MAZDA MODEL CARROL 2015 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)
MODEL CARROL 2015
MAZDA
MAZDA
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MAZDA MODEL CARROL 2015 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)
Trending: airbag, isofix, ABS, key, radio, AUX, relay
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運転するときは/DSC&TCS
4-33
4
システムが正常な場合はエンジンス
イッチを にしたときに、約2秒間
点灯したあと消灯します。
DSC&TCS OFFスイッチ
次のようなときは、メーター内のDSC
&TCS OFF 表示灯が点灯するまで
DSC&TCS OFFスイッチを押し続けて ください。TCS(トラクションコント
ロールシステム)およびDSC(ダイナ
ミック・スタビリティ・コントロール)
が作動しなくなります。
・車検を受けるときなどテスターに載 せる場合。TCS(トラクションコン
トロールシステム)およびDSC(ダ
イナミック・スタビリティ・コント
ロール)を作動停止の状態にする必
要があります。
・スタックからの脱出などの場合。 TCS(トラクションコントロールシ
ステム)が脱出に適さないときがあ
ります。
次のような操作をすると、DSC&TCS
OFF表示灯が消灯し、 TCS(トラクショ
ンコントロールシステム)およびDSC
(ダイナミック・スタビリティ・コント ロール)が作動可能な状態にもどりま
す。
・もう一度DSC&TCS OFFスイッチを
押す
・一度エンジンを止め、再始動する
74P40180
スタックからの脱出などのあとに通常
走行するときは、DSC&TCS OFF ス
イッチを再度押してDSC&TCS OFF表
示灯を消灯させ、もとの状態にもどし
てください。TCS(トラクションコン
トロールシステム)およびDSC(ダイ
ナミック・スタビリティ・コントロー
ル)は自動復帰しません。(一度エン
ジンを止め、再始動したときを除く)
小刻みに点滅したときは、滑りやすい
路面で、車がスタックまたは横滑りし
やすい状態になっています。とくに慎
重に運転してください。
点灯中は TCS(トラクションコント
ロールシステム)およびDSC(ダイナ
ミック・スタビリティ・コントロール)
は作動しませんが、ABSは使用するこ
とができます。
ON
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運転するときは/ヒルホールドコントロール
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DSC&TCS OFF表示灯
65P40100
メーターパネル内にあります。
→ 1-10ページ(警告灯・表示灯)
エンジンスイッチが のときに、
DSC&TCS OFFスイッチを長押しする
と点灯します。
・点灯中は、TCS(トラクションコントロールシステム)およびDSC(ダ
イナミック・スタビリティ・コント
ロール)は作動しません。
システムが正常な場合はエンジンス
イッチを にしたときに、約2秒間
点灯したあと消灯します。
ヒルホールドコントロールは、急な上り
坂での発進時に、ブレーキペダルからア
クセルペダルへの踏み替えの間に車が後
退することを一時的に(約 2 秒間)防
ぎ、スムーズな発進を補助するシステム
です。
ヒルホールドコントロールは、坂道で
車を停止させるシステムではありませ
ん。
本システムに異常があると、メーター
内の次の警告灯が点灯し、ヒルホール
ドコントロールが作動しない場合があ
ります。また、アイドリングストップ
システム(タイプ別装備)が作動しま
せん。マツダ販売店で点検を受けてく
ださい。
・ブレーキシステム警告灯(オレンジ 色)(タイプ別装備)
・DSC&TCS作動表示灯 → 3-68ページ (警告灯・表示灯の見かた)
安全のため、DSC&TCS OFF スイッ
チを操作しても、 ABSおよびブレーキ
アシストは作動停止の状態になりま
せん。
レーザーレーダー装備車は DSC&TCS
OFFスイッチの位置が作動停止 (OFF)
のとき、次の機能も停止します。 (※)
・レーダーブレーキサポート(RBS)
・誤発進抑制機能
※ 作動(ON)/作動停止(OFF)切 替え時、ブザーが鳴ります。
→ 4-45ページ (レーダーブレーキサポート
(RBS)OFFスイッチ)
ON
ON
ヒルホールドコントロール
ヒルホールドコントロール
タイプ別装備
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運転するときは/ヒルホールドコントロール
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4
65P40330
■ ヒルホールドコントロールの作動条件
ヒルホールドコントロールは、次の条件
をすべてみたしているときに、ブレーキ
ペダルから足を離すと約 2 秒間、車が後
退することを防ぎます。
セレクトレバーが前進または後退の位
置に入っている
パーキングブレーキを解除している
進行方向が坂の上りである
アイドリングストップシステム装備車の
場合、前記条件をみたしていなくても、
エンジン自動停止後の再始動時ならヒル
ホールドコントロールが作動します。
→ 4-48ページ (アイドリングストップシステム)
常に周囲の状況を確認して、必要に
応じてブレーキペダルを操作して安
全運転に努めてください。ヒルホー
ルドコントロールによる制御には限
