MAZDA MODEL MPV 2008 取扱説明書 (in Japanese)
MODEL MPV 2008
MAZDA
MAZDA
https://www.carmanualsonline.info/img/28/13960/w960_13960-0.png
MAZDA MODEL MPV 2008 取扱説明書 (in Japanese)
Trending: engine, seat, isofix, horn, ABS, Light, 補助
Page 211 of 356
Black plate (191,1)
解除するとき
右足でブレーキペダルを踏みながら、左足で
パーキングブレーキペダルをカチッと音が
するまで踏み、ゆっくりとはなします。
パーキングブレーキをかけなおすときは、
パーキングブレーキを一度解除してから、
踏み込みなおしてください。
ブレーキ警告灯
点灯するとき
l電源ポジションをONにすると点灯し、し
ばらくすると消灯します。
lパーキングブレーキをかけているときは
点灯します。パーキングブレーキを解除
すると消灯します。
l次のようなときは点灯し続けます。ただ
ちに安全な場所に停車し、マツダ販売店に
連絡してください。
lブレーキ液が不足しているとき。lブレーキ装置(電子制御制動力配分シ
ステム)に異常があるとき。
¢ブレーキ警告灯が点灯したまま走
行しないでください。
ブレーキが効かなくなり思わぬ事故につな
がるおそれがあります。また停車するとき
は、ブレーキの効きが悪くなっているおそ
れがあるため、ブレーキペダルを通常より
強く踏んでください。
¢ブレーキ警告灯とABS警告灯が
同時に点灯したときは、ただちに
安全な場所に停車し、マツダ販売
店に連絡してください。
急制動時に後輪が通常より早くロックし
やすくなり、思わぬ事故につながるおそれ
があります。
191
MPV_Lチ_初版191ページ
2014年7月31日10:40 AM
Form No.Lチ
Page 212 of 356
Black plate (192,1)
パーキングブレーキもどし忘
れチャイム
パーキングブレーキをかけたまま、車速が約
5km/h以上になるとチャイムが鳴り続け、
パーキングブレーキのもどし忘れを知らせ
ます。
オートマチックトランス
ミッション
198ページの「オートマチック車を運転する
とき」もあわせてお読みください。
各位置の働き
P(パーキング)
駐車およびエンジンを始動する位置。
Pでのみエンジンスイッチからキーまたは補
助キーを抜くことができます。
R(リバース)
車を後退させる位置。
チャイムが鳴り、セレクトレバーがRには
いっていることを運転者に知らせます。
N(ニュートラル)
動力が伝わらない位置。
エンジンを始動することはできますが、安全
のためPの位置で行なってください。
D(ドライブ)
通常走行する位置。
(5速オートマチック車)
車速に応じて1速から5速までを自動変速し
ます。
(6速オートマチック車)
車速に応じて1速から6速までを自動変速し
ます。
192
MPV_Lチ_初版192ページ
2014年7月31日10:40 AM
Form No.Lチ
運転装置の使いかた
3.操作と取り扱い
Page 213 of 356
Black plate (193,1)
M(マニュアル)
マニュアル走行する位置。
ギヤ位置を手動で切り替えることができま
す。
→194ページ「マニュアルモード」
シフトロック装置
シフトロック装置は、発進時の誤操作を防ぐ
ためのものです。
セレクトレバーをPから動かすとき
ブレーキペダルを踏み込んだままにしま
す。
エンジンを始動させます。
セレクトレバーを動かします。
l電源ポジションがOFFのときは、セレ
クトレバーをPから動かすことはでき
ません。
lセレクトレバーがP以外の位置では
キーを抜くことができません。
セレクトレバーの操作
レバー操作
ブレーキペダルを踏んだまま、
セレクトレバーを操作します。
ゲートにそって、そのままセレ
クトレバーを操作します。
lの操作は、誤作動防止のため、各
ギヤ位置ごとに節度をつけ確実に行
なってください。
lセレクトレバーをPから操作するとき、
セレクトレバーを助手席側に動かした
ままブレーキペダルを踏むと操作でき
