MAZDA MODEL CARROL 2013 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)

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7
万一のとき
7-1
7. 万一のとき
● パンク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7-2
● バッテリーあがり ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-12
● ヒューズ切れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-18
● 電球切れ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-22
● オーバーヒート ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-26
● そのほか ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7-27
000- 取扱説明書 .book 1 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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万一のとき/パンク
7-2
荷室のフロアボード(1)下に収納され
ています。
64L70012
上図の後席やフロアボードは代表例です。お車のタイプにより異なります。
使用後は、所定の位置に収納してください。
ジャッキは、完全に縮めてから収納し
てください。
フロアマットおよびフロア
ボードの外しかた
フロアマット(7)およびフロア
ボード(1)を固定しているクリッ
プ2個(8)を外します。
クリップは、とっ手(9)を引き
起こしてからそのまま引き抜きま す。
64L70020
フロアボード(1)を後方から持ち
上げて、車体側の突起から外しま
す。
■ もとにもどすときは
フロアボードを車体側の突起にはめ
ます。
車体側の穴へ、フロアボードおよび
フロアマットの穴を合わせてから、
クリップを差し込みます。
クリップのとっ手(9)を倒し、
中央部をカチッと音がするまで押 し込みます。
(2) 工具・ジャッキ収納ボックス
(3) ジャッキ
(4) ホイールナットレンチ
(5) ジャッキバー
(6) 応急用スペアタイヤ
(7) フロアマット
パンク
工具、ジャッキ、応急用
スペアタイヤの収納場所
(2)(1)(7)
(6) (5) (4)
(3)
(4)(5)
1
'
((9)
(8)
(7)
6-
2
1
2
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万一のとき/パンク
7-3
64L70030
フロアマットおよびフロアボードを持ち
上げて、固定用ボルト(10)をゆるめ
て取り出します。
ボルトがゆるみにくいときは、ジャッ
キバー(5)でゆるめてください。
スペアタイヤが取り出しにくいとき
は、後席の背もたれを倒してくださ
い。
→ 3-31ページ(背もたれの倒しかた)
64L70041
応急用スペアタイヤは、標準タイヤがパンクしたときに一時的に使用するもので
す。パンクしたタイヤはただちに修理ま
たは交換し、できるだけ早く標準タイヤ
にもどしてください。応急用スペアタイ
ヤは、標準タイヤに比べて空気圧が高
く、幅が細く、直径がやや小さいため、
次の事項を守ってください。
■ 定期的に点検する
クリップを荷物の固定などに使用しな
いでください。破損のおそれがありま
す。
ùB
(9)
応急用スペアタイヤの 取り出しかた
固定用ボルトの締め付けに、ジャッキ
バーを使用しないでください。ボルト
がゆるめられなくなるおそれがありま
す。
空気圧や摩耗状態を定期的に点検して
ください。空気圧不足やタイヤの摩耗
した状態での使用は、思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。応急用スペ
アタイヤの指定空気圧は 420 kPa
(4.2 kgf/cm
2)です。
(10)
Y^S
(5)
応急用スペアタイヤの取扱い
000- 取扱説明書 .book 3 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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万一のとき/パンク
7-4
■ 他の車のスペアタイヤを使わない
■ 装着したときの走行は
■ 前輪には使用しない
この車は前輪が駆動輪、または前輪が駆
動輪ベースの 4WD です。前輪がパンク したときは、応急用スペアタイヤを後輪
に装着し、外した後輪の標準タイヤを前
輪につけてください。
■ タイヤチェーンは装着できま せん
タイヤチェーンを装着した前輪がパンク
したときは、応急用スペアタイヤを後輪
に使用し、外した後輪の標準タイヤを前
輪につけてからタイヤチェーンを再装着 してください。
他車に注意をうながすため、非常点
滅表示灯を点滅させます。他車の通
行のじゃまにならず、安全に作業が
でき、地面が硬くて平らな場所に車
を移動します。
パーキングブレーキをしっかりとか
けます。
 はセレクトレ
バーを に入れ、エンジンを止
めます。
 はエンジンを止
め、チェンジレバーを R または 1
速に入れます。
必要に応じて、停止表示板(別売
り)を置きます。
応急用スペアタイヤは、この車専用で
す。他の車に使用したり、他の車の応
急用スペアタイヤをこの車に使用した
りしないでください。思わぬ事故につ
ながるおそれがあります。
ABS(タイプ別装備)の場合、正確
なタイヤ回転速度が検出できなく
なって、正常に作動しない場合があ
ります。
応急用スペアタイヤは、高速走行に
は適していません。やむをえず高速
道路を走行する場合は、最低速度
(法令では高速道路の最低速度は 50
km/h です)に近い速度で走行して
ください。
4WD 車では、その性能が十分に発揮
できないばかりでなく、駆動系部品に
悪影響をあたえるおそれがあります。
応急用スペアタイヤは、標準タイヤ
に比べ直径がやや小さいため、車高
が少し低くなります。突起物などを
乗り越えるときは、車体を接触させ
ないように気をつけてください。
タイヤ交換の準備
1
2
オートマチック車
P
マニュアル車
000- 取扱説明書 .book 4
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万一のとき/パンク
7-5
交換するタイヤ(2)と対角線の位
置にあるタイヤの前後に、輪止め
