MAZDA MODEL CARROL 2013 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)

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運転する前に/各部の調節
3-25
3
■ ドアミラー格納スイッチ
エンジンスイッチが または
のときに使用できます。
格納スイッチを押すごとに、格納と通
常の位置に切り替わります。
64L3031180J1023
ドアミラーヒータースイッチ
ドアミラーヒーターは、リヤデフォッ
ガーと連動します。
→ 3-84ページ (リヤデフォッガースイッチ)
動いているドアミラーに触れないで
ください。手などをはさんでけがの
おそれがあります。また、ドアミ
ラー故障の原因となります。
格納スイッチでドアミラーを格納し
たときは、手でドアミラーを通常の
位置にもどさないでください。ドア
ミラーの固定が不完全になるため、
走行中の振動や走行風などでドアミ
ラーが動くおそれがあります。
その場合は、スイッチを通常の位置
に押して、確実にドアミラーを固定
してください。
タイプ別装備
ACCON
î 

エンジンスイッチが または
の位置にあるときは、手でドア
ミラーを操作しないでください。ドア
ミラー故障の原因となります。
ドアミラーを手で動かすと、エンジ
ンスイッチを または に
したときに、ドアミラーが動き出す
ことがあります。
格納スイッチが通常の位置で、ドアミ
ラーが車の前方向に倒れていると、 エ
ンジンスイッチを または
にしたときに、 ドアミラーがさらに車
の前方向に倒れてしまいます。ドアミ
ラーをもとの状態にもどすときは、 一
度格納操作をしてください。
ACC
ON
ACCON
ACCON
タイプ別装備
000- 取扱説明書 .book 25 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートの調節
3-26
3
正しい運転姿勢
正しい運転姿勢がとれるように、次のこと
に注意してシートを調節してください。
背もたれと腰の間にすきまのないよう
にシートに深くすわります。
ペダル類を踏み込んだときに、ひざが
伸びきらないで余裕があるようにシー
トを前後に調節します。
背中を背もたれに軽くつけ、ハンドル
を握ったときにひじが軽く曲がる程度
に背もたれの角度を調節します。
80J177
シートを調節するときは、手足をは
さんだり、身体に当てたりしないよ
うに気をつけてください。
→ 2-10 ページ(シート、ミラーの 調節は走行前に)
シートを調節したあとは、シートを
前後にゆするなどして、確実に固定
されているか確認してください。
シートの調節
前席シート
背もたれと背中の間にクッションなど
を入れないでください。正しい運転姿
勢がとれないばかりか、シートベルト
やヘッドレストの効果が十分に発揮さ
れないおそれがあります。
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000- 取扱説明書 .book 26 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートの調節
3-27
3
前後位置の調節
スライドレバーを引き上げたまま、シー
トを前後に動かします。
64L3033G
背もたれの角度調節
後方へ倒すときは、リクライニングレ
バーを引き上げたまま、背中で軽く押
します。
前方へ起こすときは、背中を少し浮か
せて、リクライニングレバーを引き上
げます。
64L3034Gシートの下にものを置かないでくださ
い。ものがはさまって、次のようなこ
とが起きるおそれがあります。
シートが固定されない
エネチャージ装備車の助手席下にあ
るリチウムイオンバッテリーを損傷
する
→ 2-3ページ(バッテリーについて)背もたれを必要以上に倒さないでくだ
さい。シートベルトや SRS エアバッ
グシステムが本来の効果を発揮できま
せん。
背もたれから離れてリクライニングレ
バーを操作すると、背もたれが急に起
きあがって前方へ倒れることがありま
す。手などを添えて操作してください。
000- 取扱説明書 .book 27 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートの調節
3-28
3
ヘッドレストの高さ調節と
取り外し・取り付け
■ 高さの調節
走行前に、ヘッドレスト中央の高さが耳
の位置になるように調節し、しっかりと
固定します。背が高い人は、固定できる
範囲で一番高い位置にしてお使いくださ
い。
高くするときは、ヘッドレストを手で
持ち上げます。
低 く す る と き は、ロ ッ ク ボ タ ン(1) を押したままヘッドレストを押し下げ
