MAZDA MODEL SCRUM VAN / WAGON 2018 取扱説明書 (スクラムバン/ワゴン) (in Japanese)

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運転するときは/エンジン始動・停止
4-9
4
2-13 ページの「エンジンをかけるとき
は」もあわせてお読みください。
アドバンストキーレスエント
リー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム非装備車
パーキングブレーキ(1)がしっか
りかかっていることを確認します。
80J1037
80P0134
は、セレクトレ
バーが に入っていることを確認
します。
は、チェンジレバー
が N(ニュートラル)になっている
ことを確認します。
64P0161
は、エ ン ジ ン
スイッチを にし、セレクトレ
バーが になっていることをメー
ター内のセレクトレバー位置表示で
確認します。
74P40030
ヘッドライトやエアコンなどのス
イッチを切った方が、エンジンはか
かりやすくなります。
ハンドルロックが解除できなくて、
エンジンの始動ができない場合があ
ります。
→ 4-4 ページ(ハンドルロックが
解除できないときは)
エンジンのかけかた
1


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4
運転するときは/エンジン始動・停止
4-10
右足でブレーキペダル(2)をしっ
かり踏み続けます。
アクセルペダル(3)は踏まない
でください。
64L40060
は、左足でクラッチ
ペダル(4)をいっぱいまで踏み込
みます。
64L40160
キーを までまわします。
80J1036
エンジンがかかったら、すみやか
にキーから手を離します。
セレクトレバーが のとき、ブ
レーキペダルを踏まないでエンジ
ンスイッチを にすると、
ブレーキリクエストインジケー
ターが点灯し、警告ブザーが鳴り
ます。
セレクトレバーが または
以外で、エンジンスイッチを
にすると、次のように
なります。
・ブレーキリクエストインジケー
ターが点灯
・セレクトレバー位置表示または
ギヤポジション表示が点滅
・警告ブザーが吹鳴
※ 前記の手順を行なってもエンジンがか
からないときは、鉛バッテリーあがり
などの別の原因が考えられます。マツ
ダ販売店にご連絡ください。 の 場 合、メ ー
ター内のセレクトレバー位置表示が P
のときは、ブレーキペダルを踏まなく
てもエンジン始動は可能ですが、安全
のためブレーキペダルを踏んでくださ
い。表示が N のときはブレーキペダル
を踏み続けなければ、エンジンは始動
できません。
(2) ブレーキペダル
(3) アクセルペダル
3
(2)
(3)
tÂ’x®
4

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運転するときは/エンジン始動・停止
4-11
4
アドバンストキーレスエント
リー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム装備車
、 、 は、アドバンストキーレス
エントリー&キーレスプッシュボタンス
タートシステム非装備車と同じ操作で
す。
メーター内のプッシュ表示灯
が点灯したら、エンジンスイッチ
(1)を押します。エンジンがか
かったら、スターターは自動的に停
止します。
エンジンがかからなくても、ス
ターターはしばらくすると自動的
に停止します。自動停止後または
システム異常時は、エンジンス
イッチを押している間だけ、ス
ターターがまわります。
82K254
■ プッシュ表示灯 が点滅し
てエンジンがかからないときは
携帯リモコンが「車内の作動範囲」(4-5
ページ参照)で検知されていないことが
考えられます。運転者は携帯リモコンを
身につけ、メーター内のプッシュ表示灯
の消灯後、操作をやり直してくださ
い。それでもエンジンがかからないとき
は、携帯リモコンの電池切れのおそれが
あります。次の手順を行なってください。
セレクトレバーが に入っている
ことを再確認し、ブレーキペダルを
しっかり踏み続けます。
メーター内のプッシュ表示灯
が点灯したら、エンジンスイッチ
(1)を押します。
メーター内のプッシュ表示灯
が点滅している約10秒以内に、携帯
リモコン(2)の先端(ロックスイッ
チ側)をエンジンスイッチに約 2 秒
間当てます。
プッシュ表示灯 の点滅中
に、イモビライザー警告灯が約 5
秒間点灯します。
64P40230
上図の携帯リモコンは代表例です。お
車のタイプにより異なります。 鉛バッテリー保護のため、キーを