(1)(市販品)を置きます。
80J1245
工具、ジャッキ、応急用スペアタイ
ヤを取り出します。同乗者がいると
きや重い荷物をのせているときは、
車からおろします。
万一ジャッキが外れたときに足な
どをはさまないために、取り出し
た応急用スペアタイヤは、交換す
るタイヤの近くの車体の下に置い
てください。
80J323
フルホイールキャップを外します。
傷つき防止のため、ジャッキバー
(3)の先端に布(4)をあてがっ てホイールとキャップの間に差し
込み、こじて外します。
64L70260
ホイールナットレンチ(5)でホ
イールナット 4 個を反時計方向にま
わし、手でナットが軽くまわるくら
いまでゆるめます。
64L70270
応急用スペアタイヤを地面に置くとき
は、ホイール表面を上にすると傷つき
にくくなります。
3
(1) (2)
4
5
(3)
(4)
6
(5)
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万一のとき/パンク
7-6
ジャッキアップする前に、パーキングブ
レーキをしっかりとかけてください。
 はセレクトレバー
を に入れ、エンジンを止めてくだ
さい。
 はエンジンを止め、 チェ
ンジレバーをRまたは1速に入れてくだ
さい。
ジャッキバー取り付け部を手でまわ
してジャッキを広げ、ジャッキ頭部
の凹み部を車載ジャッキ指定位置に
軽く接触させます。
ジャッキ頭部を軽くゆすって、
ジャッキ頭部の凹み部が指定位置に
はまっているか確認します。
64L70051
万一ジャッキが外れると、身体がはさ
まれ重大な傷害を受けたり、車が動き
出して思わぬ事故につながったりする
おそれがあります。ジャッキアップす
るときは次のことをお守りください。
地面が硬くて平らな場所でジャッキ アップしてください。
ジャッキは、タイヤ交換だけに使用
してください。
ジャッキはこの車に付属のものを使
用し、他の車のものは使用しないで ください。また、この車のジャッキ
を他の車に使用しないでください。
ジャッキは必ず指定された位置にか
けてください。指定以外の位置に
ジャッキをかけると、ジャッキが外
れたり、車を損傷したりするおそれ
があります。
ジャッキで必要以上に車を持ち上げ
ないでください。
ジャッキで車を持ち上げているとき
は、車の下にもぐったり、エンジン
をかけたり、車をゆすったりしない
でください。
ジャッキアップするときに、ジャッ
キの上や下に物をはさまないでくだ
さい。
複数のジャッキを使用して、複数輪を同時にジャッキアップしないでく
ださい。
ジャッキアップ
オートマチック車
P
マニュアル車
(1) 車載ジャッキ指定位置
1
2
(1) (1)
000- 取扱説明書 .book 6 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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万一のとき/パンク
7-7
ジャッキに、ジャッキバーとホイー
ルナットレンチを取り付けます。
(次の図参照)
ジャッキバーは次の図のように、
ホイールナットレンチの穴に差し
込みます。
ホイールナットレンチをまわして、
タイヤが地面から少し離れるまで、
車体を慎重に持ち上げます。
70K70150
(2) ジャッキバー
(3) ホイールナットレンチ
3
4
(3)
(2)
000- 取扱説明書 .book 7 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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万一のとき/パンク
7-8
7
ガレージジャッキ(市販品)を使用するときは
ガレージジャッキおよびリジッドラック(市販品)の指定位置を下図に示します。詳細
については、マツダ販売店にご相談ください。
■ アイドリングストップシステム非装備車
64L70073
必ず図に示す指定位置を守ってください。
ジャッキアップした車体を保持する際は、必ずリジッドラックに掛け替えてくださ
い。
フロント側またはリヤ側のみをジャッキアップする際は、必ず接地側のタイヤの前
後に輪止め(市販品)を置いてください。
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000- 取扱説明書 .book 8 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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万一のとき/パンク
7-9
7
■ アイドリングストップシステム装備車
2WD 車のフロント側ガレージジャッキ指定位置は、サスペンションフレームにあるリ
ブとリブの中央を目安にしてください。
64L70420
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000- 取扱説明書 .book 9
ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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万一のとき/パンク
7-10
ホイールナットを外して、タイヤを
取り外します。外したタイヤは、車
体の下に置きます。
次の場所の汚れや異物を取り除きま
す。
交換するホイールの取り付け面
(1)
車体側の取り付け面(ハブ面) (2)
ボルトやホイールナットの
ネジ部(3)
ホイールナットのテーパー面(4)
ホイール穴のテーパー面(5)
65J4033
上図は代表例です。お車のタイプ
により異なります。
このとき、ボルトやナットのネジ
部、ホイールのボルト穴につぶれ や亀裂などの異常がある場合は、
マツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
ホイールナットのテーパー面(4)
が、ホイール穴のテーパー面(5)
に軽く接触するまで、手で時計方向
にまわして締めます。
71L70400
車体の下に置いたタイヤを取り出
し、タイヤが地面に接触するまで
ジャッキを下げます。
タイヤを地面に置くときは、ホイール
表面を上にすると傷つきにくくなりま
す。
タイヤの取り付け・取り外し
1
2
(2)
(4)
(1)
(3)
前記の場所に汚れや異物、つぶれや
亀裂などの異常があると、走行中に
ホイールナットがゆるむことがあり
ます。
ナットやボルトに、オイルやグリス
を付着させないでください。必要以
上にナットを締めすぎて、ボルトが
折れるおそれがあります。
3
(4)
(5)
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