MAZDA MODEL CARROL 2013 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)

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運転する前に/シートベルト
3-45
3
ECE R44の基準に適合するお
子さま用シートの認証マーク
について
ECE R44(※ 1)の基準に適合するお子
さま用シートには、次のような認証マー
クが表示されています。
51K1022
前図の認証マークは代表例です。
※1 ECE R44 とは、お子さま用シート に関する国際法規です。
※2 前 図 の「Universal 」は、汎 用 カ
テゴリーの認可であることを表し
ます。
ECE R44 の基準に適合するお
子さま用
シートの、座席位置
別適合性一覧表の見かた
→ 3-48ページ(ECE R44の基準に適 合するお子さま用シートの、座席位
置別適合性一覧表)
■ 質量グループについて
ECE R44の基準に適合するお子さま用
シートは、次の5種類に分類されます。
代表的なお子さま用シートには、次の
ようなものがあります。
後ろ向き、または横向き装着のお子さま
用シートで、首がすわっていないお子さ ま、ひとりすわりのできないお子さまに
使用します。ECE R44 基準のグループ
0 、0+ に相当します。
64L30810
(1) 法規番号
(2)
お子さま用シートのカテゴリー(※2)
(3) 対象となるお子さまの体重範囲
(4) 装置の仕様
(5) お子さま用シートを認可した国番号
(6) お子さま用シートの認可番号
この車のマツダ純正お子さま用シート
は、 ECE R44の基準に適合しています。
(6) (5) (4)
(3)
(2) (1)
質量グループ お子さまの体重
グループ0 10kgまで
グループ0+ 13kgまで
グループⅠ 9~18kg
グループⅡ 15~25kg
グループⅢ 22~36kg
ベビーシート
000- 取扱説明書 .book 45 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-46
3
前向き装着のお子さま用シートで、シー
トベルトが首やあごにかかるときや、腰
骨にかからないようなお子さまに使用し
ます。ECE R44 基準のグループⅠに相
当します。
64L30820
前向き装着のお子さま用シートで、シー
トベルトが首やあごにかかるときや、腰
骨にかからないようなお子さまに使用し
ます。ECE R44 基準のグループ Ⅱ、Ⅲ
に相当します。
64L30830
チャイルドシート
ジュニアシート
000- 取扱説明書 .book 46 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-47
3
■ ISOFIXタイプのお子さま用シートの、サイズ等級について
サイズ等級は、お子さま用シートに表示される分類記号です。次の一覧表をご覧くださ
い。
※キャリコットとは、お子さまを寝かせた姿勢で横向きに取り付けることができるベビーシートの一つです。
詳しくは、お子さま用シートの製造元または販売店にご相談ください。 サイズ等級 説明
A ISO/F3 全高前向き幼児用チャイルドシート B ISO/F2 低型前向き幼児用チャイルドシート
B1 ISO/F2X 低型前向き幼児用チャイルドシート
(ISO/F2とは別形状)
C ISO/R3 大型後ろ向き幼児用チャイルドシート
D ISO/R2 小型後ろ向き幼児用チャイルドシート E ISO/R1 後ろ向き乳児用チャイルドシートF ISO/L1 左向き位置用チャイルドシート(キャリコット※)
G ISO/L2 右向き位置用チャイルドシート(キャリコット※)
000- 取扱説明書 .book 47 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-48
3
ECE R44の基準に適合するお子さま用シートの、座席位置別適合性
一覧表
■ シートベルトによる固定
<上表に記入する文字の説明>
U :この質量グループでの使用を許可された汎用(ユニバーサル)カテゴリーのお子 さま専用シートに適しています。
X :お子さま専用シートの取付けには適していません。
シートベルトを使用してお子さま用シートを取り付けるときは、 3-43 ページの「お
子さま用シートのシートベルトによる固定 」をお読みください。
ISOFIXタイプのお子さま用シートの種類によっては、上表の質量グループでの使用に
適していても、取り付けができない場合があります。詳しくは、 3-49 ペ ー ジの
「 ISOFIX対応チャイルドシート固定専用金具による固定 」をお読みください。
質量グループ
着席位置
助手席 後席
グループ0
(10kgまで) XU
グループ0+
(13kgまで) XU
グループⅠ
(9~18kg) XU
グループⅡ
(15~25kg) XU
グループⅢ
(22~36kg) XU
取り付けるときは、お子さま用シートに付属の取扱説明書をあわせてお読みくださ
い。
000- 取扱説明書 .book 48 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-49