にまわした状態を 8 秒以上
続けないでください。エンジンがかか
らないときは、キーを一度 に
もどし、10 秒以上待ってから再びか
けてください。
START
ACC
123
4
(1)
1P
2
3
(2) (1)
000-取扱説明書.book 11 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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4
運転するときは/エンジン始動・停止
4-12
※前記の手順を行なってもエンジンがか
からないときは、鉛バッテリーあがり
などの別の原因が考えられます。マツ
ダ販売店にご連絡ください。
エンジンを止めるときは
設定の切替え(カスタマイズ)をする
と、携帯リモコン検出範囲外警告ブ
ザー(室内ブザー)を1回鳴らすこと
ができます。設定の切替えについて
は、マツダ販売店にご相談ください。
携帯リモコンの電池切れが近いと、
エンジンスイッチを にしたとき
に、メーター内の携帯リモコン電池
消耗警告灯が約15秒間点灯します。
→ 3-9ページ
(携帯リモコン電池消耗警告灯)
→ 6-7ページ
(リモコンキーの電池交換)
ON
緊急時以外は、走行中にエンジンを止
めないでください。
ブレーキ倍力装置が働かないため、
ブレーキペダルを踏むときに強い力
が必要になります。
パワーステアリング装置が働かない
ため、ハンドルが重くなります。
次の機能が作動しません。
・ABS(ABS装備車)
・エマージェンシーストップシグナ
ル(ESS)(タイプ別装備)
・DSC&TCS(タイプ別装備)
・レーダーブレーキサポート(RBS)
(タイプ別装備)
・誤発進抑制機能(タイプ別装備)
 は、AGS のシ
ステムが作動しなくなるおそれがあ
ります。
走行中にエンジンを止めると、オート
マチックトランスミッション(タイプ
別装備)が損傷するおそれがあります。
エンジンの止めかた
オートギヤシフト車
000-取扱説明書.book 12 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転するときは/エンジン始動・停止
4-13
4
■ アドバンストキーレスエント
リー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム非装備車
エンジンスイッチを にもどしま
す。
■ アドバンストキーレスエント
リー&キーレスプッシュボタ
ンスタートシステム装備車
停車中にエンジンを停止できないとき
は、エンジンスイッチを 3 連打以上、
または 2 秒以上長押ししてください。
この場合、システムの異常が考えられ
ますので、マツダ販売店で点検を受け
てください。
キーを抜くときは
キーを抜くと、ハンドルロックがかかり
ます。
■ オートマチック車・オートギ
ヤシフト車
セレクトレバーを に入れ、セレ
クトレバーのボタンから手を離しま
す。
→ 4-17ページ
(セレクトレバーの操作)
→ 4-28ページ
(セレクトレバーの操作)
キーを (OFF)にもどして
キーを抜きます。
誤操作防止のため、次の条件をみたし
ているときだけキーが抜けます。
・セレクトレバーが 位置
・セレクトレバーのボタンから手を離
している
・オートマチック車
→ 4-21ページ
(キーインターロック)
→ 4-26ページ(駐車)
・オートギヤシフト車
→ 4-36ページ
(キーインターロック)
→ 4-42ページ(駐車) は走行中、絶対にエン
ジンスイッチを (OFF)にも
どさないでください。キーが万一抜け
ると、ハンドルがロックされてまわせ
なくなり、思わぬ事故につながるおそ
れがあります。
車両の状態 エンジン停止方法
停車中エンジンスイッチを
押す
走行中
(緊急時)エンジンスイッチを
3 連打以上、または 2
秒以上長押しする
ACC
マニュアル車
LOCK
アドバンストキーレスエントリー&キーレス
プッシュボタンスタートシステム非装備車
1

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4
運転するときは/エンジン始動・停止
4-14
■ マニュアル車
キーを (OFF)にもどしてキー
を抜きます。
 → (OFF)は、キーを
押し込んでまわします。
64P40170
■ キー抜き忘れ警告ブザー
キーの抜き忘れを防止するためのブザー
です。
キーを または (OFF)
にしたまま運転席ドアを開けると、室
内ブザーが“ ピー、ピー、” と断続的
に鳴ります。
キーを抜くと、室内ブザーが止まりま
す。
エンジンスイッチをもどすと
きは
