TESLA MODEL S 2015 取扱説明書 (in Japanese)
MODEL S 2015
TESLA
TESLA
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TESLA MODEL S 2015 取扱説明書 (in Japanese)
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開く
フロントトランクを開ける方法:
•タッチスクリーンで 「コントロール」 > 「フロントトランク」 の順にタッチするか、キーのフロントトランクボタンをダブル クリックします。•ボンネットを引き上げます。
フロントトランクが開くと、計器パネルにドアオープンインジケーターが表示されます。タッチスクリーンの「コントロール」ウィンドウにもトランクが開いている状態が表示されます。
Model S が通電していない等の極めて稀な状況でフロントトランクを開ける方法は、12ページの「電気が切れた状態で開ける」を参照してください。
閉める
Model S のボディは軽量アルミニウム製です。したがって、ボンネットは自重でラッチがかかるほどの重量はありません。ボンネット フロント端部または中央を無理に押すと損傷することがあります。フロントトランクを閉める方法:
•ボンネットを下げてラッチに触れるようにします。•両手をボンネットのフロント部分 (図示の箇所)に置き、しっかりと押し下げてラッチにはまるようにします。•ボンネットのフロント端部を持ち上げてしっかりと閉まっていることを確認します。
注意: 損傷を防止する方法:
•上の図に示す緑色の領域以外には力を加えないでください。赤色の領域に無理な力を加えると、損傷することがあります。•ボンネットは片手で閉めないでください。片手で閉めると力が一個所に集中し、凹みや波打ちの原因となります。•ボンネットの先端に圧力をかけないでください。ボンネット端部の波打ちの原因となります。•ボンネットを強く閉めたり、落としたりしないでください。
警告: セカンダリーキャッチだけでフードを固定した状態で車両を運転しないでください。
フロントトランク
開ける、閉める11
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内部緊急解除
フロントトランク内の内部解除ボタンを使用すると、トランク内部に閉じ込められた人が脱出できるようになります。この解除ボタンは Model S が停止状態であればいつでも有効です。
内部解除ボタンを押して、フロントトランクを開けて、ボンネットを押し上げます。
注: このボタンは外光に短時間当たった後、数時間光ります。
電気が切れた状態で開ける
Model S の電気が切れた状態、またはタッチスクリーンまたはキーでトランクを開けられない場合は、グローブボックスの下側にある機械式解除レバーを引いてください (最近のモデルには装備されていません)。これでプライマリーキャッチが解除されます。
次に、セカンダリーキャッチレバーを押し下げて、ボンネットを持ち上げます。セカンダリーキャッチに対して掛かる力を解除するには、ボンネットを少し押し下げる必要がある場合もあります。
フロントトランク
12Model S オーナーズ マニュアル
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開ける、閉める
グローブボックスを開けるには、タッチスクリーンの横にあるスイッチを押します。グローブボックスを 5 分間以上開けたままにしておくと、グローブボックスのライトが自動的に消灯します。
注: キーまたは降車後オートロック機能で Model Sを外部からロックすると、グローブボックスもロックされます。Model S をタッチスクリーンでロックしたときは、グローブボックスはロックされません。
警告: 走行時はグローブボックスを閉め、衝突発生時や急停車時に乗員が負傷しないようにしてください。グローブボックス
開ける、閉める13
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開ける、閉める
Model S にサンルーフが装備されている場合、操作するには、タッチスクリーンで 「コントロール」 >「サンルーフ」 の順にタッチします。サンルーフ スライダー バーをドラッグするか、サンルーフの画像にタッチしてそれをドラッグします。サンルーフが選択された位置まで移動します。
「開く」 にタッチすると、サンルーフが最適な位置(風の音を最小限に抑える 75%開)まで開きます。あるいは、スライダー バーをインデント位置までドラッグしてサンルーフを最適な位置まで動かします。サンルーフを最適な位置に設定していても、風の音がうるさい場合(運転速度によります)、窓を少しだけ開くようにします。
サンルーフを完全に開くには 「開く」 に 2 回タッチします。
サンルーフを完全に閉じるには 「閉じる」 にタッチします。
サンルーフの安全機能が障害物を検出すると、サンルーフは閉まりません。障害物を取り除いてもまだ閉まらない場合は、 「閉じる」 にタッチしたままサンルーフのアンチトラップ機構を無効にしてください。
サンルーフを少し開くときは 「チルト」 にタッチします。
サンルーフの開閉中にお好みの位置で止めるには、サンルーフの画像にタッチします。
警告: 同乗者がサンルーフから身体の一部を出さないよう注意してください。走行中に飛んでくる障害物により大けがをする可能性があります。