ます。
■ 取り外しかた
ロックボタン(1)を押したまま引き抜
きます。
■ 取り付けかた
ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。
64L30362
ヘッドレストを外したまま、走行しな
いでください。
(1) ロックボタン
ヘッドレストは、しっかりと固定して
ください。また、ヘッドレストを前後
逆に取り付けないでください。ヘッド
レストが本来の効果を発揮できませ
ん。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
と、ヘッドレストの高さ調節ができま
せん。
(1)
000- 取扱説明書 .book 28 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートの調節
3-29
3
シートヒータースイッチ
(運転席のみ)
エンジンスイッチが のときに使用
できます。
スイッチを押すと、シート内にある
ヒーターが作動して、スイッチ内の表
示灯(1)が点灯します。 もう一度押すとヒーターが切れます。
シートが適温になったら、スイッチを
切ってください。
64L30371
長時間ヒーターを使用すると、低温
やけど(水ぶくれなど)の原因にな
ります。
毛布や座ぶとんなど、保温性の高い
ものをシートにかけないでください。
過熱の原因となります。
タイプ別装備
ON
(1)
シートの上に重い荷物を置いたり、
針や釘などをシートに刺したりしな
いでください。
シートをお手入れするときは、ベン
ジン、ガソリンおよびアルコールな
どの溶剤を含む洗浄液を使用しない
でください。シート表面やヒーター
が損傷する原因となります。
→ 6-4ページ(内装のお手入れ)
水やジュースなどをこぼしたとき
は、やわらかい布などでふき取り、
十分に乾かしてからご使用くださ
い。
鉛バッテリー保護のため、エンジン
がかかっているときに使用してくだ
さい。
ヒーターには、自動的にスイッチが切
れるタイマー機能がありません。
また、スイッチを切らないと、エンジ
ンスイッチを にするたびにヒー
ターが自動的に入ります。
ON
000- 取扱説明書 .book 29 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートの調節
3-30
3
ヘッドレストの高さ調節と取
り外し・取り付け
■ 使用時の位置
使用するときは、ヘッドレストを手で持
ち上げ、しっかりと固定します。
64L3073G
上図の後席は代表例です。お車のタイ プにより異なります。
■ 収納時の位置
収納するときは、ロックボタン(1)を
押したままヘッドレストを一番下まで押
し下げます。
64L3074G
■ 取り外しかた
ロックボタン(1)を押したまま引き抜
きます。
■ 取り付けかた
ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。
後席シート
タイプ別装備
使用時
収納時
(1)
取り外したヘッドレストは、客室内に
放置しないでください。急ブレーキを
かけたときなどに乗員やものなどに当
たって、思わぬ事故につながるおそれ
があります。
ヘッドレストは、しっかり固定して
ください。また、ヘッドレストを前後
逆に取り付けないでください。ヘッ
ドレストが本来の効果を発揮できま
せん。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
と、ヘッドレストの高さ調節ができ
ません。
お子さま用シートを取り付けるとき
は、お子さま用シートがヘッドレス
トに当たるのを防ぐため、ヘッドレ
ストを固定できる範囲で一番高い位
置に調節するか取り外してください。
ヘッドレストが当たった状態ではお
子さま用シートが確実に固定されな
いため、衝突のときなどにお子さま
が重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。
000- 取扱説明書 .book 30 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートの調節
3-31
3
背もたれの倒しかた
背もたれを前方へ倒すと、荷室が広く使
えます。
■ 倒しかた
ヘッドレスト(タイプ別装備)を一
番低い位置へ調節します。
背もたれ肩部のロックノブ(4)を
引き上げロックを解除し、背もたれ
を前方へ倒します。
後席のヘッドレスト(タイプ別装
備)が前席に当たる場合は、前席
を前方へ動かしてください。
ロックノブは左右ともに引き上げ
る必要があります。
64L30411
上図の後席は代表例です。お車のタイ
プにより異なります。
倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ
ないでください。ブレ-キや加速、衝
突のときなどに、投げ出されてけがの
おそれがあります。
背もたれを動かすときは、手足をはさ
んだり、身体に当てたりしないように
気をつけてください。
1
2
(4)
000- 取扱説明書 .book 31 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートの調節
3-32
3
■ 起こしかた
シートベルトが次の状態にあること
を確認します。
背もたれ固定用フック(3)の手
前にある(ベルトがフックの後ろ
側にある状態でシートを起こすと、シートベルトが使用できませ
ん)
フック(3)にかかっていない
ベルトにねじれがない
64L3070G
64L30710
ロックノブは一度引き上げると、
ロックが解除されたままとなりま
す。背もたれを一度前に倒し再び起
こすなどして、背もたれが確実に固
定されているか確認してください。
背もたれ裏のロック部品(2)に指
などを入れないでください。けがの
おそれがあります。
荷物の固定などに、背もたれ裏のロッ
ク部品や背もたれ固定用フック(3)
を使用しないでください。また、ロッ
ク部品やフックに砂などの異物を付
着させないでください。ロック部品
が損傷したりフックが曲がったりし
て、背もたれが固定できなくなるお
それがあります。
64L3080G
上図の後席は代表例です。お車のタ
イプにより異なります。
(2)(3)
ベルトがフックにかかっていたり、ね
じれがあったりすると、シートを起こ
したときにフックへかみ込んで傷つく
おそれがあります。
1
(3)
(3)(3)
000- 取扱説明書 .book 32 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートの調節
3-33
3
背もたれを起こし、固定される位置
まで車の後ろ方向へ押し付けます。
64L30420
上図の後席は代表例です。お車のタイプにより異なります。
2
背もたれを前後にゆすって、確実に固
定されているか確認してください。
固定が不確実な場合、走行中に突然背
もたれが前に倒れ、思わぬけがのおそ
れがあります。
000- 取扱説明書 .book 33 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートの調節
3-34
3
ISOFIX 対応チャイルドシ-ト
固定専用金具
後席には、ECE R44(※ 1)の基準に適
合したISOFIX(※ 2)タイプのお子さま
用シ-ト(別売り)を固定するための専
用金具が装備されています。
座面と背もたれのすきまにある金具が、ISOFIX対応チャイルドシート固定
用アンカー(以下ISOFIXアンカーと略 す)です。
背もたれ裏側下方にある金具が、チャイルドシート固定用テザーアンカー
(以下テザーアンカーと略す)です。
※1 ECE R44 とは、お子さま用シート に関する国際法規です。
※2 ISOFIX とは、お子さま用シ-トの 固定装置の大きさや取り付け方法を
統一した国際標準化機構【ISO(※
3)】の規格です。
※3 ISO とは、International Organiza -
tion for Standardization(イン
ターナショナル オーガニゼイショ
ン フォー スタンダーディゼイショ
ン)の略です。
<マツダ純正用品の場合>
お子さま用シートは、お子さまの年齢
や体格に合った適切なものを選んでく
ださい。
→ 3-44 ページ(お子さま用シート の選択について)
ISOFIX タイプのお子さま用シ-トは、
シ-トベルトで固定する必要がありま
せん。
シ-トベルトで固定するお子さま用シ
-トを取り付けるときは、 3-43 ペー
ジ の「お子さま用シートのシートベル
トによる固定 」をお読みください。
■ 固定のしかた
ISOFIX アンカー(1)の位置を確認
します。
座面と背もたれのすきまにありま
す。
64L3075G
前図の後席は代表例です。お車のタイプにより異なります。
ISOFIX
アンカー テザー
アンカー
ISOFIXタイプの
ベビーシート
(後ろ向きに固定) ○
(使用) ○
(使用)
ISOFIXタイプの
チャイルドシート
(前向きに固定) ○
(使用) ○
(使用)
(1) ISOFIXアンカー (2)タグ
ISOFIXアンカーがある付近には、前図のようなタグ(2)がついています。
1
(2)
(1)
(2) (1)
000- 取扱説明書 .book 34 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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