MAZDA MODEL CARROL 2015 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)
MODEL CARROL 2015
MAZDA
MAZDA
https://www.carmanualsonline.info/img/28/13951/w960_13951-0.png
MAZDA MODEL CARROL 2015 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)
Trending: airbag, fuses, ABS, isofix, lock, door lock, 4WD
Page 191 of 324
運転するときは/運転支援機能
4-43
4
・レーダー検知範囲内に前方車両の一部分しかないとき
72M20406
次のような前方車両および障害物は
レーダーが検知できない場合がありま
す。
・標識や街灯などポール状の障害物
・ガードレールなど高さの低い障害物
・小さい障害物
・著しく汚れている車両
・ガラス面の大きな車両
・レーダーが検知しにくい黒系色の車両および障害物
・レーダーが透過する網目の大きい フェンスやガラス
・リフレクター(反射板)がない車両
・荷台の低いトラック、極端に車高の 低い車両や車高の高い車両
・キャリアカーなど、特殊な形状をし た車両
72M20407
■ こんな場合にも作動すること があります
次のようなときはレーダーが前方車両
および障害物と判断して誤発進抑制機
能が作動する場合があります。
・路上に金属物、看板、段差、落下物
または突起物などがあるとき
72M20408
・駐車場ゲートや遮断機のバーが上がりきるまえのとき
72M20415
・キャリアカーに積載するとき
72M20416
例
例
>h©c
%îW
ÒëÊÅùÜÊÛп
例
000.book 43 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
Page 192 of 324
4
運転するときは/運転支援機能
4-44
・ビニールカーテンなどをくぐって通過するとき
72M20413
・スピードブレーカーが設置してある道や、河川敷などの悪路を走行する
とき
・生い茂った草むらなどの悪路を走行 するとき
■ 踏切内などで作動した場合は
誤発進抑制機能が遮断機を障害物と判断
して、踏切内に閉じ込められた場合は、
次のいずれかの操作を行ない踏切内から
脱出してください。
アクセルペダルを5秒以上踏み続ける
ハンドルを大きくまわす
いったんアクセルペダルを離し、再度
すばやく踏み込む
RBS OFFスイッチを長押しする
→ 4-45ページ (レーダーブレーキサ
ポート(RBS)OFFスイッチ)
例
遮断機が下がる直前に無理に踏切内に
進入しないでください。踏切内でRBS
や誤発進抑制機能が作動して、思わぬ
事故につながるおそれがあります。
→ 7-32 ページ(踏切内で動けなく なったときは)
000.book 44 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
Page 193 of 324
運転するときは/運転支援機能
4-45
4
レーダーブレーキサポート
(RBS)OFFスイッチ
RBS および誤発進抑制機能を停止状態
(OFF)にできます。
機能を停止させるときは、メーター内
の RBS OFF 表示灯(2)が点灯するま
で RBS OFF スイッチ(1)を長押しし
ます。
機能を復帰させるときは、もう一度
RBS OFF スイッチ(1)を長押しして
RBS OFF表示灯(2)を消灯させます。
手動でエンジンを停止するたびに機能
は復帰し、RBS OFF 表示灯は消灯し
ます。
RBS OFFスイッチを押すたびにブザー が “ ピッ” と鳴り、作動が切り替わっ
たことをお知らせします。
74P40220
メーター内の RBS OFF 表示灯は RBS
および誤発進抑制機能が停止している
ことをお知らせするだけではなく、次
のような場合に点灯します。
・機能が正常な場合、エンジンスイッ チを にしたときに約3秒間点灯
したあと消灯します。 ・エンジンスイッチが のときに
RBSおよび誤発進抑制機能に異常が
ある場合やレーダーがフロントガラ
スの汚れを検知するなど、一時的に
