MAZDA MODEL CARROL 2015 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)
MODEL CARROL 2015
MAZDA
MAZDA
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MAZDA MODEL CARROL 2015 取扱説明書 (キャロル) (in Japanese)
Trending: door lock, fuse, 4WD, ABS, relay, lock, key
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7
万一のとき/パンク
7-11
スペアタイヤ(市販品)が準備できない
場合は、タイヤパンク応急修理セットを
ご使用ください。
→ 7-4ページ(タイヤパンク応急修理セット)
他車に注意をうながすため、非常点
滅表示灯を点滅させます。他車の通
行のじゃまにならず、安全に作業が
でき、地面が硬くて平らな場所に車
を移動します。
パーキングブレーキをしっかりとか
けます。
はセレクトレ
バーを に入れ、エンジンを止
めます。
はエンジンを止
め、チェンジレバーを R または 1
速に入れます。
必要に応じて、停止表示板(別売
り)を置きます。
交換するタイヤ(2)と対角線の位
置にあるタイヤの前後に、輪止め
(1)(市販品)を置きます。
80J1245
工具、ジャッキ、スペアタイヤを取
り出します。同乗者がいるときや重
い荷物を載せているときは、車から
降ろします。
万一ジャッキが外れたときに足な
どをはさまないために、取り出し
たスペアタイヤは、交換するタイ
ヤの近くの車体の下に置いてくだ
さい。
80J323
タイヤ交換の準備
1
2
オートマチック車
P
マニュアル車
3
(1) (2)
スペアタイヤを地面に置くときは、ホ
イール表面を上にすると傷つきにくく
なります。
4
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万一のとき/パンク
7-12
フルホイールキャップ(タイプ別装
備)を外します。
傷つき防止のため、ジャッキバー
(3)の先端に布(4)をあてがっ てホイールとキャップの間に差し
込み、こじって外します。
64L70260
ホイールナットレンチ(5)でホ
イールナット 4 個を反時計方向にま
わし、手でナットが軽くまわるくら
いまでゆるめます。
74P70070
ジャッキアップする前に、パーキングブ
レーキをしっかりとかけてください。
はセレクトレバー
を に入れ、エンジンを止めてくだ
さい。
はエンジンを止め、 チェ
ンジレバーをRまたは1速に入れてくだ
さい。
5
(3)
(4)
6
(5)
万一ジャッキが外れると、身体がはさ
まれ重大な傷害を受けたり、車が動き
出して思わぬ事故につながったりする
おそれがあります。ジャッキアップす
るときは次のことをお守りください。
地面が硬くて平らな場所でジャッキ
アップしてください。
ジャッキは、タイヤ交換だけに使用
してください。
ジャッキはこの車に付属のものを使
用し、ほかの車のものは使用しない
でください。また、この車のジャッ
キをほかの車に使用しないでくださ
い。
ジャッキは必ず指定された位置にか
けてください。指定以外の位置に
ジャッキをかけると、ジャッキが外
れたり、車を損傷したりするおそれ
があります。
ジャッキで必要以上に車を持ち上げ
ないでください。
ジャッキで車を持ち上げているとき
は、車の下にもぐったり、エンジン
をかけたり、車をゆすったりしない
でください。
ジャッキアップするときに、ジャッ
キの上や下にものをはさまないでく
ださい。
複数のジャッキを使用して、複数輪
を同時にジャッキアップしないでく
ださい。
ジャッキアップ
オートマチック車
P
マニュアル車
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万一のとき/パンク
7-13
ジャッキバー取り付け部を手でまわ
してジャッキを広げ、ジャッキ頭部
の凹み部を車載ジャッキ指定位置に
軽く接触させます。
ジャッキ頭部を軽くゆすって、
ジャッキ頭部の凹み部が指定位置に
はまっているか確認します。
74P70080
ジャッキに、ジャッキバーとホイー
ルナットレンチを取り付けます。
(次の図参照)
ジャッキバーは次の図のように、
ホイールナットレンチの穴に差し
込みます。
ホイールナットレンチをまわして、
タイヤが地面から少し離れるまで、
車体を慎重に持ち上げます。
74P70090
(1) 車載ジャッキ指定位置
1
2
(1)(1)
(2) ジャッキバー
(3) ホイールナットレンチ
3
4
(3)
(2)
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万一のとき/パンク
7-14
7
ガレージジャッキ(市販品)を使用するときは
ガレージジャッキおよびリジッドラック(市販品)の指定位置を下図に示します。詳細
については、マツダ販売店にご相談ください。
フロント側ガレージジャッキ指定位置は、トルクロッド締め付けボルトを目安にしてく
ださい。
