MAZDA MODEL CARROL 2013 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)

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運転する前に/シートの調節
3-35
3
テザーアンカー(3)の位置を確認
します。
次の図に示すスリットの奥にあり
ます。
64L3076G
前図の後席は代表例です。お車の
タイプにより異なります。
後席のヘッドレスト (タイプ別装備)
(5)は、お子さま用シ-トに当たら ない高さに調節するか取り外しま
す。
→ 3-30ページ (ヘッドレストの高
さ調節と取り外し・取り付け)
64L3084G
座席が確実に固定されているか確認
します。
お子さま用シートに付属の取扱説明
書にしたがって、お子さま用シート
のコネクター(6)を ISOFIX アン
カー(7)へ差し込みます。
64L3077G
(3) テザーアンカー (4) ラベル
テザーアンカーがある付近には、前図
のようなラベル(4)がついています。
2
(3)
ƒ´
(4)
3
ヘッドレストを調節してもお子さま用
シートに当たる場合は、ヘッドレスト
を取り外してください。ヘッドレスト
に当たった状態ではお子さま用シート
が確実に固定されないため、衝突のと
きなどにお子さまが重大な傷害を受け
るおそれがあります。
(6) コネクター (7) ISOFIXアンカー
(5)
4
5
(7)
(6)
000- 取扱説明書 .book 35 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-36
3
テザーベルトを使用する場合、次の
ようにしてテザーアンカーへ取り付
けます。
ヘッドレスト(タイプ別装備)を
取り付けているときは、図(代表
例)のように持ち上げたヘッドレ
ストと背もたれの間を通す
64L3078G
64L3079G
お子さま用シートを前後左右にゆ
すって、確実に取り付けられている
か確認します。
正しい姿勢でシートにすわり、正しく シートベルトを着用しないと、シートベ
ルトが本来の効果を発揮できません。
シートベルトを着用するときは、次のこ
とに注意してください。
シートを正しい位置に調節し、上体を
起こして奥深くすわります。
ベルトがねじれないように着用します。
腰ベルトは、腰のできるだけ低い位置
にかけます。
肩ベルトは、首と肩先の中央にかけます。
ベルトがねじれていないことを確認
し、たるみを取り除きます。
→ 3-26ページ(正しい運転姿勢)
6
テザーベルト1本の場合
テザーベルト2本の場合
7
お子さま用シ-トを取り付けるとき
は、ISOFIXアンカーやテザ-アンカ
-周辺にシートベルトや異物などが
ないか確認してください。シ-トベ
ルトなどがかみ込むと、お子さま用
シ-トが正しく固定されず、衝突の
ときなどにお子さまが重大な傷害を
受けるおそれがあります。
荷物の固定などに、ISOFIXアンカー
やテザ-アンカ-を使用しないでく
ださい。アンカ-が曲がったり損傷
したりすると、お子さま用シ-トが
正しく固定されず、衝突のときなど
にお子さまが重大な傷害を受けるお
それがあります。
シートベルト
シートベルトについて
000- 取扱説明書 .book 36 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-37
3
70K216
お子さまもシートベルトを着用
→ 2-6ページ(お子さまを乗せるときは)
80J028
走行前にシートベルトを正しく着用
してください。走行中に着用したり
調節したりすると、思わぬ事故を起
こすおそれがあります。
背もたれを必要以上に倒さないでく
ださい。また、洗たくばさみやクリッ
プなどでベルトをたるませないでく
ださい。シートベルトが本来の効果
を発揮できません。
助手席や後席の同乗者全員にシート
ベルトを着用させてください。

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お子さまをシートベルトで遊ばせない
でください。ベルトを身体に巻きつけ
るなどして遊んでいるときに、窒息な
ど重大な傷害を受けるおそれがありま
す。万一の場合はハサミでベルトを切
断してください。
000- 取扱説明書 .book 37 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-38
3
妊娠中や疾患のある方は
80J075
シートベルト警告ブザー
運転席のシートベルト着用忘れを防止するためのブザーです。
エンジンをかけて走行を開始してか
ら、最初に車速が約 15 km/h 以上に
なったときに運転者がシートベルトを
着用していないと、メーター内のシー
トベルト警告灯が点灯から点滅に切り
替わるとともに、シートベルト警告ブ
ザーが断続的に鳴ります。
→ 3-69ページ (シートベルト警告灯)
シートベルトの長さ調節
シートベルトは、長さ調節が必要ありま
せん。身体の動きにあわせてベルトが伸
縮し、強い衝撃を受けたときは自動的に ベルトがロックされて身体を固定しま
す。
妊娠中の方、疾患がある方もシート
