
ションや背もたれをゆすって、しっ
かりと固定されているか確認してく
ださい。シート自体の固定が不確実
な場合、走行中に突然シートが動い
たり背もたれが前方へ倒れたりして、
思わぬけがをするおそれがあります。
シートに強い衝撃をあたえないでくだ
さい。シートが損傷することがありま
す。
タイプ別装備1
2
(2)
(1)
3
4
000-取扱説明書.book 58 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転する前に/シートベルト
3-59
3
前席の背もたれを、後方へいっぱい
まで倒します。
64P30620
後席に当たるまで、前席を後方へス
ライドさせます。
64P30630
もとにもどすとき
「フルフラットにするときは」と逆の手
順で操作します。正しい姿勢でシートにすわり、正しく
シートベルトを着用しないと、シートベ
ルトが本来の効果を発揮できません。
シートベルトは、2-12ページの「シート
ベルトは正しく着用」を参照のうえ、正
しく着用するとともに、同乗者がいる場
合は、安全のため全員着用しましょう。
お子さまもシートベルトを
着用
→ 2-5ページ
(お子さまを乗せるときは)
80J028
5
6
お子さまをシートベルトで遊ばせない
でください。ベルトを身体に巻きつけ
るなどして遊んでいるときに、窒息な
ど重大な傷害を受けるおそれがありま
す。万一の場合はハサミでベルトを切
断してください。
シートベルト
シートベルトについて
000-取扱説明書.book 59 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転する前に/シートベルト
3-60
3
妊娠中や疾患のある方は
80J075
シートベルト警告ブザー
運転席のシートベルト着用忘れを防止す
るためのブザーです。
エンジンをかけて走行を開始してか
ら、最初に車速が約 15 km/h 以上に
なったときに運転者がシートベルトを
着用していないと、メーター内のシー
トベルト警告灯が点灯から点滅に切り
替わるとともに、シートベルト警告ブ
ザーが断続的に鳴ります。
→ 3-96ページ
(シートベルト警告灯)
シートベルトの長さ調節
シートベルトは、長さ調節が必要ありま
せん。身体の動きにあわせてベルトが伸
縮し、強い衝撃を受けたときは自動的に
ベルトがロックされて身体を固定しま
す。
妊娠中の方、疾患がある方もシート
ベルトを着用してください。ただし、
衝突のときに局部的に強く圧迫され
るおそれがありますので、医師に相
談して注意事項を確認してください。
妊娠中の方は、腰ベルトを腹部を避
けて腰部のできるだけ低い位置にか
けます。肩ベルトは、首と肩先の中
央から腹部を避けて胸部にかかるよ
うに着用してください。
腹部を避けて
胸部にかける
腹部を避けて
腰部の低い位
置にかける
運転者がベルトを着用すると、警告
灯は消灯します。また、警告ブザー
が鳴っているときは、ブザーも止ま
ります。
警告ブザーは運転者がベルトを着用
しなくても、約95 秒間鳴り続けたあ
とに止まります。ただし、警告灯は
点滅から点灯に切り替わったまま、
エンジンスイッチを または
(OFF)にするまで消灯しま
せん。
ACC
LOCK
000-取扱説明書.book 60 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転する前に/シートベルト
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3
肩ベルトの高さ調節(前席のみ)
身体の大きさにあわせて、ショルダーア
ンカー(2)の高さ調節ができます。
上に調節するときは、アンカーをその
まま適切な位置まで持ち上げます。
下に調節するときは、ロックレバー
(1)を引いたままアンカーを下げ、
適切な位置でレバーを離します。
調節後は、アンカーを下に引いて固定
されているか確認します。
65P30410
■ 着用のしかた
タングプレート(1)とシートベル
トをつかみ、ベルトをゆっくりと引
き出します。
ベルトのねじれを取ります。
80J1147
タイプ別装備
(1)
(2)
ベルトがロックされていて引き出せな
いときは、いったんゆるめてから再度
引き出します。それでも引き出せない
場合は、一度ベルトを強く引いてから
ゆるめ、再度ゆっくりと引き出してく
ださい。
シートベルトの着用のしかた
1
(1)
ゆっくり引き出す
ねじれのないこ
とを確認する
000-取扱説明書.book 61 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転する前に/シートベルト
3-62
3
タングプレート(1)をバックル(2)
の差し込み口にまっすぐになるよう
にあわせて、カチッという音がする
までしっかりと差し込みます。
74P30740
腰ベルトを、腰のできるだけ低い位
置にかけます。
肩ベルトを、首と肩先の中央にかけ
ます。
ベルトがねじれていないことを確認
し、たるみを取り除きます。
■ 外すときは
バックルのボタン(3)を押します。
シートベルトが自動的に巻きもどされま
すので、ベルトやタングプレートに手を
添え、ゆっくりともどしてください。
80J1328
シートベルトを正しく着用する
70K40011
2
(1)
(2)
3
4
5
(3)
ベルトがねじれていると、ベルトを外
したときに巻き取られないことがあり
ます。ベルトにたるみがなく巻きもど
されていることを確認してください。
シートベルトにねじれやたるみがあ
ると、衝撃を受けたときに局部的に
圧迫されるおそれがあります。
ベルトが腹部にかかっていると、衝
撃を受けたときに強く圧迫されるお
それがあります。
ベルトが肩にしっかりとかかってい
ないと、衝撃を受けたときに前に投
げ出されるおそれがあります。
アームレスト(タイプ別装備)にベ
ルトがかかっていると、シートベル
トが本来の効果を発揮できません。
ベルトは、アームレストの下を通し
てください。
000-取扱説明書.book 62 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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