ないことがあります。先にブレーキペ
ダルを踏んでから操作してください。
193
MPV_Lチ_初版193ページ
2014年7月31日10:40 AM
Form No.Lチ
Page 214 of 356
Black plate (194,1)
AASモードについて
(6速オートマチック車)
AAS (アクティブアダプティブシフト)モー
ドとは、快適に運転するため、道路の状況や
ドライバーの操作に最適なシフトポイント
を自動的にコントロールするモードです。
セレクトレバーがDのとき、アクセルペダル
をいっぱいに踏み込んで急加速をしたり、ア
クセルやブレーキの操作で加速または減速
をしばらくの間行なうことでAASモードに
なる場合があります。
AASモードでコーナーに進入すると、ギヤ位
置を維持したまま旋回することができるた
め、コーナー出口では、進入したときのギヤ
位置から加速することができます。AAS
モードは、
最適のギヤ位置を維持するためシ
フトチェンジが行なわれない場合がありま
すが異常ではありません。
マニュアルモード
セレクトレバーをDからMにいれるとマニュ
アルモードになります。
マニュアルモードでは、ギヤ位置を手動で切
り替えることができます。
セレクトレバーをMからDにいれるとマニュ
アルモードが解除されます。
l停車時にマニュアルモードにした場
合、ギヤは1速になります。
l(5速オートマチック車、6速オートマ
チック車)
Dレンジ5速走行時にアクセルペダル
を踏み込まずにマニュアルモードにし
た場合、ギヤは4速になります。
l(6速オートマチック車)
Dレンジ6速走行時にアクセルペダル
を踏み込まずにマニュアルモードにし
た場合、ギヤは5速になります。
表示灯
マニュアルモード表示
マニュアルモードにすると、メーター内にあ
るセレクトレバー位置表示灯のMが点灯しま
す。
ギヤ位置表示
ギヤ位置が表示されます。
高速走行中、速度によりシフトダウンできな
いときは、ギヤ位置表示が2回点滅します。
194
MPV_Lチ_初版194ページ
2014年7月31日10:40 AM
Form No.Lチ
運転装置の使いかた
3.操作と取り扱い
Page 215 of 356
Black plate (195,1)
(5速オートマチック車)
オートマチックトランスミッションフ
ルード(ATF)の温度が高温になると、ギヤ
位置表示が消灯しマニュアルモードが解
除されるため自動変速になる場合があり
ます。これはATを保護するための正常な
機能です。しばらくしてATF温度が下が
るとギヤ位置表示が再び点灯しマニュア
ルモードでの走行が可能になります。
シフトチェンジ(変速)のしかた
セレクトレバーによりシフトチェンジする
ことができます。
シフトアップ
(M1→M2→M3→M4→M5→M6*)
セレクトレバーを側に動かすとシフト
アップ(高速ギヤに変速)します。
*6速オートマチック車
l低速時はシフトアップできないことが
あります。
lマニュアルモードでは自動でシフト
アップしません。タコメーターの指針
がレッドゾーンにはいらないように運
転してください。あやまってレッド
ゾーンにはいった場合、エンジン保護
のため燃料の供給が停止されます。こ
のとき軽い衝撃を感じることがありま
すが異常ではありません。
シフトダウン
(M6*→M5→M4→M3→M2→M1)
セレクトレバーを側に動かすとシフトダ
ウン(低速ギヤに変速)します。
*6速オートマチック車
¢高速走行中、またはぬれた路面や
積雪路、凍結路を走行していると
きは、急激なエンジンブレーキの
使用(シフトダウン)は避けてく
ださい。
タイヤがスリップし、思わぬ事故につなが
るおそれがあります。
195
MPV_Lチ_初版195ページ
2014年7月31日10:40 AM
Form No.Lチ
Page 216 of 356
Black plate (196,1)
l高速走行中は、速度によりシフトダウ
ンできないことがあります。
l減速中は、速度により自動的にシフト
ダウンします。
lマニュアルモードでは、アクセルペダ
ルをいっぱいに踏み込んでもキックダ
ウンしません。
→198ページ「オートマチック車の特
性」
2速固定モード
車速が約10 km/h以下のときにセレクトレ