3
■ ISOFIX対応チャイルドシート固定専用金具による固定
<上表に記入する文字の説明>
(1) : サイズ等級別表示(A ~ G)のないお子さま用シートについては、お子さま専用
シートの製造元または販売店にご相談ください。
IUF: この質量グループでの使用を許可された汎用(ユニバーサル)カテゴリーの ISOFIX対応前向きお子さま専用シートに適しています。
IL :「特定車両」、 「限定」または「準汎用」カテゴリーのお子さま専用シートに適し
ています。対応するお子さま専用シートについては、マツダ販売店にご相談くだ
さい。
X : ISOFIX対応お子さま専用シートの取付けには適していません。
N.A.: この位置にはチャイルドシート固定専用金具が装備されていないため、ISOFIXタ イプのお子さま専用シートを取り付けることはできません。
チャイルドシート固定専用金具を使用してお子さま用シートを取り付けるときは、
3-34ページ の「ISOFIX対応チャイルドシ-ト固定専用金具 」をお読みください。
質量グループ サイズ等級
チャイルドシート固定専用金具の位置
助手席
後席
キャリコット FISO/L1 N.A. X
GISO/L2 N.A. X
グループ0(10kgまで) E ISO/R1 N.A. IL
グループ0+(13kgまで) EISO/R1 N.A. IL
DISO/R2 N.A. IL
CISO/R3 N.A. IL
グループⅠ(9~18kg) DISO/R2 N.A. IL
CISO/R3 N.A. IL
BISO/F2 N.A. IUF
B1 ISO/F2X N.A. IUF
AISO/F3 N.A. IUF
グループⅡ(15~25kg) (1) N.A.X
グループⅢ(22~36kg) (1) N.A.X
取り付けるときは、お子さま用シートに付属の取扱説明書をあわせてお読みくださ
い。
000- 取扱説明書 .book 49 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/SRSエアバッグ
3-50
3
SRSエアバッグシステムとは
SRS とは Supplemental Restraint
System(サプリメンタル レストレイ
ント システム)の略で、補助拘束装置
の意味です。
■ 運転席・助手席 SRS エアバッグシステム
エンジンスイッチが の場合に、車
の前方向から強い衝撃を受け、シートベ
ルトを着用していてもハンドルや助手席
側インパネに顔面が当たるような強い衝
突のときに、運転席・助手席 SRS エア
バッグが瞬時にふくらむ構造になってい
ます。
運転席・助手席 SRS エアバッグシステ
ムは、ふくらんだ SRS エアバッグが
クッションの役割をして、顔面への衝
撃を軽減する効果があります。
80J090
シートベルトは必ず着用してください。 → 3-39ページ (シートベルトの着用のしかた)
51K0007
SRSエアバッグ
SRSエアバッグ車を運転するときは
ON
SRS エアバッグシステムは、シート
ベルトに代わるものではありません。
シートベルトと併用することで、そ
の効果を発揮するシートベルトの補
助拘束装置です。したがって SRS エ
アバッグシステムが装備されている
車であっても、シートベルトを必ず
着用してください。
シートベルトは正しい姿勢で正しく
着用してください。シートベルトを
正しく着用しないと、SRS エアバッ
グの効果が十分発揮できません。
助手席SRSエアバッグは、助手席に乗
員がいなくても、運転席SRSエアバッ グと同時にふくらみます。
000- 取扱説明書 .book 50 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/SRSエアバッグ
3-51
3
表示と収納場所
“SRS AIRBAG”の表示がある部分に収
納されています。
■ 運転席SRSエアバッグ
64L30451
■ 助手席SRSエアバッグ
64L30460
着座姿勢
運転者および助手席の同乗者は、シートに奥深くすわり、背もたれに背中を軽く
つけてください。また、シートを前方に
出しすぎないようにシートの位置を調節
してください。
とくに助手席の同乗者は、後席の同乗者
のさまたげにならない位置までシートを
後方に移動し、助手席 SRS エアバッグか らできるだけ離れてすわってください。
→ 3-26ページ(正しい運転姿勢)
80J177
お子さま用シートの取り付け
→ 2-7 ページ(お子さま用シートの使 用について)
→ 3-43 ページ(お子さま用シートの シートベルトによる固定)
→ 3-44 ページ(お子さま用シートの 選択について)エアバッグの収納部分に傷がついて
いたり、ひび割れがあったりすると
きは、マツダ販売店で交換してくだ
さい。エアバッグが正常に作動しな
いおそれがあります。
エアバッグの収納場所を強打したり、
衝撃を加えたりしないでください。 エ
アバッグが正常に作動しなくなった
り誤ってふくらんだりして、思わぬ
傷害を受けるおそれがあります。