セレクトレバーを に入れ、セレク
トレバーのボタンから手を離します。
→ 4-17ページ
(セレクトレバーの操作)
エンジンスイッチを押して
(OFF)にもどします。
エンジンスイッチを (OFF)に
もどして、いずれかのドアを開閉する
と、ハンドルロックがかかります。
誤操作防止のため、次のようなときは、
エンジンスイッチを (OFF)に
もどせません。
・セレクトレバーの位置が 以外
・セレクトレバーの位置が に入っ
ていても、セレクトレバーのボタン
を押しているとき
→ 4-26ページ(駐車)
セレクトレバーの故障などで、エンジ
ンスイッチを (OFF)にもどせ
ないことがあります。マツダ販売店で
点検を受けてください。なお、点検前
には次の作業をしてください。
・盗難を防ぐため、キー操作にてドア
を施錠してください。(リクエスト
スイッチやキーレスエントリーでは
施錠できません)
・鉛バッテリーあがりを防ぐため、
バッテリーのマイナス端子を外して
ください。(10 mmスパナなどの市
販工具が必要です)
■ エンジンスイッチもどし忘れ
警告ブザー
エンジンスイッチのもどし忘れを防止す
るためのブザーです。
エンジンスイッチを にしたま
ま運転席ドアを開けると、室内ブザー
が“ピー、ピー、”と断続的に鳴りま
す。
セレクトレバーを に入れ、セレク
トレバーのボタンから手を離します。
エンジンスイッチを2回押して
(OFF)にもどすと、室内ブザーが止
まります。
(OFF)にもどさないと、リク
エストスイッチや携帯リモコンでドア
が施錠できません。
LOCK
ACCLOCK
ACCLOCK
アドバンストキーレスエントリー&キーレ
スプッシュボタンスタートシステム装備車
1

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運転するときは/パーキングブレーキ
4-15
4
■ハンドルロック未作動警告ブザー
故障などで、エンジンスイッチを
(OFF) にもどして、いずれかのドアを開
閉してもハンドルがロックされない場
合、運転席ドアを開けると、室内ブザー
が“ピッ、ピッ、”と断続的に鳴ります。
マツダ販売店で点検を受けてください。
パーキングブレーキは後輪にかかりま
す。駐車するときはパーキングブレーキ
をしっかりとかけてください。
64P1002
64P40190
ペダル式(足踏み式)
■ 駐車するときは
右足でブレーキペダルを踏みながら、左
足でパーキングブレーキペダルをいっぱ
いまで踏み込みます。
パーキングブレーキをかけるときは、
確実にブレーキが効くまで一気に踏み
込んでください。
一気に踏み込まないで途中でペダルか
ら足を離してしまったときは、一度解
除してから、同じ手順で再度踏み込ん
でください。
(1) ボタン
LOCK
パーキングブレーキ
パーキングブレーキの操作
ペダル式
レバー式
(1)
パーキングブレーキを解除したとき
は、メーター内のブレーキ警告灯が消
灯しているか確認してください。万
一、パーキングブレーキをかけたまま
走行した場合、ブレーキ装置が過熱し
てブレーキが効かなくなるおそれがあ
ります。
→ 3-95ページ(ブレーキ警告灯)
ヒルホールドコントロール装備車の場
合、パーキングブレーキをかけるとヒ
ルホールドコントロールが作動しませ
ん。
→ 4-55ページ
(ヒルホールドコントロール)
オートマチック車
000-取扱説明書.book 15 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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4
運転するときは/パーキングブレーキ
4-16
■ パーキングブレーキをさらに
強く効かせたいときは
右足でブレーキペダルを強く踏んだ
ままにします。
左足でパーキングブレーキを踏んで
解除してから、再度踏み込みます。
■ 解除するときは
右足でブレーキペダルを踏みながら、
左足でパーキングブレーキペダルをカ
チッと音がするまで踏み、ゆっくりと
離します。
坂道発進するときは、左足でパーキン
グブレーキペダルをカチッと音がする
まで踏んでおき、右足でアクセルペダ
ルを慎重に踏み、車が動き出す感触を
確認しながらパーキングブレーキペダ
ルをゆっくりともどしてください。
レバー式(引き上げ式)
■ 駐車するときは
ボタンを押さずにパーキングブレーキレ
バーをいっぱいに引き上げます。
■ 解除するときは
レバーを少し引き上げながらレバー先
端のボタンを押し込み、そのまま下ま
で完全におろします。
坂道発進するときは、パーキングブ
レーキをかけたまま右足でアクセルペ
ダルを慎重に踏み、車が動き出す感触