バーを
側に動かして2速にすると2速固定
モードになり、ギヤ位置は2速に固定されま
す。雪道などすべりやすい路面での発進や
走行がしやすくなります。
2速固定モードのときに、セレクトレバー
を
側または側に動かして2速以外にす
ると2速固定モードは解除されます。
196
MPV_Lチ_初版196ページ
2014年7月31日10:40 AM
Form No.Lチ
運転装置の使いかた
3.操作と取り扱い
Page 217 of 356
Black plate (197,1)
シフトチェンジ(変速)制限速度
マニュアルモードでは、各ギヤ位置において次の表のような制限速度を設けています。制限速度
範囲内のときにセレクトレバーを操作すると変速します。
シフトアップ
制限速度より低いときはシフトアップしません。
シフトダウン
制限速度を超えているときはシフトダウンしません。
制限速度を超えていてシフトダウンしなかった場合には、ギヤ位置表示が2回点滅し、変速できな
いことを運転者に知らせます。
オートシフトダウン
減速中は、速度により自動的にシフトダウンします。
2速固定モード時は、2速のまま停車します。
197
MPV_Lチ_初版197ページ
2014年7月31日10:40 AM
Form No.Lチ
Page 218 of 356

Black plate (198,1)
オートマチック車を運転
するとき
オートマチック車の特性
クリープ現象
エンジンがかかっているとき、セレクトレ
バーがP、N以外にはいっていると、アクセル
ペダルを踏まなくても車が動き出します。
この現象をクリープ現象といいます。
l停車中は車が動かないようにブレーキペ
ダルをしっかり踏み、必要に応じてパーキ
ングブレーキをかけてください。
lエンジン始動直後やエアコン作動時は、エ
ンジンの回転数が高くなりクリープ現象
が強くなります。ブレーキペダルをしっ
かり踏んでおいてください。
l渋滞や狭い場所での移動は、クリープ現象
を利用すると、アクセルペダルを踏まずに
ブレーキ操作のみで速度を調節できま
す。
キックダウン
走行中、セレクトレバーがDのときアクセル
ペダルをいっぱいに踏み込むと、自動的に低
速ギヤに切り替わり、急加速させることがで
きます。
この操作をキックダウンといいます。
l追い越しや高速道路での合流など、加速が
必要なときに行ないます。
lすべりやすい路面やカーブを走行すると
きは、急激なアクセル操作はしないでくだ
さい。
発進するとき
¢アクセルペダルを踏んだままセレ
クトレバーを操作しないでくださ
い。
車が急発進し思わぬ事故につながるおそれ
があります。
エンジン始動直後やエアコン作動時は、エ
ンジンの回転数が高くなり、クリープ現象
が強くなります。
ブレーキペダルを踏んだまま、セレクト
レバーを操作します。
前進···D、M
後退···R
セレクトレバーの位置を確認します。
パーキングブレーキを解除します。
ブレーキペダルを徐々にゆるめ、アクセ
ルペダルをゆっくり踏み発進します。
lセレクトレバーをRにいれるとチャイ
ムが鳴り、セレクトレバーがRにはいっ
ていることを運転者に知らせます。
l後退時は身体を後ろにひねった姿勢に
なります。ブレーキペダルを確実に踏
めるよう注意してください。
l少し後退したときなどはセレクトレ
バーをRにいれたことを忘れてしまう
ことがあります。後退したあとは、す
ぐにセレクトレバーをNにもどし、発進
時にはセレクトレバーの位置を確認し
てください。
198
MPV_Lチ_初版198ページ
2014年7月31日10:40 AM
Form No.Lチ
運転装置の使いかた
3.操作と取り扱い
Page 219 of 356
Black plate (199,1)
急な坂道での発進
パーキングブレーキをかけたまま、アクセル
ペダルをゆっくり踏み、車が動く感触を確認
しながらパーキングブレーキをもどしま
す。
走行するとき
¢走行中はセレクトレバーをNにい
れないでください。
トランスミッションの故障につながりま
す。また、エンジンブレーキが全く効かな
いため思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。
¢高速走行中、またはぬれた路面や
積雪路、凍結路を走行していると