RBSおよび誤発進抑制機能が作動し
ない場合に点灯します。
→ 3-78 ページ(レーダーブレーキ サポート(RBS) OFF表示灯)
74P40230
(2)
(1)
ON
次のようなときは、RBS および誤発
進抑制機能が作動するおそれがある
ため、RBS OFF スイッチを操作して
停止させてください。
・テスターなどで車両点検を行なうとき
・けん引されるとき
・生い茂った草むらなどの悪路を走 行するとき
RBS OFFスイッチを操作しても、
DSC&TCS を 作 動 停 止(OFF)に す
ることはできません。
ON
t¶½‚è
000.book 45 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
Page 194 of 324
4
運転するときは/運転支援機能
4-46
■ レーザーレーダー
レーザーレーダー(1)は精密部品で
す。ルームミラー付近に設置され、次の
機能で使用しています。
レーダーブレーキサポート(RBS)
誤発進抑制機能
74P40240
レーダーを正しく作動させるため
に、次のことをお守りください。取
扱いを誤ると、前方車両や障害物を
正しく検知できなくなり、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
・レーダー前方のフロントガラスをきれいに保ち、ステッカーなどを
貼らない(透明なものを含む)
・レーダー本体、およびその周辺部 に強い衝撃や力を加えない
・レーダーを取り外したり、分解し たりしない
・フロントワイパー本体やブレード
を交換するときは、指定のものを
使用する(詳しくは、マツダ販売
店にお問い合わせください)
(1)
レーダー付近のフロントガラスにひ
び割れなどの傷がある状態で走行す
ると、レーダーが前方車両や障害物
を正しく検知できなくなり、思わぬ
事故につながるおそれがあります。
RBS OFF スイッチを操作して、
RBS および誤発進抑制機能を停止さ
せ、マツダ販売店で点検を受けてく
ださい。
エンジンスイッチが のときに
レーダーから 10 cm 以内の距離で、
拡大鏡、対物レンズなど拡大機能があ
る光学機器を使用して、照射部をのぞ
き込まないでください。レーダーから
照射される赤外線で目を傷めるおそれ
があります。
ON
000.book 46 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
Page 195 of 324
運転するときは/運転支援機能
4-47
4
■ ガラス汚れを検知したときは
レーザーレーダーがフロントガラスの汚
れを検知した場合は、レーダーブレーキ
サポート(RBS)および誤発進抑制機能
を停止させるとともに、メーター内の
RBS OFF 表示灯およびブレーキシステ
ム警告灯(オレンジ色)が点灯します。
次の手順で対処してください。安全な場所に停車し、エンジンス
イッチを (OFF)にします。
レーダー前方のフロントガラスをき
れいにします。
エンジンスイッチを にします。
RBS OFF 表示灯およびブレーキシ
ステム警告灯(オレンジ色)の消灯
を確認します。
RBS OFF 表示灯およびブレーキ
システム警告灯(オレンジ色)が
消灯しないときは、ガラスの汚れ
以外の異常が考えられます。マツ
ダ販売店にご連絡ください。
74P40250
1LOCK
2
3ON
4
このレーダーは、日本工業規格 JIS C
6802「レーザー製品の放射安全基準」 におけるレーザー等級1M製品です。
72M20424
最大平均出力:45mW
パルス幅:33ns
波長:905nm
発散角(水平 × 垂直):28°× 12°
レーザー等級ラベル
レーザーレーダー放射線データ
000.book 47 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
Page 196 of 324
4
運転するときは/アイドリングストップシステム
4-48
アイドリングストップシステムは、信号
待ちなどの一時的な停車時および停車前
の減速時に、自動的にエンジンを停止・
再始動させるシステムです。排出ガスの
低減、燃費向上、エンジン騒音低下に役
立ちます。
本システムは一定の条件のもとで、一
時的にエンジンを停止させるもので