を確認しながらパーキングブレーキを
解除してください。
パーキングブレーキ解除忘れ
警告ブザー
パーキングブレーキを解除し忘れたまま
走行すると、室内ブザーが “ ピピピッ、
ピピピッ”と鳴り続けます。
走行中は、パーキングブレーキペダ
ルを踏まないでください。急ブレー
キをかけた状態になり、事故を起こ
すおそれがあります。
走行中は、パーキングブレーキペダ
ルに足を乗せないでください。カー
ブを曲がるときなどに足に力がかか
り、踏み込んでしまうおそれがあり
ます。
パーキングブレーキの効きを強くし
ようとして、2 度踏みをしないでく
ださい。2 度踏みをすると、ペダル
がもどってパーキングブレーキが解
除されます。
パーキングブレーキを解除するとき
は、右足でブレーキペダルを踏んで
ください。
1
2

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運転するときは/オートマチック車
4-17
4
セレクトレバーの各位置のはたらき
64P40030
(1) ボタン
パーキング
駐車するとき、エンジンを始動・停止するとき、アドバンス
トキーレスエントリー&キーレスプッシュボタンスタートシ
ステム非装備車のキーを抜くときの位置
駆動輪(後輪)が固定されます。
リバース
車を後退させるときの位置
室内で警告ブザーが鳴り、運転者にセレクトレバーが
に入っていることを知らせます。
ニュートラル
エンジンの動力が伝わらない状態の位置
エンジンを始動できますが、安全のため 位置で始動し
てください。
ドライブ
通常走行の位置
車の速度とアクセルペダルの踏み込み量により、自動的に
変速され走行できます。
セカンド
エンジンブレーキを効かせるときなどの位置
ギヤは1速と2速の間で自動的に切り替わります。坂道を走
行するときなどに使用します。
ロー強力なエンジンブレーキを効かせるときなどの位置
急な下り坂を走行するときなどに使用します。
オートマチック車
セレクトレバーの操作
オートマチック車
(1)
P
RR
NP
D
2
L
000-取扱説明書.book 17 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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4
運転するときは/オートマチック車
4-18
セレクトレバーの動かしかた
64P0236
■ シフトロックシステム
発進するときなどに、セレクトレバーの
誤操作を防ぐシステムです。
エンジンスイッチが でブレーキ
ペダルを踏んでいるときだけ、セレク
トレバーを からほかの位置に動か
せます。
エンジンスイッチが または
(OFF)のときは、ブレーキペ
ダルを踏んでいても、セレクトレバー
を からほかの位置に動かせませ
ん。
セレクトレバーのボタンを押してか
ら、ブレーキペダルを踏まないでくだ
さい。シフトロックが解除されないこ
とがあります。
万一、エンジンスイッチを にし
て、ブレーキペダルを踏んでもセレク
トレバーを からほかの位置へ動か
せない場合は、次の「シフトロックの
解除のしかた」でシフトロックを解除
してください。
この場合は、シフトロックシステムな
どの故障が考えられます。ただちにマ
ツダ販売店で点検を受けてください。
ブレーキペダルを踏み、ボ
タンを押したままセレクト
レバーを動かします。
ボタンを押さずにセレクト
レバーを動かします。
ボタンを押したままセレク
トレバーを動かします。
完全に停車させてから、セレクトレ
バーを に入れてください。車が動
いていると、トランスミッションが故
障する原因となります。なお、トラン
スミッション保護のため、前進車速が
約 10 km/h 以上のときは変速されま
せん。(ニュートラルのまま)
の操作は、セレクトレバーのボタ
ンを押さない習慣をつけてください。
常にボタンを押して操作していると、
間違って へ入れてしまう
おそれがあります。
R
PRL
セレクトレバー可動部に飲み物などを
こぼしたり、内部に異物が入ったりし
た場合、そのまま使用を続けるとシフ
トロックシステムが正常に機能しなく
なるおそれがありますので、すみやか
にマツダ販売店で点検を受けてくださ
い。
発進するときは、ブレーキペダルを
しっかり踏んだままセレクトレバーを
操作してください。
ON
P
ACC
LOCK
P
ON
P
000-取扱説明書.book 18 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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