きは、急激なエンジンブレーキの
使用(シフトダウン)は避けてく
ださい。
タイヤがスリップし、思わぬ事故につなが
るおそれがあります。
通常走行
セレクトレバーをDにいれて走行します。ア
クセルとブレーキの操作で加速/減速しま
す。
(5速オートマチック車)
ギヤは1速から5速の間で、自動的に変速され
ます。
(6速オートマチック車)
ギヤは1速から6速の間で、自動的に変速され
ます。
マニュアルモード走行
停車中または走行中にセレクトレバーをDか
らMにいれると、マニュアルモードにセット
され、マニュアルトランスミッションのよう
な操作ができます。
→194ページ「マニュアルモード」
急加速
セレクトレバーがDのとき、アクセルペダル
をいっぱいに踏み込むと、キックダウンして
急加速できます。
急な上り坂での走行
坂の勾配に応じ、マニュアルモードで変速し
てください。エンジン回転の変化が少ない
なめらかな走行ができます。
下り坂での走行
¢下り坂ではフットブレーキとエン
ジンブレーキを併用してくださ
い。
フットブレーキを使いすぎると、ブレーキ
が加熱して効きが悪くなり、思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
エンジンブレーキが必要なときは、マニュア
ルモードにして、低速ギヤにシフトダウンし
てください。
マニュアルモードのときは、走行速度にあわ
せて1段ずつシフトダウンし、エンジンブ
レーキを併用してください。
停車するとき
ブレーキペダルをしっかりと踏んでおき
ます。
必要に応じてパーキングブレーキをかけ
ます。
停車時間が長くなりそうなときは、セレ
クトレバーをNまたはPにいれます。
199
MPV_Lチ_初版199ページ
2014年7月31日10:40 AM
Form No.Lチ
Page 220 of 356
Black plate (200,1)
¢停車中、むやみにアクセルペダル
を踏まないでください。
セレクトレバーがP、N以外にはいっている
とき、誤ってアクセルペダルを踏むと急発
進するため思わぬ事故につながるおそれが
あります。
¢停車後、再発進するときはセレク
トレバーの位置に思い違いがない
よう確認してください。
意に反して車が動き出すと、思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
アクセルペダルとブレーキペダルを同時に
踏んだり、上り坂でセレクトレバーを前進
位置にいれ、アクセルをふかしながら停車
しないでください。トランスミッションが
過熱し、故障につながるおそれがありま
す。
駐車するとき
車を完全に止めます。
セレクトレバーをPにいれます。
ブレーキペダルを踏んだまま、パーキン
グブレーキをかけます。
エンジンを止めます。
¢駐車するときは、セレクトレバー
をPにいれ、パーキングブレーキを
かけてください。
パーキングブレーキをかけただけや、セレ
クトレバーをPにいれただけで駐車してい
ると、車が勝手に動き出し思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
¢エンジンをかけたまま駐車しない
でください。
万一セレクトレバーがP以外にはいってい
た場合、クリープ現象で車が勝手に動き出
したり、乗り込むときに誤ってアクセルペ
ダルを踏み、急発進するなど、思わぬ事故に
つながるおそれがあります。
セレクトレバーをPにいれるときは、車を
完全に止めてから行なってください。車が
完全に止まる前にセレクトレバーをPにい
れると、トランスミッションに無理な力が
かかり故障につながるおそれがあります。
そのほかに気をつけること
¢坂道などで、セレクトレバーを前
進位置に入れたまま後退したり、
後退位置に入れたまま前進する
ことは行わないで下さい。
エンジンが停止してブレーキの効きが悪く
なったり、ハンドルが重くなったりして思
わぬ事故につながるおそれがあります。
200
MPV_Lチ_初版200ページ
2014年7月31日10:40 AM
Form No.Lチ
運転装置の使いかた
3.操作と取り扱い
Trending: horn, heater, key, display, Light, 4WD, seat