界があります。
極端に急な坂道、凍結路、泥道を上
るときや、積載重量によっては、発
進時に車両が後退する場合がありま
す。
ブレーキペダルから足を離したら、
すみやかに発進操作を行なってくだ
さい。ブレーキペダルから足を離し
たまま 2 秒以上たつとヒルホールド
コントロールが解除されるため、勾
配によっては自重で坂道を下り、思
わぬ事故につながるおそれがありま
す。また、エンストしてブレーキを
踏むときに強い力が必要になった
り、ハンドルが重くなったりして思
わぬ事故や故障の原因となるおそれ
があります。
Q2B
作動中にエンジンルームから音が聞こ
えることがありますが、異常ではあり
ません。
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運転するときは/運転支援機能
4-36
この車は衝突の回避や衝突時の被害を軽
減するための、次の機能を搭載していま
す。
レーダーブレーキサポート(RBS)
→ 4-36 ページ(レーダーブレーキサポート(RBS))
誤発進抑制機能
→ 4-41ページ(誤発進抑制機能)
また、急ブレーキをかけたときに後続車
へ注意をうながすための、次の機能を搭
載しています。
エマージェンシーストップシグナル
(ESS)
→ 4-30 ページ(エマージェンシー ストップシグナル(ESS))
レーダーブレーキサポート
(RBS)
RBS と は Radar Brake Support(レ ー
ダーブレーキサポート)の略です。RBS
は低速(約5 ~ 30 km/h)で走行中にレー
ザーレーダーが前方車両との衝突を回避
できないと判断したときに、自動で強い
ブレーキをかけて衝突の回避または、衝
突時の被害軽減を図る機能です。
作動したときの速度が15 km/hより低
いときは、追突を回避できる場合があ
ります。
RBS は DSC&TCS が作動停止のときには作動しません。
作動中は次の方法でお知らせします。
メーター内のRBS作動表示灯が点滅
→ 3-68ページ (警告灯・表示灯の見かた)
ブザーが “ ピピピピピ ” と断続的に鳴
る
74P40200
運転支援機能
運転支援機能
タイプ別装備
RBS の性能には限界があり、すべて
の衝突を回避できるわけではありま
せん。RBS にたよった運転はせず、
走行中は常に周囲の状況を確認し、
必要に応じてブレーキペダルを操作
して安全運転に努めてください。
安全のため、お客様自身で RBS の作
動確認を行なわないでください。周
囲の状況によっては、機能が作動し
ないことや車両が止まりきれないこ
とがあり、思わぬ事故につながるお
それがあります。
走行中は、すべての乗員がシートベ
ルトを正しく着用してください。
RBS が作動したときなどに、身体が
投げ出されて重大な傷害を受けるお
それがあります。
次のような場合は、車高や車両の傾
きが変わり、RBS が正常に機能せ
ず、思わぬ事故につながるおそれが
あります。
・サスペンションの改造(車高の変更など)
・指定サイズ以外のタイヤやホイー ルの装着
・摩耗したタイヤや摩耗差の激しい タイヤの装着
・タイヤの空気圧が適正でない
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運転するときは/運転支援機能
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4
■ 作動イメージ
74P40210
※RBS による車両停止後、ブレーキ制御が解除されるまでの間は RBS 作動表示灯の点滅およびブザー音は継続されます。
RBS による車両停止後、しばらくはブレーキ制御は保持されますが、すみやかにブ
レーキぺダルを強く踏み込んでください。ブレーキペダルの踏み込みが弱いとク
リープ現象(CVT車)により車両が動き出し、思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
RBS は前方車両の検知に2つ以上装備されたリフレクター(反射板)を利用してい
ますが、リフレクターの取り付け位置や大きさによってはRBSが作動しないことが
あります。
RBS 作動中に、前方車両がレーザーレーダーの検知範囲外に移動したり、運転者が
回避行動(ハンドルまたは、アクセルペダルの操作)をしたりしたときには、途中
でRBSの作動が解除されることがあります。
①前方車両へ接近(車間距離短縮)
②車間距離短縮(衝突を回避できないと判断)
③衝突を回避または被害を軽減
(※)
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運転するときは/運転支援機能
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■ こんな場合は作動しません
エンジンスイッチの位置が 以外
のとき
メーター内のブレーキシステム警告灯
(オレンジ色)および、RBS OFF 表
示灯が点灯しているとき
→ 3-74 ページ(ブレーキシステム警告灯(オレンジ色))
→ 3-78 ページ(レーダーブレーキ サポート(RBS) OFF表示灯)
RBS OFF スイッチの位置が作動停止(OFF)のとき
→ 4-45ページ (レーダーブレーキサ
ポート(RBS)OFFスイッチ)
DSC&TCS OFFスイッチの位置が作動 停止(OFF)のとき
→ 4-33ページ (DSC&TCS OFFスイッチ)
■ こんな場合は作動しないことがあります
次のようなときはレーザーレーダーが
前方車両を正しく検知できずにRBSが
作動しない場合があります。
・レーダー本体が高温状態のとき
・大雨、濃霧および吹雪などの悪天候
のときや、前方車両の排気ガスや
水、雪などの巻上げ、砂、煙などで
前方の視界が悪いとき
・フロントガラスが汚れているときや
フロントウォッシャーを使用中のと
き
・降雨時にワイパーを使用していない とき