す。長時間停車するときや車から離れ
るときは、パーキングブレーキをしっ
かりとかけ、エンジンスイッチを操作
してエンジンを停止してください。
→ 4-12ページ(エンジンを止めるときは)
一定の条件をみたすと停車前の減速時
(約 13 km/h 以下)に自動停止しま
す。ただし、システムの機能確認が終
了するまでは、減速時に自動停止しま
せん。
アイドリングストップシステム
アイドリングストップシステム
タイプ別装備
アイドリングストップシステムによ
るエンジンの自動停止中は、車外に
出ないでください。思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
・ブレーキペダルを踏んでいても運
転席シートベルトを外す、または
運転席ドアを開くとエンジンが再
始動し、アイドリングストップシ
ステムによるエンジン自動停止中
であったことをお知らせします。
72M2042
アイドリングストップシステムによ
るエンジンの自動停止後、自動で再
始動しない場合は、エンジンスイッ
チを操作してエンジンを始動してく
ださい。エンジンが再始動しない状
態で車を動かすと、ハンドルをまわ
すときやブレーキペダルを踏むとき
に強い力が必要となって、思わぬ事
故を起こすおそれがあります。
000.book 48 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
Page 197 of 324
運転するときは/アイドリングストップシステム
4-49
4
エンジンの自動停止・再始動
のしかた
走行中に、エンジンが自動停止可能
な状態(スタンバイ条件)になると、
メーター内のアイドリングストップ
表示灯(緑色)が点灯します。
→ 3-77ページ (アイドリングストップ表示灯)
→ 4-52ページ(スタンバイ条件)
74P40260
セレクトレバーが のままブレー
キペダルを踏んで減速すると、停車
前(約 13 km/h 以下)にエンジン
が自動停止します。このとき、アイ
ドリングストップ表示灯(緑色)は
点灯したままです。
アイドリングストップ表示灯(緑
色)が点灯した状態でブレーキペ
ダルを踏んで減速しても、エンジ
ン自動停止の条件をすべてみたさ
ないと、エンジンが自動停止しま
せん。
→ 4-53ページ (エンジン自動停止の条件)
自動停止中に安全確保のため、室
内ブザーが鳴ってエンスト状態に
させたり、エンジンを再始動させ
たりする場合があります。
→ 4-51ページ(エンジン自動停止中はこん
なことに気をつけて)
74P40270
本システム装備車は、高性能なアイド
リングストップシステム装備車専用の
鉛バッテリーを使用していますので、
次のことをお守りください。守らない
と本システムが正常に作動しなくなっ
たり、バッテリーの寿命が短くなった
りするおそれがあります。
バッテリーを交換するときは、指定
のバッテリーを使用する(指定外の
ものを使用しない) → 7-19 ページ(鉛バッテリーを 交換するときは)
→ 8-2ページ(サービスデータ)
バッテリー端子から電気製品の電源
をとらない
1
2D
000.book 49 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
Page 198 of 324
4
運転するときは/アイドリングストップシステム
4-50
停車の前後に関わらず、ブレーキペ
ダルから足を離すとエンジンが再始
動し、アイドリングストップ表示灯
(緑色)が消灯します。
ブレーキペダルを踏んでいても、
エンジン自動再始動の条件をみた
すと自動的に再始動します。
→ 4-54ページ(エンジン自動再始動の条件)
74P40280
エンジン自動再始動後しばらく走行
して、エンジンが自動停止可能な状
態(スタンバイ条件)になると、ア
イドリングストップ表示灯(緑色)
が点灯します。
ブレーキペダルを踏まずに、エンジ
ンブレーキなどを使用して減速して
も、エンジンは自動停止しません。
停車前(約13 km/h以下)にエンジン
が自動停止しない場合でも、停車時に
エンジンが自動停止する場合があり
ます。
自動停止中でもナビゲーション、ま
たはオーディオなどの電装品は使用
できますが、エアコンは送風に切り
替わります。
オートエアコン装備車の場合、冷暖
房性能を長持ちさせるため、自動停
