MAZDA MODEL SCRUM VAN / WAGON 2018 取扱説明書 (スクラムバン/ワゴン) (in Japanese)
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-5
布地、ビニールレザー、樹脂
部品などの手入れ
中性洗剤の水溶液をやわらかい布に
軽く含ませ、汚れをふき取ります。
真水を含ませたやわらかい布で、
残った洗剤分をふき取ります。
残った水分をふき取り、風通しの良
い日陰で乾燥させます。
バックドアガラスの室内側の
手入れ
熱線や端子を傷つけないように、水を含
ませたやわらかい布で熱線に沿ってふい
てください。
タイヤのローテーション
タイヤのかたよった摩耗を防止して寿命
をのばすために、約5,000 km走行ごと
に行なってください。(次の図参照)
車載ジャッキでタイヤのローテーショ
ンを行なうときは、応急用スペアタイ
ヤを使用して1輪ずつ交換します。
→ 7-8ページ(ジャッキアップ)
64P0095
上図のタイヤは代表例です。
1
2
3
タイヤの交換
応急用スペアタイヤは、通常の走行
には使用しないでください。
回転方向指定のあるタイヤをロー
テーションするときは、回転方向を
逆にしないでください。走行に悪影
響をおよぼすおそれがあります。
回転方向指定のあるタイヤは、側面に
図のような “ROTATION” の文字
と、回転方向を示す矢印が刻印されて
います。
72M00185
前前
回転方向指定の
ないタイヤ回転方向指定の
あるタイヤ
ROTATION
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-6
タイヤ交換するときは
指定タイヤのサイズと空気圧は、お車
のタイプにより異なります。運転席ド
アの開口部に貼付してある「空気圧ラ
ベル」で確認してください。
走行中にハンドルや車体に振動が出る
場合は、タイヤのバランスを点検して
ください。
取り付ける前にタイヤの摩耗状態を点
検してください。ウェアインジケー
ター(溝の深さが1.6mm浅い部分)が
現れて溝の一部が消えていたら、ほか
のタイヤと交換してください。
82K135
ウェアインジケーター
(摩耗限度表示)
ウェアインジ
ケーター位置
を示すマーク
指定のサイズで、4 輪ともサイズ、銘
柄、トレッドパターン(溝模様)が同
一のタイヤを装着してください。ま
た、摩耗状態が著しく異なるタイヤを
使用しないでください。燃費や走行安
定性が悪化するだけでなく、思わぬ事
故につながるおそれがあります。ま
た、故障の原因となります。(冬 用 タ
イヤも同様です)
正確なタイヤ回転速度が検出できな
くなって、次の機能が正常に作動し
ない場合があります。
・ABS(ABS装着車)
・エマージェンシーストップシグナ
ル(ESS)(タイプ別装備)
・DSC&TCS(タイプ別装備)
・レーダーブレーキサポート
(RBS)(タイプ別装備)
・誤発進抑制機能(タイプ別装備)
4WD 車では、その性能が十分に発
揮できないばかりでなく、駆動系部
品に悪影響をあたえるおそれがあり
ます。
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-7
アドバンストキーレスエント
リー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム非装備車
キーカバー(2)を外します。
スクリュー(1)は、サイズのあっ
たプラスドライバー(市販品)で
外します。
64L60010
電池および取り外した部品は、お子さ
まが誤って飲み込まないよう注意して
ください。
故障を防ぐため、次のことをお守りく
ださい。
濡れた手で電池交換をしない
電池以外の端子や電子部品に触れな
い
端子を曲げない
油や異物を付着させない
電池交換の際、リモコンキーを破損
するおそれがありますので、マツダ
販売店での交換(有料)をおすすめ
します。
電池は、マツダ販売店や家電量販
店・ホームセンターなどでご購入く
ださい。
リモコンキーの電池交換
リモコンキーはタイプ別装備
使用電池 リチウム電池CR1216
スクリューのサイズ・形状にあわない
ドライバーを使用すると、スクリュー
の頭がつぶれるおそれがあります。
1
(1)
(2)
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-8
電池を交換します。
古い電池を取り出します。傷つき
防止のため、布などをかぶせたマ