警告: サンルーフを閉めるときは、同乗者、特にお子さまがサンルーフの開口部から手などを出していないことを必ず確認してください。
確認を怠ると、大けがにつながる可能性があります。注意: 雪や氷が積もっているときは、それを取り除いてからサンルーフを開いてください。雪や氷が積もったサンルーフをそのまま開くと損傷発生の可能性があります。
注意: サンルーフを突き破るようなものは持ち込まないでください。そのようなものを持ち込むと、サンルーフのシール/アンチトラップ機構が破損する可能性があります。サンルーフ
14Model S オーナーズ マニュアル
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開ける、閉める
カップ ホルダーを出すにはアームレストを後ろにスライドします。カップホルダー
開ける、閉める15
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正しい運転位置
シート、ヘッドレスト、シートベルト、エアバッグはそれぞれ連動しており、乗員の安全性を最大限に確保するようになっています。これらの機能を正しく使用することで、保護性能を向上させることができます。
シート位置を正しく設定すると、フロントエアバッグからできるだけ離れた位置でシートベルトを正しく装着することができます。
1.上体を起こし両足をフロアに着けた状態で着座し、シートのリクライニングが 30°を超えないようにします。2.ペダルに足が十分に届き、ハンドルを握ったとき腕が少し曲がることを確認します。胸がエアバッグカバーの中央から 25 cm 以上離れるようにしてください。3.シートベルトの肩ベルトが乗員の首と肩の間を通るようにします。シートベルトの腰ベルトが腹回りに通らず腰回りに密着するように装着します。
Model S のシートにはヘッドサポートが組み込まれていますが、これは調整や取り外しはできません。
運転席シートの調整
1.ランバー サポートを調整する。2.バックレストを調整する。3.シートを前後に移動させる。4.シートの高さと傾きを調整する。
警告: 運転中にシートの調整をしないでください。事故につながる恐れがあります。警告: 走行中にリクライニングしたシートに座っていると、衝突時に乗員が腰ベルトの下に潜り込んだりシートベルトに巻き込まれたりして重傷を負う危険があります。車両走行時は必ず、シートのリクライニングを 30°未満にしてください。
フロントおよびリア シート
16Model S オーナーズ マニュアル
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リアシートの折りたたみ
Model S の分割式リアシートは前方へ折りたたむことができます。
折りたたむ前に、シートやリアシートの足下部分から物を取り除いてください。リアシートバックを完全に平らにするには、フロントシートを前方へ移動させる必要がある場合もあります。
リアシートを折りたたむには、折りたたみ用のレバーを押し、シートを前方へ倒します。
リアシートの引き上げ
リアシートを引き上げる前に、シートベルトがバックレストの裏側に引っかかっていないことを確認します。
シートバックを上方へ引き、所定の位置にロックさせます。
シートバックを前方へ引き、直立位置でロックされていることを確認します。
警告: シートバックが必ず、直立位置でロックされているようにしてください。これを怠ると事故の危険が増します。
ヘッドレスト
シートにはヘッドサポートが組み込まれていますが、これは調整や取り外しはできません。
シートカバー
Model S ではシートカバーを使用しないでください。事故発生時にサイド エアバッグの展開が制限される可能性があります。また、乗員感知システムの精度が低下する可能性もあります。
フロントおよびリア シート
座席と安全拘束具17
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シートベルトの着用
シートベルトとチャイルドシートは、衝突の発生時に乗員を保護する最も効果的な手段です。したがって、シートベルトの着用はほとんどの地域で義務づけられています。
運転席と助手席の両方に、3 点慣性リールシートベルトが装備されています。慣性リールベルトは、通常の運転状況で乗員が快適に移動できるよう自動的に張力がかかるようになっています。チャイルドシートを固定するために、すべての座席の着座位置にALR(自動ロック式巻き取り装置)が取り付けられています。シートベルトを必要以上の長さに引っ張ると、ALRが作動してベルトがロックされます。バックルが外されないかぎりベルトはロックされたままです (24ページの「シートベルト保持式チャイルドシートを取り付ける」参照)。
シートベルトリールは、Model S が急加速、ブレーキング、コーナリング、または衝突の衝撃に伴う力を受けると、乗員の移動を防止するために自動的にロックします。
計器パネル上のシートベルト リマインダーは、座席にいる乗員がシートベルトを着用していない場合に、警告します。シートベルトが着用されないままの状態でいると、リマインダーが点滅し断続的なチャイム音を鳴らします。すべての乗員がシートベルトを着用したにもかかわらずリマインダーがオンのままの場合は、シートベルトが正しく着用されていることを確認するために再度着用し直します。また乗員がいない座席から重い物(書類かばんなど) を移動してください。リマインダーランプが引き続き点灯している場合は、Teslaに連絡してください。
