MAZDA MODEL SCRUM VAN / WAGON 2018 取扱説明書 (スクラムバン/ワゴン) (in Japanese)

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運転するときは/運転支援機能
4-59
4
・レーダー検知範囲内に前方車両の一
部分しかないとき
72M20406
次のような前方車両はレーダーが検知
できずにRBSが作動しない場合があり
ます。
・ 著しく汚れている車両
・ ガラス面の大きな車両
・ レーダーが検知しにくい黒系色の車

・ リフレクター(反射板)がない車両
・ 荷台の低いトラック、極端に車高の
低い車両や高い車両
・ キャリアカーなど、特殊な形状をし
た車両
72M20407
■ こんな場合にも作動すること があります
次のようなときはレーダーが前方車両
と判断してRBSが作動する場合があり
ます。あわてず注意して走行してくだ
さい。
・レーダーが二輪車および歩行者を検
知したとき
72M20422
・ 路上に金属物、看板、段差、落下物
または突起物などがあるとき
72M20408
・ 進行方向に ETC ゲートや駐車場の
バー、遮断機、看板などがあるとき
72M20409


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000-取扱説明書.book 59 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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4
運転するときは/運転支援機能
4-60
・カーブ入口のガードレールや看板な
どの路側物があるとき
72M20410
・ レーダーの検知範囲内で、他車が急
な割込みや車線変更をしてきたとき
72M20411
・ カーブで対向車とすれ違うとき
72M20412
・ビニールカーテンなどをくぐって通
過するとき
72M20413
・ 搭載したルーフキャリアやスキー板
などの長尺物がレーダー検知範囲内
にあるとき
72M20423
・ 生い茂った草むらなどの悪路を走行
するとき




000-取扱説明書.book 60 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転するときは/運転支援機能
4-61
4
誤発進抑制機能
誤発進抑制機能は停車または徐行(車速
約10 km/h以下)中に、前方約4 m以内
に車両や障害物を検知すると、アクセル
ペダルの急激な踏み込みによるエンジン
出力の上昇を自動的に約5秒間抑制する
ことで衝突時の被害軽減を図る機能で
す。抑制されていたエンジン出力は、機
能が解除されると徐々にもどります。
作動中は、次の方法でお知らせします。
メーター内のレーダーブレーキサポー
ト(RBS)作動表示灯が点滅
→ 3-95ページ
(警告灯・表示灯の見かた)
ブザーが “ ピピピピピ ” と断続的に鳴

72M20414
誤発進抑制機能の性能には限界があ
ります。誤発進抑制機能にたよった
運転はせず、アクセルペダルの操作
に気をつけ、常に安全運転に努めて
ください。操作を誤ると思わぬ事故
につながるおそれがあります。
前方約4 m以内に車両や障害物があっ
ても、周囲の状況によっては機能が作
動せず、思わぬ事故につながるおそれ
があります。
誤発進抑制機能は停車状態を保つも
のではありません。急な坂道などで
機能が作動すると、勾配によっては
自重により坂道を下り、思わぬ事故
につながるおそれがあります。
次のような場合は、車高や車両の傾
きが変わり、誤発進抑制機能が正常
に機能せず、思わぬ事故につながる
おそれがあります。
・サスペンションの改造(車高の変
更など)
・指定サイズ以外のタイヤやホイー
ルの装着
・摩耗したタイヤや摩耗差の激しい
タイヤの装着
・タイヤの空気圧が適正でない
前輪を輪止めや縁石などに接触させて
おくと、より衝突を回避しやすくなり
ます。
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4
運転するときは/運転支援機能
4-62
■ こんな場合は作動しません
エンジンがかかっていないとき
セレクトレバーの位置が
のとき
ハンドルを大きくまわしているとき
メーター内のブレーキシステム警告灯
(オレンジ色)および、RBS OFF 表示 灯が点灯しているとき
→ 3-104ページ(ブレーキシステム 警告灯(オレンジ色))
→ 3-113ページ(レーダーブレーキ サポート(RBS) OFF表示灯)
RBS OFFスイッチ押し込みにより誤発進抑制機能が作動停止(OFF)のとき
→ 4-64ページ (レーダーブレーキサ
ポート(RBS) OFFスイッチ)
DSC&TCS OFFスイッチ押し込みに
よ り DSC&TCS が作動停止(OFF)の
とき
→ 4-49ページ (DSC&TCS OFFスイッチ)
■ こんな場合は作動しないことがあります
次のようなときはレーザーレーダーが
前方車両や障害物を正しく検知できず
に誤発進抑制機能が作動しない場合が
あります。
・レーダー本体が高温状態のとき
・ 大雨、濃霧および吹雪などの悪天候
のときや、前方車両の排気ガスや
水、雪などの巻上 げ、砂、煙などで
前方の視界が悪いとき
・ フロントガラスが汚れているときや
フロントウォッシャーを使用中のと