イナスドライバー(市販品)を使
用します。
70K60010
電池は、+極を上にして取り付け
ます。
64L60030
キーカバーを組み付けます。
図のようにカバーの先端をあわせ
てから組み付けます。
64L60040
スクリューを確実に締め付けま
す。
リモコンキーが正常に作動するか確
認します。
23
4
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-9
アドバンストキーレスエント
リー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム装備車
リモコンキー(携帯リモコン)から
キーを取り出します。
→ 3-2ページ(キー)
携帯リモコンのケースを分割しま
す。
ケースは、ロック解除レバー(1)
側を上にします。(内部ユニット
の落下防止のため)
傷つき防止のため、マイナスドラ
イバー(市販品)に布などをかぶ
せます。キー格納穴の両側にある
溝(2)へ差し込み、ケースを分
割します。
70K60020
電池を交換します。
古い電池を取り出します。傷つき
防止のため、布などをかぶせたマ
イナスドライバー(市販品)を使
用します。
72M2052
電池は、+極を上にして取り付け
ます。
64L60070
使用電池 リチウム電池CR2032
ケースを分割するときは、ロック解
除レバー(1)側を下にしないでく
ださい。内部ユニットが落下して破
損するおそれがあります。
ドライバーで、内部ユニットを破損
しないよう注意してください。
1
2
(2)(1)
3
000-取扱説明書.book 9 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-10
ケースを組み付けます。
ケースのあわせ部分のすきまが均
等になるように確実にはめ込みま
す。
万一部品がばらけてしまった場合
は、次の図を参考に組み付けてく
ださい。
81M60010
上図の携帯リモコンは代表例です。お
車のタイプにより異なります。
キーを格納します。
携帯リモコンが正常に作動するか確
認します。
■ 携帯リモコン電池消耗警告灯
のリセットのしかた
電池交換前に携帯リモコン電池消耗警告
灯が点灯していた場合は、電池交換後に
次の操作を行なって警告灯をリセットし
てください。
キーレスエントリーによるドアの施
錠・解錠を2回以上繰り返す
→ 3-4ページ
(キーレスエントリー)
→ 3-9ページ
(携帯リモコン電池消耗警告灯)
(3)内部ユニット (4)スイッチ
(5)アッパーケース(6)ロアケース
4
(5) (6)
(4)
(3)
5
6
所持している予備の携帯リモコンの電
池が正常な場合、予備の携帯リモコン
で上記の操作を行なっても警告をリ
セットできます。
ワイパーブレード、ブレードラバー
はマツダ純正品の使用をおすすめし
ます。マツダ純正品以外のものを使
用すると適切に取り付けできないお
それがあります。
ワイパーブレードラバーは傷んでい
ると、拭き取りがきれいにできな
かったり、ガラスに傷が付くおそれ
があります。定期的にワイパーブ
レードラバーを点検し、傷んでいる
場合は交換してください。
ワイパーブレード、ブレードラバー
を交換するときはワイパーアームお
よびワイパーブレードがガラスに当
たらないようにしてください。ガラ
スに当たるとガラスが破損したり傷
が付くおそれがあります。
ワイパーブレードラバーの
交換
000-取扱説明書.book 10 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-11
フロントワイパーブレードの
交換
ワイパーアームを起こします。
64P1012
ツメを押しながらワイパーブレード
をワイパーアームから外します。
64P1013
ブレードラバーをワイパーブレード
のストッパー(1)から外れるまで
引っ張り取り外します。ブレードラ
バーからリテーナー(2)を取り外
します。
64P1014
新品のブレードラバーにリテーナー
(2)を取り付けます。そのあと、ブ
レードラバーをワイパーブレードに
差し込みます。ブレードラバーを取
付けるときは、ストッパーのない方
からワイパーブレードに差し込みま
す。
64P1015
1
2
(1) ストッパー (2) リテーナー
3
(1)
(2)
4
(2)
000-取扱説明書.book 11 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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お車との上手なつきあいかた/お手入れ