74P70320
必ず図に示す指定位置を守ってください。
ジャッキアップした車体を保持する際は、必ずリジッドラックに掛け替えてください。
フロント側またはリヤ側のみをジャッキアップする際は、必ず接地側のタイヤの前
後に輪止め(市販品)を置いてください。
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7
万一のとき/パンク
7-15
ホイールナットを外して、タイヤを
取り外します。外したタイヤは、車
体の下に置きます。
次の場所の汚れや異物を取り除きま
す。
交換するホイールの取り付け面
(1)
車体側の取り付け面(ハブ面) (2)
ボルトやホイールナットの
ネジ部(3)
ホイールナットのテーパー面(4)
ホイール穴のテーパー面(5)
65J4033
上図は代表例です。お車のタイプによ
り異なります。
このとき、ボルトやナットのネジ
部、ホイールのボルト穴につぶれ
や亀裂などの異常がある場合は、
マツダ販売店で点検を受けてくだ
さい。
ホイールナットのテーパー面(4)
が、ホイール穴のテーパー面(5)
に軽く接触するまで、手で時計方向
にまわして締めます。
65P70360
上図は代表例です。お車のタイプによ
り異なります。
タイヤを地面に置くときは、ホイール
表面を上にすると傷つきにくくなりま
す。
タイヤの取り付け・取り外し
1
2
(2)
(4)
(1)
(3)
前記の場所に汚れや異物、つぶれや
亀裂などの異常があると、走行中に
ホイールナットがゆるむことがあり
ます。
ナットやボルトに、オイルやグリス
を付着させないでください。必要以
上にナットを締めすぎて、ボルトが
折れるおそれがあります。
3
スチールホイール装備車
(4) (5)
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万一のとき/パンク
7-16
71L70410
車体の下に置いたタイヤを取り出
し、タイヤが地面に接触するまで
ジャッキを下げます。
ホイールナットレンチを使用して、
ホイールナットを次の図の順序で 2
~3回に分けて締め付けます。締め付けトルク:85 N・m (870 kgf・cm)
ホイールナットレンチの柄の先端
にかかる力は 354 N(36 kgf)
を目安にしてください。
すべてのホイールナットが確実に
締まっていることを確認してくだ
さい。
82K132
フルホイールキャップ(タイプ別装
備)を付けます。
タイヤの空気注入口 (6)とキャッ
プの切り欠き部分をあわせてか
ら、確実に押し込みます。
71L70420
アルミホイール装備車
(4)
(5)
4
5
ホイールナットが確実に締まってい
ないと、ボルトやブレーキ部品を損
傷したり、ホイールが外れたりする
など、思わぬ事故につながるおそれ
があります。トルクレンチ(市販
品)を使用せずにタイヤ交換した場
合は、できるだけ早くマツダ販売店
で締め付けトルクの点検を受けてく
ださい。
ホイールナットレンチを足で踏んだ
り、パイプや棒などを追加して締め
付けたりすると、ナットを締めすぎ
てボルトが損傷し、事故につながる
おそれがあります。
既定の締め付けトルクで締める場合
は、トルクレンチ(市販品)のご使用
をおすすめします。
6
(6)
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万一のとき/バッテリーあがり
7-17
工具とジャッキを所定の位置に収納し
てください。
タイヤを交換してしばらく走行したあ
と、ホイールナットにゆるみがないか
確認してください。
アルミホイール装備車は、タイヤを交
換してから 1,000 km 程度走行したあ
とに、ホイールナットにゆるみがない
か点検してください。
次のようなときは、鉛バッテリーがあ
がっています。
エンジンをかけようとしてもスター
ターがまわらない。または、まわって
も回転が弱くてエンジンがかからな
い。
ヘッドライトが極端に暗かったり、
ホーンの音が小さかったりする。ブースターケーブルと、12 Vバッテリー
を使用しているほかのバッテリー正常車
があれば、エンジンの始動ができます。
1 本目のブースターケーブル(1)
を①→②の順序で接続します。
①バッテリーあがり車の 端子
②バッテリー正常車の 端子
74P70100
タイヤを交換したあと、車体の振動な
どの異常を感じたときは、ただちに安
全な場所に停車し、マツダ販売店にご
連絡ください。
タイヤを交換したあとは
バッテリーあがり
鉛バッテリーあがりとは
(1) ブースターケーブル
(2) 正常車の鉛バッテリー
鉛バッテリーあがりのときは
1
12 V
(2)
((1)
'
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万一のとき/バッテリーあがり
7-18
2 本目のブースターケーブルを③→
④の順序で接続します。
③バッテリー正常車の 端子
④バッテリーあがり車のエンジンマウントのボルト
74P70110
バッテリー正常車のエンジンを始動
し、エンジンの回転を少し高めに保
ちます。
バッテリーあがり車のエンジンを始
動します。
取り付けたときと逆の順序で、ブー
スターケーブルを外します。 お近くのマツダ販売店でバッテリー
