MAZDA MODEL CARROL 2013 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)

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運転するときは/エンジン始動
4-9
4
右足でブレーキペダル(2)をしっ
かり踏み続けます。
アクセルペダル(3)は踏まない
でください。
64L40060
は、左足でクラッチ
ペダル(4)をいっぱいまで踏み込
みます。
64L40160
キーを までまわします。
80J1036
エンジンがかかったら、すみやか
にキーから手を離します。
※前記の手順を行なってもエンジンがか からないときは、鉛バッテリーあがり
などの別の原因が考えられます。マツ
ダ販売店にご連絡ください。
(2) ブレーキペダル
(3) アクセルペダル
■クラッチスタートシステム
マニュアル車は、クラッチペダルを
いっぱいまで踏み込まないとスター
ターがまわらず、エンジンを始動で
きません。
3
(2)
(3)
4マニュアル車
(4) (2)
(3)
鉛バッテリー保護のため、キーを
にまわした状態を 8 秒以上
続けないでください。エンジンがかか
らないときは、キーを一度 に
もどし、10 秒以上待ってから再びか
けてください。
5START
START
ACC
000- 取扱説明書 .book 9 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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4
運転するときは/エンジン始動
4-10
アドバンストキーレスエント
リー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム装備車
、 、 は、アドバンストキーレ
スエントリー&キーレスプッシュボタン
スタートシステム非装備車と同じ操作で
す。
メーター内のプッシュ表示灯
が点灯したら、エンジンスイッチ
(1)を押します。エンジンがか
かったら、スターターは自動的に停
止します。
エンジンがかからなくても、ス
ターターはしばらくすると自動的
に停止します。自動停止後または
システム異常時は、エンジンス
イッチを押している間だけ、ス
ターターがまわります。
82K254
■ プッシュ表示灯 が点滅し
てエンジンがかからないときは
携帯リモコンが「 車内の作動範囲」(4-
7 ページ参照)で検知されていないこと が考えられます。運転者は携帯リモコン
を身につけ、メーター内のプッシュ表示
灯 の消灯後、操作をやり直してく ださい。それでもエンジンがかからない
ときは、携帯リモコンの電池切れのおそ
れがあります。次の手順を行なってくだ
さい。
セレクトレバーが に入っている
ことを再確認し、ブレーキペダルを
しっかり踏み続けます。
メーター内のプッシュ表示灯
が点灯したら、エンジンスイッチ
(1)を押します。
メーター内のプッシュ表示灯
が点滅している約 10 秒以内に、携
帯リモコン(2)の先端(ロックス
イッチ側)をエンジンスイッチに約
2秒間当てます。
プッシュ表示灯 の点滅中に、
イモビライザー警告灯が約 5 秒間
点灯します。
64L40030
※前記の手順を行なってもエンジンがか からないときは、鉛バッテリーあがり
などの別の原因が考えられます。マツ
ダ販売店にご連絡ください。
123
4
(1)
1P
2
3
(2)
(1)
000- 取扱説明書 .book 10 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転するときは/エンジン始動
4-11
4
エンジンを止めるときは
■ アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム非装備車
エンジンスイッチを にもどしま
す。
■ アドバンストキーレスエントリー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム装備車
停車中にエンジンを停止できないとき
は、エンジンスイッチを 3 連打以上、
または 2 秒以上長押ししてください。
この場合、システムの異常が考えられ
ますので、マツダ販売店で点検を受け
てください。
設定の切替え(カスタマイズ)をす
ると、携帯リモコン検出範囲外警告
ブザー(室内ブザー)を1回鳴らすこ
とができます。設定の切替えについ
ては、マツダ販売店にご相談くださ
い。
携帯リモコンの電池切れが近いと、エンジンスイッチを にしたとき
に、メーター内の携帯リモコン電池
消耗警告灯が約15秒間点灯します。 → 3-13ページ (携帯リモコン電池消耗警告灯)
→ 6-6ページ (リモコンキーの電池交換)
緊急時以外は、走行中にエンジンを止
めないでください。
ブレーキ倍力装置が働かないため、