65P40380
・ 急な坂道のとき
・ 荷室などに重いものを載せて、車両
が後傾しているとき
72M20405
・ レーダー検知範囲内に前方車両の一
部分しかないとき
72M20406
PRN



000-取扱説明書.book 62 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転するときは/運転支援機能
4-63
4
次のような前方車両および障害物は
レーダーが検知できない場合がありま
す。
・標識や街灯などポール状の障害物
・ ガードレールなど高さの低い障害物
・ 小さい障害物
・ 著しく汚れている車両
・ ガラス面の大きな車両
・ レーダーが検知しにくい黒系色の車
両および障害物
・ レーダーが透過する網目の大きい
フェンスやガラス
・ リフレクター(反射板)がない車両
・ 荷台の低いトラック、極端に車高の
低い車両や車高の高い車両
・ キャリアカーなど、特殊な形状をし
た車両
72M20407
■ こんな場合にも作動すること があります
次のようなときはレーダーが前方車両
および障害物と判断して誤発進抑制機
能が作動する場合があります。
・路上に金属物、看板、段差、落下物
または突起物などがあるとき
72M20408
・ 駐車場ゲートや遮断機のバーが上が
りきるまえのとき
72M20415
・ キャリアカーに積載するとき
72M20416

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000-取扱説明書.book 63 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転するときは/運転支援機能
4-64
・ビニールカーテンなどをくぐって通
過するとき
72M20413
・スピードブレーカーが設置してある
道や、河川敷などの悪路を走行する
とき
・生い茂った草むらなどの悪路を走行
するとき
■ 踏切内などで作動した場合は
誤発進抑制機能が遮断機を障害物と判断
して、踏切内に閉じ込められた場合は、
次のいずれかの操作を行ない踏切内から
脱出してください。
アクセルペダルを5秒以上踏み続ける
ハンドルを大きくまわす
いったんアクセルペダルを離し、再度
すばやく踏み込む
RBS OFFスイッチを長押しする
→ 4-64ページ(レーダーブレーキサ
ポート(RBS)OFFスイッチ)
レーダーブレーキサポート
(RBS)OFFスイッチ
RBS および誤発進抑制機能を停止状態
(OFF)にできます。
機能を停止させるときは、メーター内
の RBS OFF 表示灯(2)が点灯するま
でRBS OFFスイッチ(1)を長押しし
ます。
機能を復帰させるときは、もう一度
RBS OFF スイッチ(1)を長押しして
RBS OFF表示灯(2)を消灯させます。
手動でエンジンを停止するたびに機能
は復帰し、RBS OFF 表示灯は消灯し
ます。
RBS OFFスイッチを押すたびにブザー
が “ ピッ” と鳴り、作動が切り替わっ
たことをお知らせします。
64P40130
上図のインパネは代表例です。お車の
タイプにより異なります。
遮断機が下がる直前に無理に踏切内に
進入しないでください。踏切内でRBS
や誤発進抑制機能が作動して、思わぬ
事故につながるおそれがあります。
→ 7-28 ページ(踏切内で動けなく
なったときは)