6-12
ブレードラバーを差し込んだあと
は、ワイパーブレードのストッパー
に押し込んでブレードラバーを確実
に固定します。
52R60100
ワイパーアームにワイパーブレード
を取り外したときと逆の手順で取り
付けます。ワイパーブレードがワイ
パーアームに確実に固定されている
ことを確認してください。
助手席側、運転席側の順にワイパーアー
ムを戻します。
リヤワイパーブレードの交換
ワイパーアームを起こします。起こ
したあと、ワイパーブレードを回転
させてワイパーブレードをワイパー
アームから外します。
64P1016
ブレードラバーの先端を引っ張りワ
イパーブレードのストッパー(1)
から外し取り外します。取り外した
ブレードラバーからリテーナー
(2)を取り外します。
52R60120
(1) ストッパー
5
(1)
6
(1) ストッパー (2) リテーナー
1
2
(1)(2)
000-取扱説明書.book 12 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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お車との上手なつきあいかた/寒冷時の取扱い
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新品のブレードラバーにリテーナー
を取り付けます。そのあと、ブレー
ドラバーをワイパーブレードに差し
込みます。ブレードラバーの両端が
ワイパーブレードの両端のストッ
パー(1)内に収まるように確実に
取り付けます。
52R60130
ワイパーアームにワイパーブレード
を取り外したときと逆の手順で取り
付けます。ワイパーブレードがワイ
パーアームに確実に固定されている
ことを確認してください。そのあ
と、ワイパーアームを戻します。
ウインドーウォッシャー液
凍結を防ぐため、外気温に応じた割合で
配合してください。
〈マツダ純正ウォッシャー液の場合〉
鉛バッテリー
鉛バッテリーの液量や比重を点検してく
ださい。寒くなるとバッテリーの性能が
下がり、弱っているバッテリーではエン
ジンがかかりにくくなります。
→ 2-3ページ
(バッテリーの液面を点検する)
冷却水
エンジン内部の腐食および凍結防止のた
め、指定の冷却水をお使いください。
→ 8-1ページ(サービスデータ)
→ メンテナンスノート(日常点検)
3
(1)
4
使用地域・季節 薄める割合 凍結温度
通 常 原液1に水3 約-7℃
温暖地の冬期 原液1に水2 約-10℃
寒冷地の冬期 原液1に水1 約-20℃
極寒冷地の冬期 原液のまま 約-50℃
冷却水の濃度点検および交換は、マツ
ダ販売店へお申し付けください。
寒冷時の取扱い
冬期に入る前の準備
000-取扱説明書.book 13 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分
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お車との上手なつきあいかた/寒冷時の取扱い
6-14
スノーブレード(別売り)
スノーブレード(降雪地用ワイパーブ
レード)は、金属部分をゴムで覆って雪
の付着を少なくするものです。標準装備
のワイパーブレードでは、降雪時に雪が
付着し、ふき取りにくくなることがあり
ますので、必要に応じて交換してくださ
い。
冬用タイヤ、タイヤチェーン、
輪止め
雪道や凍結路を走行するために必要で
す。
82K139
屋根に積もった雪
出発の前に取り除いてください。走行時
に落下して、視界をさまたげるおそれが
あります。
68H60080
高速走行時は、通常のワイパーブ
レードよりふき取りにくくなること
があります。その場合には、車のス
ピードを落としてください。
運転支援機能装備車は、マツダ純正
品以外のスノーブレードを使用しな
いでください。
雪の降らない時季は、通常のワイ
パーブレードのご使用をおすすめし
ます。
マツダ純正品のスノーブレードにつ
いては、マツダ販売店にご相談くだ
さい。
(1) 冬用タイヤ(市販品)
(2) タイヤチェーン(別売り)
(3) 輪止め(市販品)
(1)(3)
(2)
出発の前に
000-取扱説明書.book 14 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分