ブレーキペダルを踏むときに強い力
が必要になります。
パワーステアリング装置が働かない
ため、ハンドルが重くなります。
ABS (タイプ別装備) が作動しません。
走行中にエンジンを止めると、オート
マチックトランスミッション(タイプ
別装備)が損傷するおそれがあります。
ON は走行中、絶対にエン
ジンスイッチを にもどさな
いでください。キーが万一抜けると、
ハンドルがロックされてまわせなくな
り、思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。
車両の状態 エンジン停止方法
停車中 エンジンスイッチを
押す
走行中
(緊急時) エンジンスイッチを
3連打以上、または
2秒以上長押しする
ACC
マニュアル車
LOCK
000- 取扱説明書 .book 11 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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4
運転するときは/エンジン始動
4-12
キーを抜くときは
キーを抜くと、ハンドルロックがかかり
ます。
■ オートマチック車
セレクトレバーを に入れ、セレ
クトレバーのボタンから手を離しま
す。
→ 4-15ページ(セレクトレバーの操作)
キーを (OFF)にもどして
キーを抜きます。
誤操作防止のため、次の条件をみたし ているときだけキーが抜けます。
・ セレクトレバーが 位置
・ セレクトレバーのボタンから手を離
している
→ 4-20ページ (キーインターロック)
→ 4-24ページ(駐車)
■ マニュアル車
キーを (OFF)にもどしてキー
を抜きます。
 → (OFF)は、キーを
押し込んでまわします。
64L40170
■ キー抜き忘れ警告ブザー
キーの抜き忘れを防止するためのブザー
です。
キーを または (OFF) に
したまま運転席ドアを開けると、室内
ブザーが“ピー、ピー、”と断続的に鳴
ります。
キーを抜くと、室内ブザーが止まります。
エンジンスイッチをもどすと
きは
セレクトレバーを に入れ、セレ
クトレバーのボタンから手を離しま
す。
→ 4-15ページ (セレクトレバーの操作)
エンジンスイッチを押して
(OFF)にもどします。
エンジンスイッチを (OFF)
にもどしていずれかのドアを開閉する
と、ハンドルロックがかかります。
誤操作防止のため、次の条件をみたし
ているときだけエンジンスイッチを (OFF)にもどせます。
・セレクトレバーが 位置
・セレクトレバーのボタンから手を離 している
誤操作防止のため、次のようなときは、
エンジンスイッチを (OFF)に
もどせません。
・セレクトレバーの位置が 以外
・ セレクトレバーの位置が に入っ
ていても、セレクトレバーのボタン
を押しているとき
→ 4-24ページ(駐車)
アドバンストキーレスエントリー&キーレス
プッシュボタンスタートシステム非装備車
1P
2LOCK
P
LOCK
ACCLOCK
ACCLOCK
アドバンストキーレスエントリー&キーレ
スプッシュボタンスタートシステム装備車
1P
2LOCK
LOCK
LOCK
P
LOCK
P
P
000- 取扱説明書 .book 12 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転するときは/パーキングブレーキ
4-13
4
セレクトレバーの故障などで、エンジ
ンスイッチを (OFF)にもどせ
ないことがあります。マツダ販売店で
点検を受けてください。なお、点検前 には次の作業をしてください。
・盗難を防ぐため、キー操作にてドア を施錠してください。(リクエスト
スイッチやキーレスエントリーでは
施錠できません)
・鉛バッテリーあがりを防ぐため、 バッテリーのマイナス端子を外して
ください。(10 mm スパナなどの
市販工具が必要です)
■ エンジンスイッチもどし忘れ 警告ブザー
エンジンスイッチのもどし忘れを防止す
るためのブザーです。
エンジンスイッチを にしたま
ま運転席ドアを開けると、室内ブザー
が“ピー、 ピー、”と断続的に鳴ります。
セレクトレバーを に入れ、セレク
トレバーのボタンから手を離します。
エンジンスイッチを2回押して
(OFF)にもどすと、室内ブザーが止ま ります。
(OFF)にもどさないと、リクエ
ストスイッチや携帯リモコンでドアが施
錠できません。
■ハンドルロック未作動警告ブザー
故障などで、エンジンスイッチを
(OFF)にもどして、いずれかのドアを開 閉してもハンドルがロックされない場
合、運転席ドアを開けると、室内ブザー
が“ピッ、ピッ、 ”と断続的に鳴ります。
マツダ販売店で点検を受けてください。 パーキングブレーキは後輪にかかりま
す。駐車するときはパーキングブレーキ
をしっかりとかけてください。
駐車するときは
ボタン
(1)を押さずにパーキングブレー