ベルトを着用してください。ただし、
衝突のときに局部的に強く圧迫され
るおそれがありますので、医師に相
談して注意事項を確認してください。
妊娠中の方は、腰ベルトを腹部を避
けて腰部のできるだけ低い位置にか
けます。肩ベルトは、首と肩先の中
央から腹部を避けて胸部にかかるよ
うに着用してください。
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†Be'$9
‚BArq
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運転者がベルトを着用すると、警告
灯は消灯します。また、警告ブザー
が鳴っているときは、ブザーも止ま
ります。
警告ブザーは運転者がベルトを着用
しなくても、約95 秒間鳴り続けたあ
とに止まります。ただし、警告灯は
点滅から点灯に切り替わったまま、
エンジンスイッチを または (OFF)にするまで消灯しま
せん。
ACC
LOCK
000- 取扱説明書 .book 38 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-39
3
■ 着用のしかた
タングプレート(1)とシートベル
トをつかみ、ベルトをゆっくりと引
き出します。
ベルトのねじれを取ります。
80J1147
タングプレート(1)をバックル (2)
の差し込み口にまっすぐになるよう
に合わせて、カチッという音がする
までしっかりと差し込みます。
80J1148
腰ベルトを、腰のできるだけ低い位
置にかけます。
肩ベルトを、首と肩先の中央にかけ
ます。
ベルトがねじれていないことを確認
し、たるみを取り除きます。
■ 外すときは
バックルのボタン(3)を押します。
シートベルトが自動的に巻きもどされま
すので、ベルトやタングプレートに手を
添え、ゆっくりともどしてください。
80J1328
ベルトがロックされていて引き出せな
いときは、いったんゆるめてから再度
引き出します。それでも引き出せない
場合は、一度ベルトを強く引いてから
ゆるめ、再度ゆっくりと引き出してく
ださい。
シートベルトの着用のしかた
1
(1)
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2
(1)
(2)
ベルトがねじれていると、ベルトを外
したときに巻き取られないことがあり
ます。ベルトにたるみがなく巻きもど
されていることを確認してください。
3
4
5
(3)
000- 取扱説明書 .book 39 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-40
3
シートベルトを正しく着用する
取扱い
お手入れ
お手入れの方法は、布地などと同様で
す。
→ 6-4ページ(布地、ビニールレザー、樹脂部品などの手入れ)
シートベルトにねじれやたるみがあ
ると、衝撃を受けたときに局部的に
圧迫されるおそれがあります。
ベルトが腹部にかかっていると、衝
撃を受けたときに強く圧迫されるお
それがあります。
ベルトが肩にしっかりとかかってい
ないと、衝撃を受けたときに前に投
げ出されるおそれがあります。
シートベルトにほつれや擦り傷、切
り傷があるときは、ベルトを交換し
てください。
バックルが正常に動かないときは、
マツダ販売店で点検を受けてくださ
い。
衝突などでベルトに強い力がかかっ
たときは、外観に異常がなくても、
機能が損なわれていることがありま
す。ベルトを交換してください。
バックルの内部に異物が入ったり、飲
み物をこぼしたりしたときは、シー
トベルトが正常に機能を発揮しない
おそれがありますので、マツダ販売
店で点検を受けてください。
シートベルトの
取扱いとお手入れ
ベルトをドアにはさまないでくださ
い。ドアを閉める前に、ベルトがた
るみなく巻きもどされているか確認
してください。
ベルトを改造したり、取り外したり
しないでください。
漂白剤、溶剤、染料を使用しないでく
ださい。しみ、変色、強度低下の原因
となり、シートベルトが正常に機能を
発揮しないおそれがあります。
000- 取扱説明書 .book 40 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-41
3
シートベルトプリテンショ
ナーとは
エンジンスイッチが のときに、次
のような状況になると、肩ベルトを瞬時
に巻き取ります。
車の前方向から強い衝撃を受けたとき。運転席・助手席 SRS エアバッグシ
ステムと連動しています。
→ 3-54ページ (SRSエアバッグシステムの作動)
また、運転席側はラップアウタープリテ
ンショナー機構により、腰ベルトも同時
に巻き取ります。
80J1018
正常に機能させるために
シートベルトプリテンショナーの機能に
影響をあたえる部品に手を加えないでく ださい。シートベルトが思いがけないと
きに巻き取られたり、必要なときに正常
に巻き取られなくなったりすることがあ
ります。
→ 2-28 ページ(部品の取り付け、取 り外し、修理をするときは)
SRSエアバッグ警告灯
80J111
メーターパネル内にあります。
シートベルトプリテンショナー、SRS
エアバッグの電子制御システムに異常
があると、エンジンスイッチが