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000- 取扱説明書 .book 51 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/SRSエアバッグ
3-52
3
SRS エアバッグシステムを正
常に機能させるために
SRS エアバッグがふくらむ範囲にものが
あると、ものが飛ばされたり SRS エア
バッグが正常にふくらまなくなったりす
るおそれがあります。
■ 運転席SRSエアバッグについて
80J094
サスペンションを改造しないでくだ
さい。車高やサスペンションの硬さ
が変わると、SRS エアバッグの誤作
動の原因になります。
車両前部にグリルガードなどを装着
するときは、マツダ販売店にご相談
ください。車両前部を改造すると、
SRS エアバッグが正常に作動しなく
なるおそれがあります。
無線機などを取り付けるときは、マ
ツダ販売店にご相談ください。無線
機の電波などが SRS エアバッグのコ
ンピューターに悪影響をあたえるお
それがあります。
SRS エアバッグが作動しない程度の
事故であっても、事故後はマツダ販
売店で点検を受けてください。シス
テム本来の機能が損なわれていると、
万一のときに SRS エアバッグの効果
が十分に発揮できないおそれがあり
ます。
SRS エアバッグは、その機能に影響
をあたえる部品に手を加えると、思
いがけないときにふくらんだり、必
要なときに正常に作動しなくなった
りすることがあります。次のような
場合は、システムに悪影響をおよぼ
しますので、事前にマツダ販売店に
ご相談ください。
SRSエアバッグシステムの取扱い・ハンドルの取り外し、ハンドルま
わりの修理など
・ インパネまわり、センターコンソー
ル付近の修理および電気配線の修理
・オーディオ用品などの取り付け
・ダッシュボード周辺の板金塗装お よび修理
・前席シートの交換およびシートま わりの修理
・センターピラーまわりの修理
ハンドルにもたれかかるなどして、
SRS エアバッグ収納部に手や顔、胸
などを近づけないでください。SRS
エアバッグが作動したときの強い衝
撃で、重大な傷害を受けるおそれが
あります。
ハンドルを交換する、ハンドルの
パッド部にステッカーを貼る、色を
ぬる、カバーで覆うなどの改造をし
ないでください。万一のときに SRS
エアバッグが正常にふくらまなくなる
おそれがあります。
000- 取扱説明書 .book 52 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/SRSエアバッグ
3-53
3
■ 助手席SRSエアバッグについて
助手席に乗車するときや、お子さまを
乗せるときは、必ず次のことをお守り
ください。守らないと SRS エアバッ
グが作動したときの強い衝撃で、重大
な傷害を受けるおそれがあります。
・インパネの SRS エアバッグ収納部に手足を置いたり、顔や胸などを
近づけたりしないでください。
・ お子さまを SRS エアバッグ収納部
の前に立たせたり、 ひざの上に抱い
てすわったりしないでください。 お
子さまは後席に乗せて、シートベル
トを着用させてください。
80J095
・ シートベルトを正しく着用できない
お子さまは、お子さま用シートを
ご使用のうえ、後席に乗せてくだ
さい。
→ 2-7 ページ(お子さま用シー トの使用について)
→ 3-44 ページ(お子さま用シー トの選択について)
インパネ上面には、ステッカーを貼っ
たり色をぬったりしないでください。
また、アクセサリーや芳香剤、ETC
車載器やポータブルカーナビなどを
取り付けたり置いたり、傘などを立
てかけたりしないでください。
80J096
フロントガラスやルームミラーにア
クセサリー(マツダ純正用品を除く)
などを取り付けないでください。
000- 取扱説明書 .book 53 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/SRSエアバッグ
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作動したとき
エアバッグは、高温のガスで瞬時にふ
くらみます。事故の発生状況や乗員の
姿勢によっては、擦過傷、打撲、やけ
どなどを負うことがあります。
ふくらんだエアバッグは、すぐにしぼ
む構造になっています。
エアバッグが作動したあとは、エア
バッグの構成部品に触れないでくださ
い。作動直後は構成部品が熱くなり、
やけどのおそれがあります。
SRSエアバッグシステムの作動
エアバッグが作動すると大きな音がし
て白い煙のようなガスが出ますが、火
災ではありません。また、人体への影
響もありません。
ただし、残留物が目や皮膚などに付着
したときは、できるだけ早く水で洗い
流してください。皮膚の弱い方などは、
まれに皮膚を刺激する場合があります。
エアバッグは再使用できません。
マツダ販売店で交換してください。
000- 取扱説明書 .book 54 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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