キレバーをいっぱいに引き上げます。
解除するときは
レバーを少し引き上げなが ら(①)レ
バー先端のボタン (1)を押し込み (②)、
そのまま下まで完全におろします
(③)。
坂道発進するときは、パーキングブ
レーキをかけたまま右足でアクセルペ
ダルを慎重に踏み、車が動き出す感触
を確認しながらパーキングブレーキを
解除してください。
71L40081
LOCK
ACC
P
LOCK
LOCK
LOCK
パーキングブレーキ
パーキングブレーキの操作
(1)
'
(
)
000- 取扱説明書 .book 13 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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4
運転するときは/チェンジレバー
4-14
■ パーキングブレーキ解除忘れ警告ブザー
パーキングブレーキを解除し忘れたまま
走行すると、室内ブザーが“ピピピッ、
ピピピッ”と鳴り続けます。
チェンジレバーを操作するときは、ク
ラッチペダルをいっぱいに踏みます。
誤操作防止のため、5速からR(リバー
ス)に直接入れることはできません。
一度 N(ニュートラル)に入れてから
Rへ操作してください。
64L40080
シフトダウンの上限速度
エンジンの過回転を防ぐため、次の表に
示す上限速度以下でシフトダウンしてく ださい。
※走行条件やお車のタイプにより、この 上限速度に達しない場合があります。
パーキングブレーキを解除したとき
は、メーター内のブレーキ警告灯が消
灯しているか確認してください。万
一、パーキングブレーキをかけたまま
走行した場合、ブレーキ装置が過熱し
てブレーキが効かなくなるおそれがあ
ります。
→ 3-68ページ (ブレーキ警告灯)
チェンジレバー
チェンジレバーの操作
マニュアル車
チェンジレバーを R(リバース)に入
れるときは、車を完全に停止させてか
ら操作してください。完全に停止して
いない状態で操作すると、トランス
ミッションが破損する原因となりま
す。
シフト
ダウン 上限速度(km/h)
2WD車 4WD車
2速 → 1速 35 30
3速 → 2速 60 55
4速 → 3速 100 95
5速 → 4速 145 130
上限速度を超えた速度でシフトダウン
しないでください。エンジンの回転が
上がりすぎて、エンジンが故障する原
因となります。
000- 取扱説明書 .book 14 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転するときは/オートマチック車
4-15
4
※本書で「オートマチック車」と記載されている場合、「4AT 車」と「CVT 車」の両方を示しています。
セレクトレバーの各位置のはたらき
64L40090 64L40100
オートマチック車
セレクトレバーの操作
オートマチック車
(1) ボタン
4AT車
(1)
CVT車
(1)
パーキング
駐車するとき、エンジンを始動・停止するとき、アドバンス
トキーレスエントリー&キーレスプッシュボタンスタートシ
ステム非装備車のキーを抜くときの位置
駆動輪(前輪)が固定されます。
リバース
車を後退させるときの位置
室内で警告ブザーが鳴り、運転者にセレクトレバーが
に入っていることを知らせます。
ニュートラル
エンジンの動力が伝わらない状態の位置
エンジンを始動できますが、安全のため 位置で始動し
てください。
ドライブ
通常走行の位置
車の速度とアクセルペダルの踏み込み量により、自動的に
変速され走行できます。
セカンド
(4AT車)エンジンブレーキを効かせるときなどの位置ギヤは 1 速と 2 速の間で自動的に切り替わります。坂道を
走行するときなどに使用します。
ロー強力なエンジンブレーキを効かせるときなどの位置
急な下り坂を走行するときなどに使用します。
P
RR
NP
D
2
L
000- 取扱説明書 .book 15 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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4
運転するときは/オートマチック車
4-16
セレクトレバーの動かしかた
64L40110
64L40120
■ シフトロックシステム
発進するときなどに、セレクトレバーの
誤操作を防ぐシステムです。
エンジンスイッチが でブレーキ
ペダルを踏んでいるときだけ、セレク
トレバーを からほかの位置に動か
せます。
エンジンスイッチが または(OFF)のときは、ブレーキペ
ダルを踏んでいても、セレクトレバー
を からほかの位置に動かせませ
ん。
セレクトレバーのボタンを押してか
ら、ブレーキペダルを踏まないでくだ
さい。シフトロックが解除されないこ
とがあります。
ブレーキペダルを踏み、ボ
タンを押したままセレクト
レバーを動かします。
ボタンを押さずにセレクト