を完全充電します。
(1) ブースターケーブル
(2) 正常車の鉛バッテリー
(3) エンジンマウント
2
12 V
(2)
(1)
)
*
(1)
(3)
3
4
5
鉛バッテリーからは水素ガスが発生し
ています。水素ガスは、火気や火花に
引火すると爆発のおそれがありますの
で、次のことをお守りください。
・バッテリーを充電するときやブー スターケーブルをつなぐときは、 必
ずバッテリー液面を確認してくだ
さい。バッテリー液面が下限(2)
以下のままで充電などすると、 バッ
テリーが発熱して爆発のおそれが
あります。また、バッテリーの寿命
を縮めるおそれがあります。
バッテリー補充液を上限(1)まで
補充してから、充電などを行なって
ください。
80J1267
・充電は火気のない風通しの良いと ころで、 すべてのバッテリーキャッ
プを外して行なってください。
・④の接続のときに、バッテリーが あがった車の 端子につながな
いでください。発生した火花が水
素ガスに引火し、爆発のおそれが
あります。バッテリーから離れた
エンジンマウントのボルトに接続
してください。
・乾いた布でバッテリーをふかない でください。静電気が発生して引
火のおそれがあります。
6
(1)
(2)
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万一のとき/バッテリーあがり
7-19
鉛バッテリーを交換するときは
バッテリー液は希硫酸です。目や皮
膚につくと、失明などの重大な傷害
を受けるおそれがあります。万一、
付着したときは、すぐに多量のきれ
いな水で洗浄し、医師の診察を受け
てください。
ブースターケーブルは確実に接続し
てください。エンジン始動時の振動
などでブースターケーブルが外れる
と、ドライブベルトや冷却ファンに
巻き込まれるおそれがあります。
ショート防止のため、ブースター
ケーブルの 端子は、バッテリーの端子以外の部分( 端子、ボ
デー、ブラケットなど)と接触させ
ないでください。
は押しがけがで
きません。 も安全のため、押し
がけをしないでください。
鉛バッテリーを交換するときは、次の
ことをお守りください。
濡れた手でバッテリーに触れないで
ください。感電のおそれがありま
す。
走行後の場合は、 30分以上放置し、
バッテリーの水素ガスが抜けるのを
待ってから作業を行なってくださ
い。
オートマチック車
マニュアル車
バッテリーを交換するときは、ブレー
キパイプに当たらないように注意し
てください。ブレーキパイプが変形
するおそれがあります。万一、ブレー
キパイプが変形したときは、自分で
直さず、マツダ販売店で点検を受け
てください。
アイドリングストップシステム装備車
は、高性能な専用の鉛バッテリーを使
用していますので、次のことをお守り
ください。守らないとアイドリングス
トップシステムが正常に作動しなく
なったり、バッテリーの寿命が短く
なったりするおそれがあります。
バッテリーを交換するときは、指定
のバッテリーを使用する(指定外の
ものを使用しない)
→ 8-2ページ(サービスデータ)
バッテリー端子から電気製品の電源
をとらない
鉛バッテリー交換の際、バッテリーや
車両の部品を損傷するおそれがありま
すので、マツダ販売店での交換(有
料)をおすすめします。
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万一のとき/バッテリーあがり
7-20
■ 外しかた
エンジンスイッチを (OFF)
にします。アドバンストキーレスエ
ントリー&キーレスプッシュボタン
スタートシステム非装備車は、エン
ジンスイッチからキーを抜きます。
バッテリーケーブルの 側(1)を
外します。
バッテリー端子のナットは、10
mm スパナ(市販品)などでゆる
めます。
74P70120
上図は代表例です。お車のタイプによ
り異なります。
バッテリーケーブルの 側(2)を
外します。
カバーを開け、ナットをゆるめま
す。取り付け金具(3)を外します。
取り付け金具のナットは、8 mm
スパナ(市販品)などでゆるめま
す。
取り付け金具を外すときは、取り
付けるときに位置を間違えないよ
う、あらかじめ両側のフック
(4)がかかっている位置を確認
してください。
74P70131
バッテリーを外します。
バッテリーは重いため、両手で
しっかりと持ってブレーキパイプ
(6)などに当たらないように取
り出します。
74P70140
ショート防止のため、次のことをお守
りください。
側のケーブルから先に外す
金属工具などにより、 端子と
端子とを接触させない
外したケーブルは、交換時にバッテ
リー端子と接触しないよう、バッテ
リーの側面や離れた場所へ動かす
1LOCK
2
(1)
(2)
(3)
3
(5) バッテリーケースのホルダー部
バッテリーを傾けすぎないでくださ
い。液漏れのおそれがあります。
4
(3)(4)
(5)
(5)
(4)
5
(6)
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Trending: brake, fuses, lock, 4WD, door lock, relay, fuse