のときに点灯します。
→ 1-10ページ(警告灯・表示灯)
廃棄や廃車
作動していないシートベルトプリテンショナーは、決められた手順で作動させ
てから廃棄する必要があります。
プリテンショナーが一度でも作動する
と、ベルトを引き出すことも巻き取る
こともできなくなります。マツダ販売
店で交換してください。
シートベルトプリテンショナー (前席のみ)
ON

• 6Û Se
ÚT^
プリテンショナーを廃棄するときや、
装備車を廃車するときは、マツダ販売
店にご相談ください。
ON
000- 取扱説明書 .book 41 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-42
3
シートベルト可変ロードリ
ミッターとは
車の前方向から強い衝撃を受けると、
シートベルト巻取り装置内のシートベル
ト可変ロードリミッターが作動し、乗員
に一定以上の荷重がかからないように肩
ベルトを 2 段階に繰り出して、衝撃を緩
和します。
80J1039
64L3093G
シートベルトの衝撃低減機構(前席のみ)
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ª,^
強い衝撃を受けたシートベルトは、
ショルダーアンカー部(1)およびタ
ングプレート部(2)の樹脂が強い摩
擦で溶けてベルトに付着し、ベルトが
滑りにくくなります。このような場合
は、シートベルトが本来の機能を発揮
できません。マツダ販売店で交換して
ください。
(1)
(2)
000- 取扱説明書 .book 42 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-43
3
お子さま用シートは、お子さまの年齢
や体格に合った適切なものを選んでく
ださい。
→ 3-44 ページ(お子さま用シートの選択について)
ISOFIX タイプのお子さま用シート(別
売り)を取り付けるときは、 3-34ペー
ジ の「ISOFIX対応チャイルドシ-ト固
定専用金具 」をお読みください。
固定のしかた
ヘッドレスト(タイプ別装備) (1)
は、お子さま用シートに当たらない
高さに調節するか取り外します。
→ 3-30ページ (ヘッドレストの高
さ調節と取り外し・取り付け)
64L3059G
前図の後席は代表例です。お車の
タイプにより異なります。
座席が確実に固定されているか確認
します。
お子さま用シートに付属の取扱説明
書にしたがって、所定の部位にシー
トベルトを通します。
助手席には、お子さま用シートが必要
なお子さまを乗せないでください。後
ろ向き前向きにかかわらず、お子さま
用シートを適切に取り付けることがで
きません。
67H20440
お子さま用シートの
シートベルトによる固定
ヘッドレストを調節してもお子さま用
シートに当たる場合は、ヘッドレスト
を取り外してください。ヘッドレスト
に当たった状態ではお子さま用シート
が確実に固定されないため、衝突のと
きなどにお子さまが重大な傷害を受け
るおそれがあります。
1
(1)
2
3
000- 取扱説明書 .book 43 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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運転する前に/シートベルト
3-44
3
カチッと音がするまで、タングプ
レ ー ト(2 )を バ ッ ク ル(3 )に
しっかりと差し込みます。
80J1329
前図のお子さま用シートは代表例
です。
お子さま用シートにシートベルト固
定機構もロッキングクリップも備
わっていない場合は、別売りのロッ
キングクリップを使用してしっかり
と固定します。
67H30630
前図のロッキングクリップ(別売
り)は代表例です。
お子さま用シートを前後左右にゆ
すって、確実に固定されているか確
認します。
確実に固定できない場合は、お子 さま用シートに付属の取扱説明書
をご確認いただくか、お子さま用
シートを購入された販売店にご相
談ください。
お子さま用シートは、この項目をよく
読んだうえで、お子さまの年齢や体格
に合った適切なものを選んでくださ
い。
2-6 ページ の「お子さまを乗せるとき
は」もよくお読みください。
2006 年 10 月 1 日施行の新保安基準に
適合したISOFIX対応チャイルドシート
固定専用金具(ISOFIXアンカーおよび
テザーアンカー)を装備しています。
→ 3-34 ページ(ISOFIX 対応チャイ ルドシ-ト固定専用金具)
シートベルト固定機構またはロッキン
グクリップでお子さま用シートを確実
に固定しないと、急ブレーキをかけた
ときや衝突時に、お子さまが重大な傷
害を受けるおそれがあります。
4
(2) (3)
5
お子さま用シートは、確実に固定して
ください。急ブレーキをかけたときや
衝突時に、お子さまが重大な傷害を受
けるおそれがあります。
6
お子さま用シートの選択 について
000- 取扱説明書 .book 44 ページ 2013年5月27日 月曜日 午後1時48分

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