シートベルトを着用するには
1.座席の正しい位置を確認します。
2.ベルトをスムーズに引き出して、ベルトが骨盤、胸、鎖骨の中間点の上、首と肩の間に平らに位置するようにします。
3.ラッチプレートをバックルの中にカチッという音がするまで差込みます。4.安全に固定されたことを確認するため、ベルトを引きます。5.ベルトの対角線部分をリールに向かって引き、余分な弛みを取り除きます。
シートベルトを着用するには
シートベルトが速く巻き込まれすぎないようにするために、バックル近くのベルトを持ち、バックルのボタンを押します。そうすることで、ベルトが自動的に巻き込まれます。ベルトが完全に巻き込む際に邪魔になるような障害物がないことを確認し、ベルトが完全に巻き込まれるようにします。シートベルトが完全に巻き込まれない場合は、Tesla に連絡してください。
妊娠中の女性がシートベルトを着用する
とき
腰ベルトは、腹部のふくらみを避け腰骨のもっとも低い位置にくるように調整します。肩ベルトは胸の中央を通るようにします。詳しくは医師の指示に従ってください。
警告: 事故が発生した場合の衝撃を和らげるため、乗員とシートベルトの間に絶対に物を入れないでください。シートベルト
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シートベルトプリテンショナー
前席シートベルトには、前方向からの激しい衝突の際にエアバッグと連動して作動するプリテンショナーが装備されています。プリテンショナーはシートベルトアンカーとシートベルトウェビングを巻き込み、腰ベルトと肩ベルトの弛みを減らし、乗員の前方への移動を減少させます。
プリテンショナーとエアバッグが衝突時に作動しなかった場合、故障ではなくこれらの作動条件を満たすほどの強い衝撃が存在しなかったこと意味します。
警告: シートベルトプリテンショナーは一度しか作動しません。一度作動したら、交換する必要があります。事故の後、エアバッグ、シートベルトプリテンショナー、すべての関連コンポーネントを確認し、必要に応じて交換します。
シートベルトのテスト
シートベルトが正しく作動することを確認するため、各シートベルトで 3 つの簡単な点検を行ってください。
1.シートベルトを着用している状態で、バックルに最も近いウェビングを素早く引きます。バックルはしっかりとロックされたままでなければなりません。2.ベルトを外した状態で、ウェビングを限界まで引き出します。引き出し操作がスムーズに行えることを確認し、ウェビングに摩耗がないか確認します。ウェビングを引き込ませて、引き込みがスムーズで完全であることを確認します。3.ウェビングを半分引き出した状態で、タング プレートを持ち、前方に素早く引きます。シートベルトが自動的にロックし、それ以上引き出せなくなったことを確認します。
シートベルトがこれらのテストのいずれかに合格しない場合、Tesla にただちに連絡してください。
シートベルトに関する警告
警告: シートベルトは、短距離の運転であっても、すべての乗員が必ず着用しなければなりません。着用しない場合は、事故が発生した場合に負傷や死亡事故につながる危険性が増大します。
警告: 小さなお子さまは適切なチャイルドシートに固定してください。取り付ける際は、必ずチャイルドシート製造元の取扱説明書の指示に従ってください。
警告: すべてのシートベルトが正しく着用されていることを確認してください。シートベルトを正しく着用しないと、事故が発生した場合に負傷や死亡事故につながる危険性が増大します。
警告: ペン、鍵、眼鏡など硬くて先端が尖った物、壊れやすい物を入れた衣服の上からシートベルトを着用しないでください。
警告: ストラップがねじれた状態でシートベルトを着用するのは避けてください。警告: シートベルトは乗員1人につき1本使用します。お子さまを膝の上に乗せたまま、シートベルトを着用するのは危険です。
警告: 事故で摩耗したシートベルトは、シートベルトへの目に見える損傷がない場合でも、必ずTesla に検査または交換を依頼してください。
警告: シートベルトに摩耗の兆候 (擦り切れなど) がある、もしくは何らかの切り込みまたは損傷がある場合は、必ずTesla に交換を依頼してください。シートベルト
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警告: シートベルトを化学物質、液体、埃、ゴミ、または洗浄液等で汚さないようにしてください。シートベルトが巻き込まない、またはバックルで固定できない場合は、ただちに交換する必要があります。Tesla に連絡してください。
警告: シートベルトの弛みを除去することを妨げる、またはシートベルトが弛みを調整することを妨げるような部品の追加や改造はしないでください。ベルトが弛むと、乗員保護の効果が大幅に減少します。
警告: シートベルトの操作を妨げる、または操作に影響を与えるような改造はしないでください。
警告: シートベルトは、未使用時に完全に巻き込まれ、弛みのない状態である必要があります。シートベルトが完全に巻き込まれない場合は、Tesla に連絡してください。シートベルト
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