(2)
(1)
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運転するときは/運転支援機能
4-65
4
メーター内の RBS OFF 表示灯は RBS
および誤発進抑制機能が停止している
ことをお知らせするだけではなく、次
のような場合に点灯します。
・機能が正常な場合、エンジンスイッ
チを にしたときに約3秒間点灯
したあと消灯します。
・エンジンスイッチが のときに
RBSおよび誤発進抑制機能に異常が
ある場合やレーダーがフロントガラ
スの汚れを検知するなど、一時的に
RBSおよび誤発進抑制機能が作動し
ない場合に点灯します。
→ 3-113ページ(レーダーブレーキ
サポート(RBS) OFF表示灯)
64P40280
■ レーザーレーダー
レーザーレーダー(1)は精密部品で
す。フロントルームミラー付近に設置さ
れ、次の機能で使用しています。
レーダーブレーキサポート(RBS)
誤発進抑制機能
64P40200
上図は代表例です。お車のタイプによ
り異なります。
次のようなときは、RBS および誤発
進抑制機能が作動するおそれがある
ため、RBS OFF スイッチを操作して
停止させてください。
・テスターなどで車両点検を行なう
とき
・けん引されるとき
・生い茂った草むらなどの悪路を走
行するとき
RBS OFFスイッチを操作しても、
DSC&TCS を作動停止(OFF)にす
ることはできません。
ON
ON
t¶½‚è
レーダーを正しく作動させるため
に、次のことをお守りください。取
扱いを誤ると、前方車両や障害物を
正しく検知できなくなり、思わぬ事
故につながるおそれがあります。
・レーダー前方のフロントガラスを
きれいに保ち、ステッカーなどを
貼らない(透明なものを含む)
・レーダー本体、およびその周辺部
に強い衝撃や力を加えない
・レーダーを取り外したり、分解し
たりしない
・フロントワイパー本体やブレード
を交換するときは、指定のものを
使 用 す る(詳 し く は、マ ツ ダ 販 売
店にお問い合わせください)
(1)
000-取扱説明書.book 65 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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運転するときは/運転支援機能
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■ ガラス汚れを検知したときは
レーザーレーダーがフロントガラスの汚
れを検知した場合は、レーダーブレーキ
サポート(RBS)および誤発進抑制機能
を停止させるとともに、メーター内の
RBS OFF 表示灯およびブレーキシステ
ム警告灯(オレンジ色)が点灯します。
次の手順で対処してください。
安全な場所に停車し、エンジンス
イッチを (OFF)にします。
レーダー前方のフロントガラスをき
れいにします。
エンジンスイッチを にします。RBS OFF 表示灯およびブレーキシ
ステム警告灯(オレンジ色)の消灯
を確認します。
RBS OFF 表示灯およびブレーキ
システム警告灯(オレンジ色)が
消灯しないときは、ガラスの汚れ
以外の異常が考えられます。マツ
ダ販売店にご連絡ください。
64P0251
レーダー付近のフロントガラスにひ
び割れなどの傷がある状態で走行す
ると、レーダーが前方車両や障害物
を正しく検知できなくなり、思わぬ
事故につながるおそれがあります。
RBS OFFスイッチを操作して、RBS
および誤発進抑制機能を停止させ、マ
ツダ販売店で点検を受けてください。
エンジンスイッチが のときに
レーダーから 10 cm 以内の距離で、
拡大鏡、対物レンズなど拡大機能が
ある光学機器を使用して、照射部を
のぞき込まないでください。レーダー
から照射される赤外線で目を傷める
おそれがあります。ON
1LOCK
2
3ON
このレーダーは、日本工業規格 JIS C
6802「レーザー製品の放射安全基準」
におけるレーザー等級1M製品です。
72M20424
最大平均出力:45mW
パルス幅:33ns
波長:905nm
発散角(水平 × 垂直):28°× 12°
4
レーザー等級ラベル
レーザーレーダー放射線データ
000-取扱説明書.book 66 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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5
装備の取扱い
5-1
5.装備の取扱い
● 主な装備
燃料給油口 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-2
ボンネット ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-3
エンジンルーム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-5
サンバイザー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-7
室内灯 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-8
インパネ収納スペース ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-10
ドリンクホルダー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-13
そのほかの装備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-15
● エアコン、ヒーター
エアコンの吹出し口 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-22
マニュアルエアコン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-23
オートエアコン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-27
リヤデフォッガースイッチ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-34
リヤヒーターの使いかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-35
エアコンの上手な使いかた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-36
● オーディオ
アンテナ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-38
オーディオ機能について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-40
AM/FMラジオ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-41
CDプレーヤー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5-43
ステアリングオーディオスイッチ ・・・・・・・・・・・・・5-57
000-取扱説明書.book 1 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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装備の取扱い/主な装備
5-2
5
2-23 ページの「給油するときは」もあ
わせてお読みください。
フューエルリッド
運転席ドアの下側にあります。
開けるときは、運転席足元のフューエ
ルリッドオープナー(1)を引き上げ
ます。
閉めるときは、フューエルリッドを手
で押し付けます。
64P50330
フューエルキャップ
開けるときは、ゆっくり反時計方向に
まわします。
閉めるときは、カチッという音が 2 回
以上するまで時計方向にまわします。
64P50020
必ず次のことをお守りください。
エンジンを止めてください。
給油中はドアや窓を閉めてください。
ガソリンは引火性が高いため、タバ
コなどの火気は厳禁です。
主な装備
燃料給油口
(1)
(2) フューエルキャップ
(3) フューエルリッド
フューエルキャップはゆっくりとゆ
るめ、空気の抜ける音が止まったら
キャップを開けます。急に開けると
燃料タンク内の圧力が急激に抜け、
燃料が吹き出すおそれがあります。
燃料をこぼさないようにしてくださ
い。こぼれた場合は、ただちにやわ
らかい布などでふき取ってくださ
い。火災など思わぬ事故につながる
おそれがあります。また、そのまま
放置すると、塗装のしみ、変色、ひ
び割れの原因となります。
給油後は、フューエルキャップをカ
チッという音が 2 回以上するまで閉
めてください。キャップが確実に閉
まっていないと、燃料が漏れたり、
火災が発生したりするおそれがあり
ます。
指定のマツダ純正フューエルキャッ
プ以外は使用しないでください。燃
料漏れのおそれがあります。
RP(2)
(3)
000-取扱説明書.book 2 ページ 2017年3月31日 金曜日 午後3時9分

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