止 中 の 風 量(自 動 制 御 時 の み)に 制
限がかかります。
3
エンジン自動再始動のとき、ヒル
ホールドコントロールが作動しま
す。
→ 4-34ページ (ヒルホールドコントロール)
オーディオ(タイプ別装備)の音量
が大きいと、エンジンの再始動時に
音が途切れることがありますが異常
ではありません。
4
000.book 50 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
Page 199 of 324
運転するときは/アイドリングストップシステム
4-51
4
エンジン自動停止中はこんなことに気をつけて
自動停止中は、次表の操作は行なわないでください。思わぬ事故につながるおそれ
があります。操作/車両の状態 対処方法
ボンネットを開ける
室内ブザーが“ピー、ピー、”と断続的
に鳴ります。
エンジン自動停止状態からエンスト状態
になります。
アイドリングストップ表示灯(緑色)は
消灯します。 エンジンを再始動するときは、次の手順
で対処してください。
①パーキングブレーキをしっかりとか
け、セレクトレバーを に入れます。
②ボンネットを完全に閉めます。
③エンジンスイッチを操作して再始動し
ます。
→ 4-9ページ(エンジンのかけかた)
運転席シートベルトを外す、または運転
席ドアを開ける
室内ブザーが“ピー、ピー、”と断続的
に鳴ります。(5回)
エンジンが自動で再始動します。
アイドリングストップ表示灯(緑色)は
消灯します。 発進する前に、ドアを閉め、シートベル
ト を 着 用 し て く だ さ い。ま た、車 外 に 出
るときは、事前に次の手順を実施してく
ださい。
①パーキングブレーキをしっかりとか
け、セレクトレバーを に入れます。
②長時間停車するときや車から離れると きは、エンジンスイッチを操作してエ
ンジンを停止します。
→ 4-12ページ (エンジンを止めるときは)
メーターパネル内の次の警告灯は、エンジンの自動停止中は点灯しませんが、エン
スト状態になると点灯します。
エンジン警告灯、パワーステアリング警告灯、油圧警告灯、充電警告灯
→ 1-10ページ(警告灯・表示灯)
P
P
000.book 51 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
Page 200 of 324
運転するときは/アイドリングストップシステム
4-52
4
アイドリングストップシステムの作動条件
■ スタンバイ条件
次の条件をすべてみたすと、走行中にアイドリングストップ表示灯(緑色)が点灯し、
エンジンの自動停止が可能な状態になります。
※1 車を長期間使用しなかったときや、エンジン停止中にナビゲーション、またはオー ディオなどの電装品を長時間使用したときなど、バッテリーが放電している状況で
は、スタンバイ状態になるまでに時間がかかることがあります。
※2 セレクトレバーの位置が でもスタンバイ状態になりますが、このときは停車前 の減速時(約13 km/h以下)ではなく、停車時にエンジンが自動停止します。
エンジン始動時
ボンネットが完全に閉まっている状態でエンジンを始動する
走行時
アイドリングストップシステムが停止状態(OFF)になってい
ない
→ 4-55ページ (アイドリングストップシステムOFFスイッチ)
バッテリーが十分に充電されていて、バッテリー内部が所定温
度内にある(※1)
冷却水が所定温度内にある
運転席シートベルトを着用している
運転席ドアが完全に閉まっている
ボンネットが完全に閉まっている
セレクトレバーの位置が または である(※2)
S(スポーツ)モードスイッチが停止状態(OFF)になっている
→ 4-19ページ(S(スポーツ)モードスイッチ)
アイドリングストップシステム以外の電子制御システムから、
エンジン停止を禁止する信号が出ていない(※3)
<オートエアコン装備車>
エアコンの吹出し口温度が、冷房時は十分に冷えている、また
は暖房時は十分に暖まっている
デフロスタースイッチが停止状態(OFF)になっている
→ 5-8ページ(オートエアコン)
DN
N
000.book 52 ページ 2014年12月5日 金曜日 午前9時20分
Trending: radio, clock, lock, brake, isofix, fuse, AUX