レバーを動かします。
ボタンを押したままセレク
トレバーを動かします。
4AT車
CVT車
運転席および助手席にお乗りの方の乗
車姿勢によってはひざなどが当たっ
て、セレクトレバーを動かしてしまう
ことがあります。
完全に停車させてから、セレクトレ
バーを に入れてください。車が動
いていると、トランスミッションが故
障する原因となります。なお、CVT車
はトランスミッション保護のため、前
進車速が約 10 km/h 以上のときは変
速されません。(ニュートラルのまま)
の操作は、セレクトレバーのボ
タンを押さない習慣をつけてくださ
い。常にボタンを押して操作している
と、間違って へ入れてしま
うおそれがあります。
R
PRL
ON
P
ACC
LOCK
P
000- 取扱説明書 .book 16 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転するときは/オートマチック車
4-17
4
万一、エンジンスイッチを にして、ブレーキペダルを踏んでもセレク
トレバーを からほかの位置へ動か
せない場合、次の項目の手順でシフト
ロックを解除してください。
この場合は、シフトロックシステムな
どの故障が考えられます。ただちにマ
ツダ販売店で点検を受けてください。
■ シフトロックの解除のしかた
シフトロックシステムの故障や鉛バッテ
リーあがりなどで、セレクトレバーを
からほかの位置へ動かせないときは、次
の手順でシフトロックを解除します。
安全のため、エンジンスイッチを にしてパーキングブレーキ
をしっかりとかけ、ブレーキペダル
を踏んだ状態にします。
セレクトレバーパネルにあるシフト
ロック解除ボタンを押しながら、セ
レクトレバーを操作します。
64L40130
上図のセレクトレバーは代表例です。
お車のタイプにより異なります。
オーバードライブ(O/D)
スイッチ
スイッチを押すごとに、ON と OFF が
切り替わります。
OFF のときに、メーター内のオーバー
ドライブOFF表示灯が点灯します。
オーバードライブスイッチは、エンジ
ン始動時には自動的に ON 状態にもど
ります。
64L40140
セレクトレバー可動部に飲み物などを
こぼしたり、内部に異物が入ったりし
た場合、そのまま使用を続けるとシフ
トロックシステムが正常に機能しなく
なるおそれがありますので、すみやか
にマツダ販売店で点検を受けてくださ
い。
発進するときは、ブレーキペダルを
しっかり踏んだままセレクトレバーを
操作してください。
ON
P
P
1ACC
2
(1) オーバードライブ (O/D)スイッチ
4AT車
(1)
000- 取扱説明書 .book 17 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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4
運転するときは/オートマチック車
4-18
■ スイッチがONのときは
通常走行に適しています。
セレクトレバーが のときに、1 速
から 4 速の間で自動変速し、燃費性能
と静粛性を高めます。
■ スイッチがOFFのときは
坂道や山間路の走行に適しています。
セレクトレバーが のときに、1 速
から3速の間で自動変速します。
下り坂では、軽いエンジンブレーキがかかります。
上り坂や山間路ではエンジン回転の変
化が少ない、なめらかな走行ができます。
■ オーバードライブOFF表示灯
82K173
メーターパネル内にあります。
オーバードライブ(O/D)スイッチが
OFFのときに点灯します。 → 1-10ページ(警告灯・表示灯)
S(スポーツ)モードスイッチ
スイッチを押すごとに、ON と OFF が
切り替わります。
ON のとき、メーター内の S(スポー ツ)モード表示灯が点灯します。
S(スポーツ)モードスイッチは、エン
ジン始動時にはOFF状態にもどります。
64L40150
■ スイッチがONのとき
坂道や山間路の走行に適しています。
下り坂では、エンジンブレーキがかか
ります。
上り坂や山間路ではエンジン回転数を
高く保ち、エンジン回転の変化が少な
い力強くなめらかな走行ができます。
■ スイッチがOFFのとき
通常走行に適しています。
燃費性能と静粛性の高い走行ができま
す。
■ S(スポーツ)モード表示灯
70K128
64L40230
スイッチがONでも、AT 油温、エンジ
ン水温が低いと、4 速に入らない場合
があります。
D
D
CVT車
(1) S (スポーツ)モードスイッチ
(2) スポーツモード表示
(1)
タコメーターなし車
タコメーター装備車
(2)
000- 取扱説明書 .book 18 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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