81M40380
・急な坂道やカーブが連続する道路を走行しているとき
81M40260
・ハンドル操作やアクセルペダル操作による回避行動をしているとき
81M40270
・荷室などに重いものを載せて、車両が後傾しているとき
72M20405
ON例
例
例
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運転するときは/運転支援機能
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4
・レーダー検知範囲内に前方車両の一部分しかないとき
72M20406
次のような前方車両はレーダーが検知
できずにRBSが作動しない場合があり
ます。
・著しく汚れている車両
・ガラス面の大きな車両
・レーダーが検知しにくい黒系色の車両
・リフレクター(反射板)がない車両
・荷台の低いトラック、極端に車高の 低い車両や高い車両
・キャリアカーなど、特殊な形状をし た車両
72M20407
■ こんな場合にも作動すること があります
次のようなときはレーダーが前方車両
と判断してRBSが作動する場合があり
ます。あわてず注意して走行してくだ
さい。
・レーダーが二輪車および歩行者を検
知したとき
72M20422
・路上に金属物、看板、段差、落下物または突起物などがあるとき
72M20408
・進行方向に ETC ゲートや駐車場のバー、遮断機、看板などがあるとき
72M20409
例
例
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運転するときは/運転支援機能
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・カーブ入口のガードレールや看板などの路側物があるとき
72M20410
・レーダーの検知範囲内で、他車が急な割込みや車線変更をしてきたとき
72M20411
・カーブで対向車とすれ違うとき
72M20412
・ビニールカーテンなどをくぐって通過するとき
72M20413
・搭載したルーフキャリアやスキー板などの長尺物がレーダー検知範囲内
にあるとき
72M20423
・生い茂った草むらなどの悪路を走行するとき
例
例
例
例
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運転するときは/運転支援機能
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誤発進抑制機能
誤発進抑制機能は停車または徐行(車速
約10 km/h以下)中に、前方約4 m以内
に車両や障害物を検知すると、アクセル
ペダルの急激な踏み込みによるエンジン
出力の上昇を自動的に約5秒間抑制する
ことで衝突時の被害軽減を図る機能で
す。抑制されていたエンジン出力は、機
能が解除されると徐々にもどります。
作動中は、次の方法でお知らせします。
メーター内のレーダーブレーキサポー
ト(RBS)作動表示灯が点滅
→ 3-68ページ(警告灯・表示灯の見かた)
ブザーが “ ピピピピピ ” と断続的に鳴
る
72M20414
誤発進抑制機能の性能には限界があ
ります。誤発進抑制機能にたよった
運転はせず、アクセルペダルの操作
に気をつけ、常に安全運転に努めて
ください。操作を誤ると思わぬ事故
につながるおそれがあります。
前方約4 m以内に車両や障害物があっ
ても、周囲の状況によっては機能が作
動せず、思わぬ事故につながるおそれ
があります。
誤発進抑制機能は停車状態を保つも
のではありません。急な坂道などで
機能が作動すると、勾配によっては
自重により坂道を下り、思わぬ事故
につながるおそれがあります。
次のような場合は、車高や車両の傾
きが変わり、RBSが正常に機能せず、
思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
・サスペンションの改造(車高の変更など)
・指定サイズ以外のタイヤやホイー ルの装着
・摩耗したタイヤや摩耗差の激しい
タイヤの装着
・タイヤの空気圧が適正でない
前輪を輪止めや縁石などに接触させて
おくと、より衝突を回避しやすくなり
ます。
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運転するときは/運転支援機能
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■ こんな場合は作動しません
エンジンがかかっていないとき
セレクトレバーの位置が
のとき
ハンドルを大きくまわしているとき
メーター内のブレーキシステム警告灯
(オレンジ色)および、RBS OFF 表示 灯が点灯しているとき
→ 3-74 ページ(ブレーキシステム 警告灯(オレンジ色))
→ 3-78 ページ(レーダーブレーキ サポート(RBS) OFF表示灯)
RBS OFFスイッチの位置が作動停止(OFF)のとき
→ 4-45ページ (レーダーブレーキサ
ポート(RBS) OFFスイッチ)
DSC&TCS OFFスイッチの位置が作動
停止(OFF)のとき
→ 4-33ページ (DSC&TCS OFFスイッチ)
■ こんな場合は作動しないことがあります
次のようなときはレーザーレーダーが
前方車両や障害物を正しく検知できず
に誤発進抑制機能が作動しない場合が
あります。
・レーダー本体が高温状態のとき
・大雨、濃霧および吹雪などの悪天候
のときや、前方車両の排気ガスや
水、雪などの巻上げ、砂、煙などで
前方の視界が悪いとき
・フロントガラスが汚れているときや フロントウォッシャーを使用中のと
き
65P40380
・急な坂道のとき
・荷室などに重いものを載せて、車両が後傾しているとき
72M20405
PRN
例
例
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